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太田絵理

出身・在学高校:
静岡県立藤枝東高等学校
出身・在学校:
中央大学
出身・在学学部学科:
商学部経営学科
在籍企業・組織:

ドイツ、ベルリン自由大学に一年間交換留学をしていました。
留学先では経営学部に所属。

ドイツ留学に興味がある方、留学に関する相談受け付けています!


最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日

ドイツの労働環境、働き方、WLBとは

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルリン自由大学 経営学部
  • ドイツ
  • ベルリン
留学期間:
12カ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 80,000円
  • 大学独自のもの 300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ドイツ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<ドイツ語検定3級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<ドイツ語能力B12 ドイツ語検定2級>

留学内容

8月、Tübingen 大学にて一カ月のサマーコースに参加。ドイツ語能力の向上目的(費用は別)
9月~10月半 交換留学先であるベルリン自由大学が用意するプレスクールに通う。6週間のドイツ語の授業に参加。(費用は別)
10月後半~ 本格的に大学の授業がスタートする
Wintersemester: 基礎マネジメント、マネジメント、分裂されたベルリン(冷戦時代のベルリンの歴史)ドイツ語の発音、ドイツ語(6時間/週)
Sommersemester: 経営戦略、インターナショナルマネジメント、ドイツアイデンティティ、ドイツ語(4時間/週)

大学の授業とは別に個人的に調査を進める
ードイツの労働環境、働き方、ワークライフバランスについて日本と比較しながら調査
主にドイツで働いている人、または日本で働いたことのある人にインタビューを実施

留学の動機

第二外国語としてドイツ語を選択。
ドイツ語だけではなく、ドイツの文化、経済、社会問題について授業中に学ぶ。
大学2年生の時に短期でウィーン大学に語学留学をする。
現地(ヨーロッパ)でのワークライフスタイルが日本と異なることを発見。
ドイツでの労働環境、働き方、WLBに興味を持ち、留学を決めた。

成果

ドイツの働き方、労働環境、ワークライフバランスについて様々な人にインタビューをすることができた。
インタビューすることにより、なぜドイツと日本の間で差異が発生するのか、その理由についてインタビューをした人と一緒に考えることができた。また、外国人の目線から日本の労働環境についての改善点を知ることができた。
また、ドイツやベルリンの歴史、社会問題、政治についても学ぶことができた。

ついた力

表現力 問題解決能力 忍耐力 精神力

 ドイツでは授業のみならず、プライベートな時間でも議論することが多かった。当初は相手から意見を求められて発言していたが、次第に自分から意見を伝えるようになり、表現力がかなり高まったと思う。
また、異文化により日本の常識が通じなかったり、不便に思うところが多々あったが、これは変えられないことであるため、自分なりにどう解決すべきか考えるようになった。また、我慢しなければならない状況も受け入れた。

今後の展望

ドイツで学んだこと(労働環境、ワークライフバランス、働き方、社会問題などなど)を利用して、日本の企業に貢献したい。そのために経営コンサルタントになって、様々な企業のお手伝いをしたいと考えている。
そのなかでも人事・組織のスペシャリストになることで、多くの日本企業によりよい労働環境を提供したいと考えている。

留学スケジュール

2015年
8月~
2015年
8月

ドイツ(テュービンゲン)

ドイツ語学習
9:00~12:30 教師による授業
13:30~15:00 チューターによる授業

放課後も様々なイベントが用意される
(ダンス、コーラス、ヨガ、世界の歌、日本の夕べ)
クラス別に遠足が用意されている。私の場合はメルセデスベンツミュージアム、ボーデンゼー

費用詳細

学費:納入総額

75,000 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

テュービンゲンの街並み
費用詳細

学費:納入総額

75,000 円

住居費:月額

45,000 円

生活費:月額

50,000 円

2015年
8月~
2016年
8月

ドイツ(ベルリン)

9月~10月半 交換留学先であるベルリン自由大学が用意するプレスクールに通う。6週間のドイツ語の授業に参加。(費用は別)
10月後半~ 本格的に大学の授業がスタートする
Wintersemester: 基礎マネジメント、マネジメント、分裂されたベルリン(冷戦時代のベルリンの歴史)ドイツ語の発音、ドイツ語(6時間/週)
Sommersemester: 経営戦略、インターナショナルマネジメント、ドイツアイデンティティ、ドイツ語(4時間/週)

大学の授業とは別に個人的に調査を進める
ードイツの労働環境、働き方、ワークライフバランスについて日本と比較しながら調査
主にドイツで働いているドイツ人、日本人、ドイツ日本人以外の外国人 
または日本で働いたことのあるドイツ人、日本人、ドイツ日本人以外の外国人にインタビューを実施

費用詳細

学費:納入総額

63,000 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

60,000 円

ベルリン大聖堂
ブランデンブルク門
費用詳細

学費:納入総額

63,000 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

60,000 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

留学前後で一番変化したことは、政治・社会問題について興味を持つようになったことである。
日本では若者の政治についての興味関心がかなり薄いが、ドイツ人のみならずベルリンに留学に来ていた留学生は政治について興味を持っている人が多かった。世界の政治状況、それに伴う社会問題を把握しており、各人がそれについての意見をしっかりと持っていた。このような人々と交流することにより、次第に私自身も自分の意見を持つことができたし、何よりも多くの知識を得ることができた。

寮で食後、時々難しい問題について話すことがあった

ドイツ語会話の向上にタンデムがカギとなる?

  • 語学力 : その他の言語

留学前はほとんどと言っていいほどドイツ語を話すことができなかった。文法やリーディング、リスニングは日本で取り組むことができたが、ドイツ語を話す機会がなかったため、話すことに自信が全くなかった。
ドイツに行き、留学先の大学やスタムティッシュでタンデムパートナーを見つけたが、当初はやはりドイツ語を話すことにとても消極的であった。しかし、相手も日本語をあまり上手に話すことができなかったので、お互いに自分が話せることは話そうという努力をし、結果的にドイツ語で話すことに苦労することがなくなった。タンデムパートナーとは一年間一緒に勉強をしていたが、徐々に信頼関係がうまれ、相手の前でドイツ語や日本語を間違えることに抵抗がなくなり、その場ですぐに訂正してもらえるということが非常に良い環境であった。さらに、タンデムパートナーから日常生活の中で使うドイツ語をたくさん学ぶことができた。例えば、似た意味を持つ単語でも、状況によってどの単語が一番ふさわしいのか知ることができた。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学先では楽しいこともあれば、苦労することもぜったいあるはずであるが、日本に帰ってきた時その経験は本当にとても貴重なものになる。留学をするかどうか悩んでいるのであれば、思い切って挑戦して欲しいと思う。必ず自分にプラスとなるものを得て帰国するはずであるのだから!!!