留学大図鑑 留学大図鑑

Satoshi Fukuda

出身・在学高校:
横浜市立東高等学校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
国際地域学部・国際観光学科
在籍企業・組織:


最終更新日:2017年01月31日 初回執筆日:2017年01月31日

視野が広がったアイルランド留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・経済・商・観光
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リムリック大学
  • アイルランド
  • リムリック
留学期間:
9ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • 大学独自のもの 1,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 930, TOEFL-ITP 607> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

学部3年生の秋学期から2セメスターにわたるアイルランド留学を経験した。日本の大学では観光学を専攻しているが、留学先の大学では視野を広げるために様々な分野の授業を受講した。最初のセメスターでは、ビジネス・経済系の授業、第2セメスターでは、社会学やアフリカ政治学の授業を受講した。基礎的な知識があまりない分野の授業を学部レベルで英語で学ぶのは大変で、一つ一つの授業・課題に取り組むのに苦労した。生活面では、大学の学生寮に滞在して友人とサッカーをして遊んだり、友人を集めて一緒にご飯をつくって交流したりして、様々なバックグラウンドを持つ留学生達と交流した。セメスター間の冬季休暇中にはヨーロッパ旅行に加え、ウガンダの現地NGOのボランティアプログラムに参加した。

留学の動機

大学入学後あまり刺激がない環境に「ここで何となく4年間大学生活を過ごしたくない!」と思っていたところ、留学のすすめという授業を受講して海外に目を向けることの重要さを実感し、留学を目指すことを決心した。大学の交換留学提携校の中に観光学を学べる大学がなかったため、Comfort zoneから出ることを第1の基準に、定員が1名で日本人があまり留学先に選ばなそうなアイルランドの大学に交換留学を決めた。

成果

英語に関しては、留学を目指すための留学前の準備も含めてある程度上達したと思う。海外経験が大学入学までなかったため、異国での生活や他国の学生との交流を通して、自分がいかに狭い世界で、狭い視野で生きていたのかということを強く実感した。そして何よりも様々な経験を通して、精神的な成長(タフさなど)が大きかったと思う。

ついた力

想像力、行動力、探求力、精神的タフさ力

色んなバックグラウンドを持つ人達と交流する時間を通して、「この人の視点からだとこれについてどう思うだろう、あの人はどう考えるだろう」などと自然と想像することを大切にするようになった。
今まで学んだことのなかった様々な分野の学問にふれて、自分の専攻以外にも山ほど学びたい・学ばなければならない分野があることを認識できて、もっと自分の持つ知的好奇心を満たしていこうと思うようになった。

今後の展望

今後は大学院に進んで、紛争後社会の再構築のためにどのように観光を実践的に活用していくことができるかというテーマの下、平和学・紛争解決学、あるいは国際関係学について学ぼうと考えている。
将来的には、国際機関や国際NGOで勤務して経験を積んで、自分が貢献できる場を見つけたい。

留学スケジュール

2015年
9月~
2016年
5月

アイルランド(リムリック)

学部3年生の秋学期から2セメスターにわたるアイルランド留学を経験した。日本の大学では観光学を専攻しているが、留学先の大学では視野を広げるために様々な分野の授業を受講した。最初のセメスターでは、ビジネス・経済系の授業、第2セメスターでは、社会学やアフリカ政治学の授業を受講した。基礎的な知識があまりない分野の授業を学部レベルで英語で学ぶのは大変で、一つ一つの授業・課題に取り組むのに苦労した。生活面では、大学の学生寮に滞在して友人とサッカーをして遊んだり、友人を集めて一緒にご飯をつくって交流したりして、様々なバックグラウンドを持つ留学生達と交流した。セメスター間の冬季休暇中にはヨーロッパ旅行に加え、ウガンダの現地NGOのボランティアプログラムに参加した。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

25,000 円

セントパトリックスデーに友達とダブリンに行きました
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

25,000 円

2016年
8月~
2016年
12月

スペイン(マドリッド)

United Nations World Tourism Organization (UNWTO・国連世界観光機関)で約5か月間にわたるインターンシップを経験した。昨年5月からUNWTOに赴任された日本人職員の方のアシスタントとして、主にUNWTOのレポート作成のためのリサーチ、ドラフト作成業務(英語)を手伝わせていただいた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

25,000 円

オフィスで業務に取り組んでいる様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

25,000 円

スペシャルエピソード

尊敬する同世代との出会い

留学の冬季休暇中に参加したウガンダでのボランティアプログラムを通して知り合った、ブルガリア人とスロバキア人の学生二人との出会いが特に印象的だった。二人とも完璧な英語を含めて4カ国語話すことが出来て、話し方、説明の仕方、コミュニケーションの取り方などがものすごく上手だった。普段の会話から政治や社会問題などのトピックについて話し合っていて、お互いの知識を追求する姿勢や意識は見習わなければならないと思った。いわゆるグローバルリーダーと呼ばれる人材は彼女達のような人達のことで、こういう優秀で人間的にも素晴らしい人達がこれから社会に貢献していくのかなと思った。この同世代二人に対する尊敬やそこからくる劣等感も含めて、非常に良い刺激を受けることのできた経験だった。

ボランティアの二人と週末にウガンダ国内旅行をした時の写真

痛みにタフになる

  • 語学力 : 英語

私は帰国子女でもなければ私立高校で特殊な英語教育を受けてきた学生でもないため、英語学習は大学入学後に一から始めたようなもので、すごく苦労した。交換留学前に必死に勉強したけれど、実際に留学してみると語学力のせいで傷つくことや辛いことは山ほどあった。グループの会話に入れなかったり、「この人の英語わけわからない」と思っていたら他の人は普通に理解してたり、授業についていけなかったりなど。ただ、いちいち辛いことがあるたびネガティブになっていても仕方がないため、細かいことは気にしないようにしてできることをやるようにした。言語は一日の猛勉強で出来るようになるものではないため、焦らず長期的な視点で付き合っていこうというマインドセットを持つようにした。

留学前にやっておけばよかったこと

・スピーキングを重視した英語学習
・映画や海外ドラマを使った英語学習

留学を勧める・勧めない理由

自分のため、自分の将来進みたい方向に必要であれば留学をすればいいし、必要でなければしなくていいと思う。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の目的やそこでの経験は人それぞれだと思うので、「あなたの留学」を楽しんできてください!