留学内容
上海に留学し、伝統医学を日本で広めるための方法を学ぼうと思いました。実際に上海に滞在することによって、現地の病院や人々の日常で伝統医学が親しまれていることを実感することができました。毎朝体操(太極拳?)している人が多かったり、その他中医学の考え方に根付いた健康法を日常に取り入れている人が多かったです。また留学先大学では伝統医学教育を受け、医療制度などについても見聞きすることによってなぜ中国では伝統医学が現代でも広く親しまれているのかを理解することができました。
最終更新日:2020年09月23日 初回執筆日:2020年09月23日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
中国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
上海に留学し、伝統医学を日本で広めるための方法を学ぼうと思いました。実際に上海に滞在することによって、現地の病院や人々の日常で伝統医学が親しまれていることを実感することができました。毎朝体操(太極拳?)している人が多かったり、その他中医学の考え方に根付いた健康法を日常に取り入れている人が多かったです。また留学先大学では伝統医学教育を受け、医療制度などについても見聞きすることによってなぜ中国では伝統医学が現代でも広く親しまれているのかを理解することができました。
長期に渡り悩んでいた肌荒れ・不眠の症状が漢方やハーブティーなどの伝統医学の利用によって改善された経験があります。そこで、もっと伝統医学を日本で広めたいと思い、伝統医学の本場中国への留学を決めました。
多少不可能そうなことでも、「人に頼んでみる」という行動力がついたと思います。海外に滞在するとなると、様々なハプニングに出くわします。1人だけでは解決できないこともたくさんありますが、私の拙い中国語でも、頼んでみたら助けてくれた人が多くいました。留学を通して、人を巻き込んで問題解決をする力がついたと思います。
開き直り力
生きていると自分ではどうしようもないことや、辛くて悲しいことが起こると思います。私は留学中、いくら気を付けていても体調を大きく崩したり、中国では必須の銀行口座開設に銀行を7つ訪ねなければならないなど様々な困難がありました。しかし精神的に落ち込みすぎると体も不健康になるので、ある程度開き直って自分のできる範囲で解決法を考えたり人に助けを求めるようにしました。人生塞翁が馬です!落ち込みすぎない!
漢方への興味を胸に留学したように、今後も自分の興味や好きなことに素直に行動していきたいです!しかし留学を通し、健康でないと何もできないことを痛感したので、何をするにしろ健康第一に生きていきたいです。
2019年
9月~
2020年
1月
2019年9月から2020年1月
上海中医薬大学国際教育学院で午前中は中国語の授業を受け、午後は伝統医学に関する授業を受けました。授業については、最初のうちは先生の話す速さについていけず大変でしたが次第に慣れていき、楽しくなりました。そして口語の期末テストで先生に、とても上達したと何度も褒められとても嬉しかったです。私は大学の留学生寮の2人部屋で暮らしていました。ルームメイトはインドネシア人でした。おおらか、細かいことは気にしない、私が変なことを言うとケラケラ笑ってくれる、そして私が落ち込んでいた時にチョコレートをくれる、そんな超絶優しい子でした。大好き!部屋がとても狭かったのですが、ルームメイトが最高だったので何も問題はありませんでした。部屋に冷蔵庫が無く、冬にはベランダを自然冷蔵庫にしよう!と思い至りました。ルームメイトと、ナイスアイディアだと自画自賛していました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
大学1年頃から交換学習をしていた中国人の友達が、11月に中国に帰省がてら一緒に旅行してくれました。上海から高鉄で1時間くらいの杭州に実家があったので、杭州を案内してくれました。杭州は西湖などの自然が綺麗な街でした。とても気に入ってしまい、帰国直前に1人で再度旅行にいきました。友達とは久しぶりに会えて嬉しかったことに加え、私の中国語力が以前より上がっていたので前より仲良く慣れた気がしてそれはまた嬉しかったです。そう感じた時の喜びは未だに形容ができません。ガッツポーズをするような喜びでは無く、静かに自分の心の中で嬉し泣きしているような、そんな喜びでした。「中国語を学んでいて良かった」と初めて心から感じた瞬間でした。その友達は日本語がとても上手なので、以前はほぼ日本語で楽しく話していました。中国語でも楽しく話せるようにしたい!と思わせてくれるので、感謝感謝です。
食中毒にかかった話です。実は大学2年で北京に1ヶ月滞在した際、高熱を伴う食中毒にかかり、最後の一週間は部屋で寝ていたと言う経験があります。その時、特に高熱が出た夜中は辛すぎて死にたいと思いました。日本から持ってきた解熱剤を飲んでなんとか生きました。(次の日ちゃんと病院に行きました。)なので今度は食中毒にならないぞ!とだいぶ意気込んでいました。しかし備えは十分しておきました。寮から1番近い病院の位置と連絡先のメモ、胃薬、ビニール袋を常に持ち歩き、衛生的にやばそうな物は口に入れませんでした。しかし、それでもかかる時はかかります。元から自分の胃腸が弱いことは知っていましたが、食中毒の経験は中国でしかありません。油や水が合わないのかもしれません。そして12月のある日、友達と午後から新天地(日本の表参道のような場所)のカフェに行こうと約束していたので、お昼ご飯にマレーシアカレーをデリバリーしました。もちろん店の口コミも確認済みでした。食べ終わった後はお腹いっぱいで少し気持ち悪いな、くらいの感覚でした。そして新天地へ出かけ、友達と合流し、お目当てのカフェに入りました。お洒落だし味も良かったのですが、だんだん気持ち悪さが増してきてカフェを出た後にショッピングモールのトイレに行きました。吐き気がすごく本当に気持ち悪かったのですが吐けず、友達にタクシーを呼んでもらい帰ることにしました。そして外に出てタクシーを待っている時に吐きました。タクシー内でも吐きました。寮のそばに到着し吐きました。そこで吐き切ったのか、吐き気が収まり視界がはっきりしました。ビニール袋のおかげで何も汚さずに済みました。部屋に帰るとルームメイトがどうしたのと心配してくれ、注文したポカリを受け取りに行ってくれました。まだお腹が痛く、眠れないと思いましたが眠れたので次の日病院に行きました。持つべきものは友達とビニール袋です。
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