留学内容
清華大学の国家重点実験室摩擦研究所にて、トライボロジーの研究に従事。エネルギー効率の高い機械システム設計のために、機械摺動部における摩擦損失の低減が求められている。清華大学ではそれを実現するために超潤滑と呼ばれる現象のメカニズム解明に取り組んだ。
最終更新日:2020年10月21日 初回執筆日:2020年10月21日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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中国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル |
清華大学の国家重点実験室摩擦研究所にて、トライボロジーの研究に従事。エネルギー効率の高い機械システム設計のために、機械摺動部における摩擦損失の低減が求められている。清華大学ではそれを実現するために超潤滑と呼ばれる現象のメカニズム解明に取り組んだ。
日本に来ている優秀な留学生の姿を見ていて、自分も負けて至れないと感じたから。日本を出て様々な国の人とともに仕事をして自分の専門領域の見識を深めるとともに、異文化理解や語学力を向上させたいと感じたから。
清華大学で得られた研究結果で修士号を修了できたこと、研究チームが投稿する論文のデータを取得できたこと。
ふるまい力
留学期間中だけでなく、前後においても様々なプレッシャーをかけて来る人がいるが、そういった人たちに対して自分の考えをうまく伝え、思い通りに動かすできるようにする力が身につきました。
今回の留学を通して日本以外の国で仕事する人の姿をイメージすることができた。ファーストキャリアが日本であっても、将来的に海外で仕事をしたいという気持ちを強く持った。
2018年
9月~
2020年
1月
全期間を中国の清華大学で過ごし、もっぱら研究活動を行なっていた。日本の大学院生と同様に毎日研究室へ行き、実験を行っていた。研究チームは私以外は全員中国人学生で、研究所内の留学生数も多くはなかった。
大学内の学生寮は中国人と留学生が一緒に住むタイプの部屋を借りて生活していた。学生寮内の中国人や様々な国から来た留学生と交流する機会があり、英語と中国語の両方を日常的に使用する生活をしていた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
中国の黒竜江省の地方政府を訪問した際に、現地政府の役人の方から第2時世界大戦中に日中間の激しい戦闘があったことについて、日本人はどのように考えているのかと問われました。役人達との様々な話の中から日本人の勉強する歴史と中国人の勉強する歴史の違いに直接触れることができたのは貴重な経験でした。
清華大学は中国でNo.1大学ですが、学部によっては英語が話せない学生も多くいます。文系の学生は概ねみな流暢な英語を話すのですが、理系では英語を話せる学生の割合が減少します。生活面だけでなく、研究面にも影響を出さないためにも信頼関係を構築できるレベルの中国語や、研究で使用する基礎的な単語は覚えておくと現地での生活に大きく役立ちます。
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