留学内容
ミラノの街並みの成り立ちの調査、ヨーロッパ各国のコミュニティデザインや暮らし方の調査を行った。また、アートやプロダクトなど建築に限らない総合的なデザイン力を習得するため、ミラノ工科大学の教授であるDavide Fabio Colaciの元でのプロジェクトに3ヶ月間参加し、デザインの世界的な祭典であるミラノサローネに出展するためのデザインに携わった。インターン中には現地学生や所員と共にイタリアの伝統的な建築物であるパラッツォの改修コンペティションに共同応募した。
最終更新日:2020年11月09日 初回執筆日:2020年11月09日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 765点> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
ミラノの街並みの成り立ちの調査、ヨーロッパ各国のコミュニティデザインや暮らし方の調査を行った。また、アートやプロダクトなど建築に限らない総合的なデザイン力を習得するため、ミラノ工科大学の教授であるDavide Fabio Colaciの元でのプロジェクトに3ヶ月間参加し、デザインの世界的な祭典であるミラノサローネに出展するためのデザインに携わった。インターン中には現地学生や所員と共にイタリアの伝統的な建築物であるパラッツォの改修コンペティションに共同応募した。
将来東京でまちづくりの仕事に携わりたいが、外へ出たことのない私には"何が東京に固有の魅力か"を知るすべがなかった。東京とルーツを同じくするミラノの街で生活する中で、魅力を見出す目を養いたかった。
ミラノの街並みと各国のコミュニティデザインの調査については自身のウェブサイトにまとめている。インターンを通しては日伊の設計観の違いにふれ、その対比の中で私自身のセンスを養うことができた。私生活では各国の建築学生との会話の中で、客観視してこられなかった自国の文化を再解釈することもできた。
魅力を見出す力
帰国後には現地で出会ったデザイナーや工房の生み出す素晴らしい手仕事を販売するウェブサイトを立ち上げた。初月で10万円の利益を出すことができ、魅力を見出しプレゼンする力に大変自信がついた。現在でもそれらの素晴らしさを紹介しつつコロナ禍での彼らの収益の援助になればと活動を続けている。
https://tadekui.thebase.in/
今後はインテリアデザインの仕事につき、ミラノで培ったデザイン力を生かしていきたい。そこで実績を積んだのち、セカンドキャリアとしてまちづくりの仕事に貢献できたらと考えている。
2019年
2月~
2019年
12月
ミラノの街並みの成り立ちの調査、ヨーロッパ各国のコミュニティデザインや暮らし方の調査を行った。アートやプロダクトなど建築に限らない総合的なデザイン力を習得するため、ミラノ工科大学の教授であるDavide Fabio Colaciの元でのプロジェクトに3ヶ月間参加し、デザインの世界的な祭典であるミラノサローネに出展するためのデザインに携わった。課外活動では大学が主催するフィールドトリップへの参加、また現地のデザイナーとのコンペの協働応募も達成した。
学費:納入総額 220,000 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:渡航費、保険、旅行等 960,000 円 |
学費:納入総額 220,000 円 |
住居費:月額 70,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:渡航費、保険、旅行等 960,000 円 |
留学に来るまでの二年間は、授業や研究室のプロジェクト、事務所での設計の仕事などが重なり、倒れたこともあるほどめまぐるしい毎日を送っていました。建築がとても大好きだったので、その生活に全く疑問や苦を感じていませんでしたが、イタリアへ来て考えが変わりました。出会う人々は皆毎日の食事や自分のための時間、友人との会話を何より大切にしていました。初めは何もしないで休日が過ぎることに焦りを覚えたこともありましたが、彼らは何げない会話の中で議論をしていて、私よりずっと博識でした。働けるだけ働いてしまう自分の悪い面を認識し、毎日の暮らしの中に幸せを増やすことができた一年間でした。
留学に来てすぐ、パリで一人旅をしていた際に夜の地下鉄の改札付近で携帯をすられた。翌日朝の飛行機でミラノに帰るにも関わらず、チケットは携帯のアプリにあるのみだったためとても焦った。フランス人はなかなか英語で喋ってくれないため、何人もの人に警察までの道を聞くことになり、警察で被害届を出したあとはネットカフェでeチケットを印刷した。焦らずに落ち着いて対処することが大切だと学んだ。
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