留学大図鑑 留学大図鑑

ゆーき

出身・在学高校:
私立錦城高等学校
出身・在学校:
芝浦工業大学
出身・在学学部学科:
理工学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2021年01月08日 初回執筆日:2021年01月08日

次世代ロボットの可能性を探しに

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Scuola Superiore Sant'Anna
  • イタリア
  • ピサ、
留学期間:
11ヶ月
総費用:
2,250,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC595点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 805点>

留学内容

次世代のロボットの可能性をソフトロボット・生態模倣ロボットに見出し、それを最前線で学びたいと思い留学を決意した。その研究を最前線で行うイタリアのピサにあるscuola superiore sant'annaの研究室を留学先へと選んだ。そこでvisiting studentとして受け入れてもらい、現地の生徒や研究員の方々と実際に議論し、一緒に手を動かすことで、知識や技術を肌で感じながら学びを最大化させることができると思いプロジェクトに参加し、活動を行った。結果、自分の知りたかった知識や技術を知れたことはもちろん、日本で感じることのできないイタリアならではの研究への考え方、仕方、姿勢に接することができ、自分の価値観や考え方が大きく広がったように感じる。

留学の動機

自分の留学への動機は4つある。
1.生態模倣ロボット・ソフトロボットを最前線で学びたいから
2.海外という舞台で、活躍してみたかったから
3,英語力を鍛えたかったから
4.自分で計画して行動に移す大きな決断がしたかったから

成果

学術的な成果は、研究プロジェクトへの貢献と共同論文への執筆である。
他、留学内で目標としていた英語力の向上については、TOEICのスコアが600→800点へと向上した点である。

ついた力

決断力

自己成長を可能にするのは決断し挑戦することにあると考えている。留学では、留学に行くと決めるとこから帰国するまで、多くのことを意識的に決断しなくてはいけない。その多くが挑戦であり、避けては通れないことである。それらを乗り越えることで決断する力やスピード、自信が身に付き、自己成長することができる。その良質なサイクルに一度身を置くことで自信を成長させ続けることができる。

今後の展望

多様な価値観や文化に触れることで、自己への理解と視野を広げることの価値に気づかされた。今後、私はたくさんの国に行き、そこで様々な文化や人たちと接し仕事をしていきたいと考えている。自分の力がどこまで通用するのかわからないが、自分が目指すグローバルリーダーを目指し、ワールドワイドに活躍していきたいと考えている。

留学スケジュール

2019年
4月~
2020年
2月

イタリア(ピサ)

約11ヶ月間、visiting studentとして研究室に所属させてもらい、現地の生徒や研究員の方達と共同研究を行った。主に生態模倣ロボットに関する研究を手伝わせてもらい、頻繁にディスカッションや実験を共同で行った。研究成果として、かにの歩行について観察し、ロボット制御に必要なデータを取得、解析などを行うことで研究へ貢献することができた。研究を共同で行う上で交友関係はとても大切であり、いかに仲良くなれるのか日々考えていた。自分なりに考え、日本食パーティーを開いたり、逆に積極的に参加したり、名前付きの箸をあげたりしたことはとても好感触であったと思う。どこに行っても何をするにしても周りには様々な人がいて、その人たちといかに交友を深め、協力していくことができるのかがとても大切なことであると感じた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:交通費、服、旅行など

60,000 円

お別れ会
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

40,000 円

項目:交通費、服、旅行など

60,000 円

スペシャルエピソード

人生初めての大喧嘩

10日間、ルームシェアしていたパキスタンの友達と旅行に行った。お互い慣れない海外での旅行だったので疲れが溜まっており、その中で旅行の楽しみ方や計画性、食べ物の好き嫌いなど小さなすれ違いが積もり、お互いの不満が爆発し口喧嘩をした。今までの人生で大きな喧嘩を人としたことがなく、本気で言いたいことをぶつけ合うことはしたことがなかった。相手は言いたいことを声に出していうタイプだったこともあり、自分を曝け出すことができたのかもしれない。初めての大喧嘩に加え、初めての英語での喧嘩だった。自分でも驚くほど自然に英語が出てきて面白かった。喧嘩した後は、スムーズに仲直りができ、より仲が深まったように感じた。言いたいことを素直に口にすることは、言えば簡単だがなかなか日本人には難しいことであると思う。留学中に経験できたのは今思えば良かったと思う。生涯この喧嘩は忘れられない、自分にとってとても大切な経験だった。

パキスタンの友達と旅行

ガツガツ話にいく!

  • 語学力 : 英語

私は、簡単な挨拶ほどしかできない英語力で留学がスタートした。この状態だと人と話す自信がなく、なかなか話しかけるには勇気が必要である。ちゃんと話せなかったらどうしよう、相手に嫌な思いをさせてしまったらどうしようなどネガティブな思考に陥りがちである。自分もそうだった。しかし、私は話しかけず後悔するより、話しかけて後悔する方が全然いいことに気づいた。何よりも挑戦した自分が誇らしく感じること、話しかけて後悔することはほとんどないことに気づいたからである。自分が思うほど相手は自分のことを何とも思っていないことがほとんどである。逆に、話さない人の方が気味悪がられるように感じた。よって英語力がなくて、不安になってもガツガツ自分から話しかけても良い。そうすれば自ずと英語力は身に付くので失敗を恐れず積極的に話しかけることが大切である。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学を控えているみなさん!
これから大変で苦しくて困難なこともたくさんあると思いますが、全てが自分の成長へと繋がる貴重な機会になると思います。しかし、無理に頑張らなくても大丈夫です。諦めても大丈夫です。自分のできる範囲で頑張ってください。様々なプレッシャーの下、留学にいくことになると思いますが、楽しむことを忘れず、楽しかったと満足のいく留学にしてもらればと思います!