留学内容
・医学部の臨床実習(病院実習)(整形外科・外傷学と麻酔科・集中治療)
整形外科:カンファレンスへの参加、外来見学、手術見学。
麻酔科:講義、手術麻酔見学、ICU見学、BLS実習。
・臨床現場で実習を行うことで、現地の医療体制を知り、課題やメリットを学ぶ。
・ヨーロッパの医学教育のシステムを知る。
・チェコに住むバディとの交流や街での生活を通じてチェコの文化を体験する。
・寮で暮らすことで、世界各国からの留学生と人脈を作る。
最終更新日:2023年11月07日 初回執筆日:2023年11月07日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL iBT 91> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
・医学部の臨床実習(病院実習)(整形外科・外傷学と麻酔科・集中治療)
整形外科:カンファレンスへの参加、外来見学、手術見学。
麻酔科:講義、手術麻酔見学、ICU見学、BLS実習。
・臨床現場で実習を行うことで、現地の医療体制を知り、課題やメリットを学ぶ。
・ヨーロッパの医学教育のシステムを知る。
・チェコに住むバディとの交流や街での生活を通じてチェコの文化を体験する。
・寮で暮らすことで、世界各国からの留学生と人脈を作る。
幼い頃から留学に憧れがあり、3年次で研究留学に行く予定でしたが、コロナで中止になってしまいました。「トビタテを辞退したくない」という気持ちと「海外の病院で臨床を経験したい(医師になってからよりも学生実習という形式のほうが行きやすい)」で留学を決意しました。
ヨーロッパで暮らすことで、現地の文化を経験し、成長したいと思い、提携大学であるチェコのカレル大学に行くことにしました。
学んだこと:①チェコの医療情勢
・医療費が全額負担。
・女性医師が多い。
・外国での就職を目指す人もいる。
②ヨーロッパの医学教育
・Erasmus制度で、留学が盛ん。
・実習は参加型ではないが、科ごとに課される試験(卒業要件)がハードで、知識が豊富。
・英語が堪能。
気づいたこと:日本の良さ
日本の医療はホスピタリティがある!医療レベル以上の丁寧さが特徴的。
多少のことは気にせず乗り越える力
チェコでの病院実習は、自ら質問に行く必要がありました(先生が教えてくれることが多い)。「こんなことを聞いたら呆れられるかな」「英語、合ってるかな」と不安はありましたが、限られた時間でしっかりと学ぶため、飛び込む度胸が身につきました。また、世界各国の留学生の友人ができ、文化の違いや言語の壁があるため、些細なやり取りで落ち込むこともありましたが、深刻に捉えず、笑顔で振る舞えるようになりました。
・専門性を高め、分野によっては再度留学に挑戦したい。
スポーツドクターを目指そうと考えています。
・留学を支援する。
大学生や高校生に留学の良さを知ってもらい、可能性を広げるお手伝いをしたいです。医学部でも留学できます!
・ホスピタリティのある医師になる。
チェコに行くことで気づいた、日本では当たり前だと思っていた「丁寧な医療」を提供できる医師を目指します。
2023年
1月~
2023年
2月
医学部選択性臨床実習(病院実習)
・整形外科
8:00 朝カンファレンス
9:00~12:00 手術見学、外来見学ー曜日ごとに診療のある細かい専門分野が決まっており、毎日違う指導医について、午前中を過ごしました。先生が学生を呼んで、指導をしてくれることはなく、自ら気になったことを聞きに行くスタイルでした。先生と患者さんはチェコ語で話すため、翻訳機を片手に会話についていくのが必死でした。
ランチはSVととり、休憩しながら保険制度や両国の課題についてディスカッションをしました。
・麻酔科
ヨーロッパの留学制度Erasumusに合流し、他の留学生と一緒にプログラムに参加しました。
8:30~12:00 レクチャー、手術麻酔見学、ICU見学、BLS実習
大学病院を中心に、関連病院(移植、外傷専門)での実習もありました。基本的には見学型で、先生が説明しながら案内してくれました。
その中でも、グループの学生が積極的に質問や議論をしていて、圧倒されました…。
住居は、留学生用の寮を借りました。
特に大きなトラブルもなく、友人もたくさんできました。共用のキッチンで、自国の料理を作って持ち寄ったり、旅行に行ったり、楽しい日々を送りました。
また、バディがとても優しくしてくれて、週末はバディを含むグループで遊びに行ったり、お家で映画を観たりしました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 40,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:旅行など 50,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 40,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
項目:旅行など 50,000 円 |
チェコで日本人の友人ができました!
別のコミュニティを通じてInstagramで繋がっていた同い年の医学生の子に会いに隣の街へ。たくさんお話して仲良くなり、そのまま一泊二日の旅行に行くことに!やはり、母国語が通じる安心感は大きかったです。
帰国後も会うことができ、これからも良い刺激を与えあえる大切な友人です。
ヨーロッパは留学が盛んなので、実習グループのメンバーが同じ大学から来ていたり、既に関係性ができていたりすることも多く、友人の輪に入れないと感じたことがありました。日本と違って、わざわざ気を遣って話しかけてくれる人がいなかったとき、少し寂しかったです。
しかし、実際に話しかけてみると気さくに接してくれることが多く、遠慮しすぎだったと気付きました。
英語で自分の意見を話すことに慣れておらず、「もっと話せるはずなのに」と思うことが多くありました。日本では実習中も質問をする習慣があまりなかったため、質問が思い浮かばず、積極的に発言するメンバーに置いていかれているような焦りもありました。そこで、分かっていることも「確認」という意味で質問することにしました。積極性も示せるし、自分自身も達成感を得られました。