留学内容
日本の今の環境対策が単純に言うと「自然を人に合わせる」ようなものであり、違和感を感じたため、人が自然に寄り添うように人々の生活スタイルを変えられないだろうかと思い、「自然と共生するヒケツ」をテーマに留学をしてきました。
まずサマーキャンプに参加しました。ヘルシンキなどを回り、フィンランドの大まかな環境対策を知ることが目的でした。目的通り沢山の発見を得ることはできましたが、大体の日程が一つの大学の寮のようなところに滞在して音楽やスポーツの授業を受けるものでああったこと、参加者が全員アジアの子たちでフィンランドの子と交流する機会があまり持てなかったことなど想像と違ったこともありました。しかし最終的に、様々なアジアの国の子と仲良くなったり、文化のシェア等ができたので良い経験になりました。
次に小さなエコビレッジに近いところで2週間ボランティアをしました。エコビレッジの生活は理想に近いのではないかと考えており、まずはそれを体験しようと考えていました。はじめは予想以上のエコさに驚き、不安にもなりましたが、すぐに慣れたうえに、オーナーとサステナブルな暮らしの実現についてディスカッションしたり、他のボランティアの子とフィンランドの暮らしについてのインタビューなど会話をしたり、様々な所に連れて行ってもらったりなど、予定以上の経験をして、留学テーマへのヒントを得ることができました。
最後は荒野ガイド、NordicByNatureに伺いました。私が思っているのと違う視点からサステナブルについて知ることが目的でしたが、それはしっかり達成できたと思います。今の暮らしをサステナブルにするという視点ではなく、そもそも生きるのに必要なものは何かという視点からサステナビリティについて考えを深めることができました。また、ヨエンスーの町を自転車で回ったりとフィンランドについてより広く知ることもできました。