留学内容
網膜色素変性症の原因遺伝子の一つとして知られるEYS遺伝子の働きについて、オートファジーとの関連を調べるために実験を行った。仮説を立てて実験をデザインし、結果の考察を通じて仮説を調整してまた実験を行うことを繰り返す中で、研究における思考法や姿勢を学んだ。
また、網膜疾患全体の現状についての理解を深めるために、他の網膜研究に関する論文を読んだり、学会に参加して勉強したりする時間も積極的に取った。特に学会への参加では、シートを使った最新の治療法や今後に向けて注目されているアプローチなど多くのことを学ぶことができた。
国際性向上のために現地でインテルカンビオに参加したり、レジデンスで出会った世界中からの学生たちと交流会を開催した。インテルカンビオでは南ヨーロッパ地域の人々の働き方や休日の過ごし方などのライフスタイルを主に知ることができた。また、レジデンスでの交流会では、より深く掘り下げた感覚や考え方について話し合うことができた。