留学内容
1テーマ
静岡をバンクーバーのような世界的都市にするために観光事業、まちづくりについて学ぶ
夢であるフライトアテンダント(FA)になるために現地の養成学校や、空港でインタビューをする
2,計画
〈概要〉
日本は住みやすい国として世界でも評価が高い。しかし、都市別に見れば東京や大阪などに限ったことであり、静岡という地名はランキングに登場しない。静岡県は自然に恵まれ、多くの特産品や観光スポットがある。気候も冬は暖かく、夏は他県よりも暑くない。つまり、バンクーバーと気候や環境がよく似ている。世界的に評価の高い都市であるバンクーバーのまちづくりや観光事業、航空事業を調査し、静岡県と比較することにより、双方の長所と短所を発見し、地域活性化のヒントを得ることができた。また、バンクーバーの人々にも静岡の良さを伝え、その反応を調査した。
〈実施したこと〉
・バンクーバーが住みやすい街として評価される理由を知るため、名所や特産物、まちづくりやアピールの手段について、役所や観光会社を訪問し調査した
・市街を自分の足で歩き、感じたことや気付いたことを全て記録した
・市民と観光客にバンクーバーの魅力を聞き、挙げられた項目についてまとめた
・バンクーバーの人々に静岡の魅力を紹介し、感想や意見をインタビューした
・集めた情報を整理して、静岡の活性化に何が必要なのかを考える
・バンクーバーにあるFA養成の専門学校を訪問し、コース内容、FAになるに必要なことなどをインタビューした
・バンクーバー国際空港を見学した
・FAさんにインタビューし、 FAになるまでの経緯、仕事のやりがい、心構え、努力していることなどを聞いた
3結果
バンクーバーの市役所を訪れた際、住民の申請などはほとんどインターネット上ででき、移住民の方にインタビューした際にも、移住の手続きなどで市役所に行ったことはほとんどないと言っていたほどデータ化が進んでいた。
→静岡ももっとデータ化を取り入れ、住民が簡単に申請でき、暮らしやすい街にするべきだと思った。まだまだ日本の役所は多くの人で混雑しており、使用の不便さを感じる事が多々あると思うのでとても参考になった。
また、バンクーバーの街並みは駅の周りはブロック調のレトロな感じで、中心部に近づくにつれ洗練されたビル群が立ち並ぶと言ったメリハリのある街づくりとなっていた。
→対して静岡は歴史的建造物である駿府城の真隣に近代的な歴史博物館が建っているというような特にメリハリのない街づくりになっている。レトロな街ならレトロに、歴史な街と近代的な街が混ざっているので街づくりにメリハリをつけたらより魅力的になると思った。
そしてFA養成学校4校に訪問し、インタビューした際にはFAに必要な能力、それをどんな授業でどうやって学ぶ事ができるのか、コース内容や、FAについて学ぶ事ができた。
→元FAの方にインタビューできる機会があり、インタビューした際に特に印象的だったことは、FAには意外と体力が必要だということ。自分は今までFAには英語力と対応力ばかりが必要だと思っていた。だが,短いスパンで多くの国を周る時差に左右されつつ、長い時には十数時間ほぼ立ちっぱなしのにフライトに耐える体力が必要なのだとわかった。自分もそんな仕事に耐えられる体力と気力を鍛えていきたいと思う。