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山梨ひなた

出身・在学高校:
静岡県立静岡高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

カナダ留学、高校生留学についての相談乗ります!


最終更新日:2024年05月15日 初回執筆日:2024年05月15日

静岡を世界都市にしたい!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・観光,航空事業について企業インタビューやフィールドワーク等
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • international house Vancouver
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
5週間
総費用:
850,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 570,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検二級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級>

留学内容

1テーマ
静岡をバンクーバーのような世界的都市にするために観光事業、まちづくりについて学ぶ
夢であるフライトアテンダント(FA)になるために現地の養成学校や、空港でインタビューをする
2,計画
〈概要〉
日本は住みやすい国として世界でも評価が高い。しかし、都市別に見れば東京や大阪などに限ったことであり、静岡という地名はランキングに登場しない。静岡県は自然に恵まれ、多くの特産品や観光スポットがある。気候も冬は暖かく、夏は他県よりも暑くない。つまり、バンクーバーと気候や環境がよく似ている。世界的に評価の高い都市であるバンクーバーのまちづくりや観光事業、航空事業を調査し、静岡県と比較することにより、双方の長所と短所を発見し、地域活性化のヒントを得ることができた。また、バンクーバーの人々にも静岡の良さを伝え、その反応を調査した。
〈実施したこと〉
・バンクーバーが住みやすい街として評価される理由を知るため、名所や特産物、まちづくりやアピールの手段について、役所や観光会社を訪問し調査した
・市街を自分の足で歩き、感じたことや気付いたことを全て記録した
・市民と観光客にバンクーバーの魅力を聞き、挙げられた項目についてまとめた
・バンクーバーの人々に静岡の魅力を紹介し、感想や意見をインタビューした
・集めた情報を整理して、静岡の活性化に何が必要なのかを考える
 ・バンクーバーにあるFA養成の専門学校を訪問し、コース内容、FAになるに必要なことなどをインタビューした
・バンクーバー国際空港を見学した
・FAさんにインタビューし、 FAになるまでの経緯、仕事のやりがい、心構え、努力していることなどを聞いた
3結果
バンクーバーの市役所を訪れた際、住民の申請などはほとんどインターネット上ででき、移住民の方にインタビューした際にも、移住の手続きなどで市役所に行ったことはほとんどないと言っていたほどデータ化が進んでいた。
→静岡ももっとデータ化を取り入れ、住民が簡単に申請でき、暮らしやすい街にするべきだと思った。まだまだ日本の役所は多くの人で混雑しており、使用の不便さを感じる事が多々あると思うのでとても参考になった。
また、バンクーバーの街並みは駅の周りはブロック調のレトロな感じで、中心部に近づくにつれ洗練されたビル群が立ち並ぶと言ったメリハリのある街づくりとなっていた。
→対して静岡は歴史的建造物である駿府城の真隣に近代的な歴史博物館が建っているというような特にメリハリのない街づくりになっている。レトロな街ならレトロに、歴史な街と近代的な街が混ざっているので街づくりにメリハリをつけたらより魅力的になると思った。
そしてFA養成学校4校に訪問し、インタビューした際にはFAに必要な能力、それをどんな授業でどうやって学ぶ事ができるのか、コース内容や、FAについて学ぶ事ができた。
→元FAの方にインタビューできる機会があり、インタビューした際に特に印象的だったことは、FAには意外と体力が必要だということ。自分は今までFAには英語力と対応力ばかりが必要だと思っていた。だが,短いスパンで多くの国を周る時差に左右されつつ、長い時には十数時間ほぼ立ちっぱなしのにフライトに耐える体力が必要なのだとわかった。自分もそんな仕事に耐えられる体力と気力を鍛えていきたいと思う。

留学の動機

もともと兄が交換留学や、ホストファミリーをしていた関係で小学生の頃から外国人と触れ会う機会が多かった。自分もいつか留学したいと思っていたが、母子家庭で母の負担になると思い、大学生になってから奨学金を使って留学しようと思っていた。でもトビタテを見つけたことでこれなら母にあまり負担をかけず自分がやりたいことを我慢せずに好きなことを自由に探究できる留学ができると思った。

成果

トビタテに応募したことで人間的に成長した。留学する前までの私は何か新しいことをしたり、人前で話すことや質問したりするのが苦手だった。また自分の将来についてあまり真剣に考えた事はなかったが、自分が本当に好きなこと、やりたい事は何なのかと言うことを改めて真剣に考え、そのために自分に必要なことを自分から行動を起こしやり遂げる事ができた。今は何事にもチャレンジしたいと思っている!

ついた力

飛び込み力

現地にて訪問しようとしていた企業に再度アポを取ってみた際、訪問の予定が全て無かったことになっておりどうしようかと思ったが,慌てずもう一度メールや電話でアポを取り訪問する事ができた。日本人スタッフがいない所でも全て英語で対応したが怯む事なく冷静に対処できた。留学する前の自分では考えられない。自分から行動したり、誰かに質問したりする事が苦手だったのでそういった環境に自ら飛び込む勇気がついたと思う。

今後の展望

現在は海外大学に興味があり、情報収集している。トビタテでの留学経験を活かし、アンカンタブルゾーンへと自ら飛び込んで行きたいと思う。海外大学という周りを英語に囲まれる環境の中で英語で自分が学びたい専門知識を学べる機会を得ることにとても魅力を感じている。そして将来は世界中を飛び回るフライトアテンダントとなり、たくさんの人を笑顔にしたいと思う。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

カナダ(カナダ(バンクーバー))

<期間> 5週間
<平日>
8:00-13:30 international house Vancouver (語学学校) にて英語の授業を受ける
13:30- 15:30 元地の 観光会社•FA養成学校•市役所•にてインタービュー &見学(個人で)
15:30-19:00 バンクーバー市内にてフィールドワーク(友達と)
    (歩き回り気づいたこと、街づくりの観点からヒントになりそうな事,市民の声を調査)
19:00- 20:00 ホストファミリー宅にて夕飯
20:00-21:00 その日のフィードバック、まとめ

〈休日①〉友人と遊ぶ事が多かった
10:00- • 友人とショッピングモールにて食事、ショッピングを楽しむ
      •自然公園にてサイクリング
      •ビーチにて遊ぶ      … etc
<体日②> 探究活動(友達と)
10:00-   •空港見学
      •バンクーバー市外にてフィールドワーク(バンクーバーとの比較)

〈活動•生活を通して〉
まず第一に言えることはとても充実した留学だった。勉強と探究活動、遊びをバランスよく生活できていたと思う。探究活動でも遊びでもバンクーバーで経験することはどれも新しく,新鮮で時には予期していない事が起こったり、少し治安が悪いところで緊張したりすることもあったが全てが自分にとって素晴らしい経験になった。出会った友達とは今でも連絡を取り合っているし,留学でしか出会えなかった縁があると思う。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

カナダで出会った友達
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私は留学する前まで、現地に日本人の留学生がいても関わらないようにしようと、日人を避けようとしていた。だが、語学学校初日の授業は難易度の高いクラスに割り当てられてしまい、授業も全然分からず、クラスの子もみんな英語がぺラペラで、友達もいきなりは作れず途方に暮れてしまっていた。そんな時クラスに1人だけいた日本人の子が放課後に話しかけてくれ、その子を通じてクラスに馴染むことができた。難しく、諦めようかと思ったクラスもせめてその子がいる時まではがんばろうと踏ん張る事ができた。留学において、日本人や外国人というのは関係なくて.この留学でしか出会えなかったであろう全ての縁に感謝すべきなのだと学んだ。

留学で出会った友達

とりあえず足を運ぶ!

  • 留学先探し : 語学学校

語学学校や,ホームステイ先を選ぶのはまずはエージェントから選ばなければならない。だが,ウェブ上で探しても、どこが良いのか,どの語学学校にしたら良いか,コース内容や雰囲気がいまいち掴めない。そんな時は留学エージェントが開催する留学フェアに実際に行ってみる事が良いと思う!自分はどこの国に行きたいかもまだ決まっていない時に東京で開催していた留学フェアに参加し,カナダのinternational houseという語学学校に行こうと決めた。参加していたいろいろな国のそれぞれのの学校のブースに行き学校運営者や、先生による学校の説明を受ける事でその学校の雰囲気、学べる事がよくわかった。ぜひ足を運ぶところから始めてほしい。

私はこういう留学フェアに参加した!

真似っこしよう!

  • 語学力 : 英語

留学で多くのハードルに思う英語だが、正直そんなに不安に思わなくて大丈夫だ。現地では最低中学英語ができればなんとかなるし、とにかく意味が分からなくても真似っこして自分の中に会話としての英語を取り入れていくことが英会話の上達につながると思った。特に1カ月くらいのショートで行く人は限られた時間の中で英語の上達をしたいならとにかくノリと雰囲気を大切に、きき慣れないことや会話する上でよくみんな言うあいづちの言葉などを真似っこしてみると良いと思う。

みそ汁がいちばん!

  • 生活 : 食事

楽しく、ホームシックも何もなかったカナダでの留学生活で一番つらかったことは日本食が食べらなかったことだ。あらためて日本食ゃアジア料理のおいしさやヘルシーさに気づいた。そこで役に立ったのが粉末のみそ汁だ。お湯さえあればすぐつくれるし、種類も豊富なのでなんとか5週間のりきることができた。ご飯は体力の回復だけでなく、心の回復にもつながるのでぜひみそ汁を持っていくことをおすすめする。

留学前にやっておけばよかったこと

特になし。

留学を勧める・勧めない理由

勧める。
自分が本当に好きなことは何か,将来やりたいことはなんなのかということを改めて考えさせられるから。
留学でしかであえない縁や仲間と出会えるから。
留学における経験は何事においても自分の成長の糧になるから。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行く前の自分と帰ってきた後の自分ではとても大きな成長があった。たくさんの縁に恵まれ、たくさんの人の協力や支援を受けて留学する事ができる経験は、なかなかできない貴重で生涯の財産となった。不安や期待、緊張などいろいろな気持ちが混ざっていると思うが,このチャンスを取りこぼさないようにぜひたくさんの挑戦をしてほしい。