留学内容
「すべての人に健康と福祉を~カンボジアで学ぶ子どもの貧困と医療の課題~」をテーマに、最初の2週間はチャイルドケアボランティア、残りの1週間は公衆衛生インターンシップに参加して、カンボジアの教育や医療の現状と課題を知り、今の自分、将来の自分に何ができるかを考るため、留学することにしました。
<チャイルドケアボランティア>
カンボジアの首都であるプノンペン市の中心部から車で約1時間の現地の学校で活動しました。午前は小学校中学年の子どもたちに、割り算や積み木算、簡単な日本語のあいさつを教えたり、一緒に折り紙をしたりしました。午後は壁のペンキ塗りなどを行い、校舎の修繕を行いました。
<公衆衛生インターンシップ>
プノンペン市やその近郊の医療環境が整っていない地域に、医療スタッフと一緒に出向き、地域住民の健康診断や投薬の手伝いをしたり、現地の学校で小学生たちに熱中症の予防方法について授業を行ったりしました。
留学を通して、カンボジアは、都市部は急速に発展している一方で、地方によっては依然として、教育や医療がままならないことが分かりました。また、カンボジアの子どもたちの明るい笑顔に触れて、将来は世界の子どもたちの助けになりたいと強く思うようになりました。