留学内容
カンボジアのプノンペン大学を中心に書道を知ってもらう。
アジア書道国際交流に参加した際にカンボジアの書家が圧倒的に少ないことを知り、カンボジアの書道家を増やそうと考えました。
結果3か所での書道パフォーマンス、ワークショップを通して書道を広めました。また、大学やフリースクールで書道の授業を開講。
最終更新日:2024年08月16日 初回執筆日:2024年08月16日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
カンボジアのプノンペン大学を中心に書道を知ってもらう。
アジア書道国際交流に参加した際にカンボジアの書家が圧倒的に少ないことを知り、カンボジアの書道家を増やそうと考えました。
結果3か所での書道パフォーマンス、ワークショップを通して書道を広めました。また、大学やフリースクールで書道の授業を開講。
留学のきっかけは韓国でのアジア書道国際交流。カンボジアの書家が少ないことを知ったため。
そして現在勢いのあるカンボジアと日本を芸術でつなげれば日本に貢献できるのではないかと考えたため。
KAWAII-CON,AEONSDGsevent,KIRIROMでの書道パフォーマンス。
フリースクール 広島ハウスでの書道の授業
プノンペン大学での授業
書道家を生み出すことも重要ですが、これから日本に行く子たちが書道をカンボジアでやったことがあるという経験をあげるということも大切だと感じました。
素直力
やりたいことがあったら自ら声を上げることが大切です。発言したら必ずだれかがサポートしてくれます。
またやりたくないこともしっかり断ることが大切です。母語がクメール語ということもあり英語、日本語での会話では完全に伝えることはできないのでやんわり断るや、なあなあにすることはしないでしっかり意思表示が必要でした。
引き続きカンボジアと関わっていきたいと考えています。そしてカンボジアの若い人の創造力を上げるためにワークショップができるお店を作る予定です。
2023年
10月~
2024年
4月
7か月間カンボジアのプノンペン王立大学で書道を広める活動をしました。
ほかにはフリースクールでも書道の授業を教えました。
そのほかイベントで書道パフォーマンスやワークショップをしました。
11月にKAWAII-CON,で書道パフォーマンス、12月にイオンのSDGsイベントでパフォーマンス、1月にキリロムパインリゾートでパフォーマンス
これから日本へ留学に行く学生、日本で働く人達が日本人に自己紹介をするときや話をするときに書道の話ができるように教えました。
書道を教えながら日本語の授業もしたのですが、だんだん学生や周りの人の今だけではなく彼らの将来のことも考えて自分が何を提供できるか考えるようになりました。日本で働いた後のキャリアや進路について一緒に話合って今何が必要なのか一緒に考えました。
休暇中は生徒の子の実家にお邪魔したり、通学は生徒のバイクに乗せてもらったりとたくさんの人に支えてもらいました。住居は現地の人が住んでいるローカルアパートに住んでいました。
学費:納入総額 900,000 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 60,000 円 |
項目:保険、書道材料費 140,000 円 |
学費:納入総額 900,000 円 |
住居費:月額 30,000 円 |
生活費:月額 60,000 円 |
項目:保険、書道材料費 140,000 円 |
私は7か月の留学中に1回インフルエンザ、1回食中毒で3日間入院。6回スマートフォンを壊しました。
ですがどれも最悪な思い出にはなりませんでした。毎回現地の子が助けてくれたので何とかなりました。
そして保険に加入することの重要性を再確認できました。
最後にスマホを壊したのはカンボジアのお正月の前日でした。そこから3、4日はお正月休みでお店が閉まるのでスマホなし生活をしていました。いい機会になったと思います。
すべてのことは私がカンボジアでの生活を日本以上に安心して過ごしていたからだと思います。
バイクに乗っているとき、歩いているとき、すべての時にスマホに注意を向けないほど安心していました。そしてカンボジアのすべての食事に対して何の危機感もなく口に入れていました。ちなみに食中毒の発端は牡蠣でした。
カンボジアは準備がとても遅いです。加えてひとのことを気にしないです。
みんな先のことを考えなくて、瞬間を生きています。
11月ごろに結婚式に参加をしたのですが、始まってから入口が作られていました。そして好きなタイミングで来て好きなときに帰ります。これは結婚式に限らず多くの式典がこのような形です。始まる時間、終わる時間は直前までわからず、だれがいつ来るのかもわからないです。たまに困る時もありましたが、自由に生きている感じがとてもよかったです。
留学中にハンドメイドアクセサリーの販売をしました。最初はFacebookでオンライン販売をして、そのあとにナイトマーケットやイベントで販売をしました。留学が終わる直前に委託販売を思いついて、いろいろなお店にお願いして委託販売を始めました。結果、留学が終わった今でも販売を続けています。
コンポンチャムというプノンペンの隣の町のアーティストの作品も一緒に販売したり、工夫しています。またカンボジアに行く際にはワークショップのイベントを行おうと思います。
私は大学が受け入れ先で留学ではなく、インターンシップでした。
今までプノンペン大学の日本語学科ではインターンを受け入れたことがなく、私が初めてでした。
大学にインターンシップのお願いをした際には実際にカンボジアに行きました。最初は大学と何の繋がりもなくて私が押し掛けた形になります。
そこでネイティブの先生を見つけて、その先生から学長につなげてもらい学長に直接お願いしました。
その後受け入れ許可書にサインを書いてもらうのに苦労しました。
サインをもらう際の私の解決策は、現地に学生と仲良くなって学生から国際課や先生におねがいしてもらってサインをもらいました。東南アジアではよくあることなのですが、期限を守らないことが多いので何度もめげずにお願いするのがいいと思います。日本人は催促したり、電話をかけることは躊躇すると思いますが、積極的に催促する方がいいことを学びました。