フィンランド(エスポー)
アアルト大学の機械工学科の学部生として、プロダクト開発やアントレプレナーシップについての授業の受講、およびスタートアップイベントのボランティア、インキュベーションプログラムなどの参加をしました。
【受講した授業】
・製品の分析の手法を学ぶ授業
・メカトロニクスの授業
・イノベーションを起こすためのプロトタイピングの授業
・積層造形のプロジェクト型の授業
・製品開発を行うプロジェクト型の授業
・スタートアップの立ち上げを経験する授業
・スタートアップの基礎知識を学ぶプロジェクト型の授業
・デザイン思考の授業
・フィンランド語の授業
【ボランティア活動】
・Junction(ハッカソン)
・Slush(スタートアップのイベント)
【インキュベーションプログラム】
・Aalto Digital Creatives Program 参加
・Kiuas Bootcamp 参加
・Ignite 応募
【生活】
・3か月間ホステルに滞在
・その後8か月間、フィンランド人の家族とホームステイ
【その他】
・洋上風力発電の見学
・洋上風力発電のカンファレンスに参加し、アイデアに対してのフィードバックを得る
①留学中の経験とそこから得た気づき
・9月~11月:英語でのディスカッションについていけない経験→完璧に話すことを諦め、とりあえずやってみる、ということを1年間続けた。
・1月~4月:Startup Experienceで10回以上インタビュー→プロダクト開発においてインタビィーはテーマに対する客観的なイメージをもち、チーム全員で同じ目線に立つために重要であることを学んだ。
②異文化体験からの学び
・11月:ハッカソン「JUNCTION」のボランティアで、指示をただ待っており受動的な姿勢になっていたことを反省。
・12月:東大生×Aalto大学生のアントレ交流イベントを主催。その際、Aaltoes(アントレプレナーシップコミュニティ)の方ℊあ協力してくれたが、私に任せてくれる裁量が大きかった。フィンランドは経験や学びを重要視することを実感した。
・5月:洋上風力発電のカンファレンスに参加し、5人以上にインタビューをした。対等な立場でフィードバックを得ることができた。
・6月:ホストファミリーのサマーコテージで数日過ごした。電気も水も無い中で、その不便さを楽しんでいることが印象的だった。
③自己成長のきっかけ
・2月~4月:Startup Experienceのリーダーを務めた。私が最年少だったが、年齢は関係ないと実感した。メンバーの意見を聞いて、柔軟に決定することがリーダーの役割であることを学んだ。
・授業のプロジェクトで、どうやって自分が貢献できるかわからず苦労した。しかしハッタリをかけ、文書化やビジネス開発を積極的に引っ張った。結局意外とみんなもそうやってスキルを身につけていることを後で知った。
④前提・水準を変えた情景
・ハッカソンでのアイデアから数か月で企業した学生が、「技術もアイデアもあるなら、挑戦しない理由がない。失敗も経験だし。」と言っていたのが印象に残っている。
・ホームステイを通して、小さなことにも目を向け、幸せを実感すること、また、周りの目を気にせずに自分がやりたいことをやることの重要性を学んだ。