留学内容
昆虫を食料問題緩和のための選択肢として、畜産動物への飼料として昆虫の利用価値を探求した。トリノ大学では11ヶ月の間、畜産動物への飼料目的とした昆虫(アメリカミズアブとミールワーム)の生産方法を学び、従来の飼料と比較しその有用性を調べた。昆虫飼料の普及に向けた取り組みを学ぶために、研究室を通して現地の小学生に昆虫飼料生産施設の見学を行い、昆虫利用に関心をもってもらうよう尽力した。研究室メンバーとのスムーズなやりとりやイタリアの文化や歴史的背景を学ぶためにイタリア語講座を受講し、英語でのコミュニケーションに加えてイタリア語の勉強にも励んだ。