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まっきー

出身・在学高校:
徳島県立徳島科学技術高等学校
出身・在学校:
香川大学大学院
出身・在学学部学科:
農学研究科
在籍企業・組織:


最終更新日:2024年09月13日 初回執筆日:2024年09月13日

イタリアで学ぶ昆虫飼料の役割と未来の畜産

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Torino, Department of Agricultural, Forest and Food Sciences
  • イタリア
  • トリノ
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

昆虫を食料問題緩和のための選択肢として、畜産動物への飼料として昆虫の利用価値を探求した。トリノ大学では11ヶ月の間、畜産動物への飼料目的とした昆虫(アメリカミズアブとミールワーム)の生産方法を学び、従来の飼料と比較しその有用性を調べた。昆虫飼料の普及に向けた取り組みを学ぶために、研究室を通して現地の小学生に昆虫飼料生産施設の見学を行い、昆虫利用に関心をもってもらうよう尽力した。研究室メンバーとのスムーズなやりとりやイタリアの文化や歴史的背景を学ぶためにイタリア語講座を受講し、英語でのコミュニケーションに加えてイタリア語の勉強にも励んだ。

留学の動機

高校時代に1週間のドイツ研修に参加したことがきっかけで、大学に入学してからは海外留学に挑戦してみたいとずっと考えるようになった。

成果

昆虫飼料の飼育・管理を勉強し、動物福祉に配慮された生産方法や処理知識を身につけ、持続的な畜産生産に向けたエコフィードの取り組みについて学ぶことができた。留学当初話せなかったイタリア語も多少は話せるようになった。留学で出会った様々な国の友達と信頼関係が築けた。

ついた力

動じない力

周りに日本人がいない異国の地で生活しているといつしか度胸がすわり、少々のことでは動じない力が身につきました。

今後の展望

引き続き昆虫飼料という未利用資源が畜産動物にどう影響するのか安全性評価に取り組んでいき、将来は輸入に頼る日本の畜産を変え、安心安全で持続的な畜産生産を発展させたい。

留学スケジュール

2023年
10月~
2024年
8月

イタリア(トリノ)

交換留学先であるトリノ大学で11ヶ月の間、昆虫飼料(アメリカミズアブとミールワーム)の生産方法を学び、生産した昆虫飼料を鶏や養殖魚に給餌し、従来の飼料と比べてどのような影響があるのかを調べた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

集合写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

日本人が1人もいない環境の中、会話はほとんどイタリア語。自分で希望したにも関わらず、1年間の留学がとてつもなく長く思えてきて、大きな不安に押しつぶされそうになった留学前。留学後の今は、やり遂げた達成感しかない。多少のトラブルも笑えてしまう自分がいる。それはイタリア人の陽気で常に余裕のある言動を目の当たりにしてきたからかもしれない。

トリノの街並み

1番時間を要したアパート探し

  • 住まい探し : シェアハウス

留学が決まり、アパート探しを始めたが大学側が薦める寮は全て満室状態だった。入居証明書などがないとビザの申請が行えないため悩んでいた。そこでイタリアへ留学する他のトビタテ留学生に相談したところ、おすすめの予約サイトを紹介してもらい、なんとか無事にアパートを決めることができた。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学にあたり苦労は数えきれないほどありましたが、どの場面を振り返ってみても全てがかけがえのない宝物です。留学で世界を見てきてください。