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今川つかさ

出身・在学高校:
埼玉県立浦和第一女子高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

子どもの権利・フィンランドに興味がある方や、高校留学をしたいと考えている方はぜひDMしてください


最終更新日:2024年12月25日 初回執筆日:2024年12月25日

子どもの権利×フィンランド教育

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Niipperin koulu
  • フィンランド
  • ヘルシンキ・イーサルミ・ビエレマ・ヴァンター・エスポー・
留学期間:
3週間
総費用:
670,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準1級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準1級>

留学内容

「子どもの権利と教育の関係性」
フィンランドでは子どもが1人の人間として尊重されています。子どもの尊厳が守られる社会と、世界一の教育と称賛されるフィンランドの教育はどのように関係しているのかを探究するために、フィンランド留学をしました。
まず最初の1週間は「フィンランドGTP」というプログラムに参加して、学校見学と授業実践を行いました。小学校・中学校・高校・職業学校を見学し、学校の仕組みや授業の様子、学校の設備から、どのように子どもの権利を尊重しているのかを学ぶことができました。
そして次の2週間は、ヴァンターでホームステイをしました。ホストマザーが小学校の先生だったため、平日はその小学校を訪れて学校見学と授業実践を行いました。また、ホストファミリーと子どもの権利についてたくさん話し、フィンランドでの取り組みや考えについて知ることができました。

留学の動機

高校生のうちに留学をして、自分の目で世界を見てたくさん吸収したいとずっと思っていました。また、小学生のころから子どもの権利について興味があり活動を多く行う中で、日本で子どもが大人よりも劣っているとみなされる風潮に違和感を感じていました。そこで、子どもがとても尊重されているフィンランドに留学をして様々なことを学び、日本の風潮を変えていけるような存在になりたいと思ったので、今回留学を決意しました。

成果

子どもが1人の人間として尊重されている場面を多く見て、それは社会の仕組みがしっかりしていたり個々の意識が高かったりしているからだと感じました。また、現地の学校で日本に関する授業をたくさんさせてもらい、子どもたちに興味を持ってもらえたのが嬉しかったです。
実際に現地で生活してみてフィンランド人のゆとりのある生活を体感できたため、日本でも活かせると感じました。

ついた力

自分を大切にする力

フィンランド人は「休むこと」をとても大切にします。コーヒーを飲んでほっとひと息する時間、自然の中で過ごす時間、サウナに入る時間など、生活の中には自分の心と体を労る時間が多くありました。
正直、日本での生活は朝から夜までとても忙しくて目まぐるしいです。しかし、帰国してからはそんな日常にもリラックスできる時間を取り入れるようになって、自分を大切にすることができるようになりました。

今後の展望

フィンランドで子どもの権利が尊重されているのを見て、日本でも同じような雰囲気ができるように活動していきたいと強く感じました。
また将来は、そもそも「子どもの権利」という概念さえ浸透していない発展途上国で、教育支援をしながら子どもを尊重することの大切さについて広められるような活動・仕事をしたいと思います。

留学スケジュール

2024年
8月~
2024年
8月

フィンランド(イーサルミ)

フィンランドGTPというプログラムに参加しました。小学校・中学校・高校・職業学校を訪れて見学をし、小学校では授業実践も行いました。他の参加者の人とは、一緒にサウナや湖に入ったり、焚き火を囲んで深夜まで語り合ったりできて、本当に素敵な方々と出会えました。バックグラウンドは様々でしたが、別れるときは大号泣するほどに仲良くなれて本当に楽しかったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:フィンランドGTP参加費

240,000 円

GTPメンバーと一緒に湖のそばで語り合っている様子
授業実践の際に子どもたちと福笑いをしている様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:フィンランドGTP参加費

240,000 円

2024年
8月~
2024年
8月

フィンランド(ヴァンター・エスポー)

ホームステイをしながら、ホストマザーの勤め先の小学校の見学と授業実践をしました。平日は小学校に行き、休日は家族と観光をしたり森に行ったりしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:ホームステイ費用

50,000 円

ヘルシンキ大聖堂にて
ホストマザーに連れて行ってもらったエストニア
子どもたちに授業をしている様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

項目:ホームステイ費用

50,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

泊まったコテージには薪のサウナがついていて、そこでGTPメンバーと語り合いながらポカポカになりました。その後そのまま湖に飛び込んで泳ぎ、またサウナに戻るというのを5セットくらいしました。フィンランドを感じられてとても楽しかったです!

泊まったコテージのサウナ
サウナで温まった後に湖で泳いでいる様子

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

小学校で出会った子どもたちに感謝を伝えたいです。最初は突然現れた私に戸惑いの表情を見せていましたが、休み時間に遊びに誘ってくれたり、たくさん話してくれたり、プレゼントをくれたりと仲良くしてくれて本当に感謝しています。お別れのときに「一生忘れないからまた来てね」と言ってくれて、涙が出るほど嬉しかったです。

子どもたちにもらったプレゼント

人を頼る

  • 留学先探し : インターンシップ

トビタテ合格が決まった後、受け入れ先を探すのに苦労しました。当初予定していたエージェントを費用が高すぎて断念したあと、なかなか受け入れ先が決まらずに本当に毎日不安でした。トビタテ生の先輩に片っ端からDMを送ったり、知り合いに頼み込んでホームステイ先を探してもらったらして、最終的には最高の形で留学を終えることができました。全て1人でなんとかしようとするのではなく、周りの人を頼ると思いがけない出会いがあると学びました。

留学前にやっておけばよかったこと

英語圏以外に行く人は、現地の言葉を少しでも勉強していくといいと思います!挨拶や自己紹介だけでも練習していけば、もっと早く周りの人との距離を縮めることができたかなと感じました。

留学を勧める・勧めない理由

留学に行けば、人間として強くなれるので強くおすすめします!私は、空港で見送りの家族と別れて1人になったとき、本当に心細くて不安で押しつぶされそうでした。ですが、1人で飛行機に乗り、異国の地に行き、そこで暮らし、安全に帰ってくることを成し遂げた自分は、一回りも二回りも成長できたと感じました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

辛くなったら周りを頼ってください!私は、ずっと待ち望んでいた留学だったのにも関わらず、出国前日に強い不安に襲われて1人で号泣していました。ですが、インスタでたくさんのトビタテ生や友達に応援してもらえて、留学が楽しみになりました。全て1人で抱え込もうとするのではなく、しんどくなったら周りの人を頼れば心が落ち着くと思います。