留学内容
「子どもの幸せから目指す世界平和」をテーマに、子どもの幸福度ランキング上位国であるデンマークに10ヶ月とガーナの難民キャンプに2ヶ月、そしてウガンダの村に1ヶ月滞在しました。デンマークではコペンハーゲンビジネススクールに交換留学をして、普段私が学んでいる教育学とは異なる分野から人間や心・幸せについて多面的に考える機会を得つつ、現地の学校や幼稚園の訪問・見学を通してデンマークで子どもが幸せだと言われる理由を考えました。ガーナとウガンダではそれぞれ難民キャンプと村の学校で授業アシスタントとしてボランティアを行い、デンマークや日本とは全く違う教育現場を体感しつつ子どもたちとの生活を楽しみました。デンマークで子どもの幸せについてヒントを得てそれをガーナやウガンダの学校での実践で生かし、学校教育を通して難民キャンプや貧困家庭の子どもが自立して生きられるようになるプロセスに関わることで、彼らが当事者として自分たちを取り巻く問題解決に挑むきっかけを作りたいという計画で留学しました。留学を終えて、今はアフリカでの大人と子どもの関係性に関わる研究に興味を持つとともに、デンマークでの経験やガーナで会った孤児院の“マミー”からの言葉を受けて、自分の身の回りの人がほっとできるような場を作りたいなと考えています。