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最終更新日:2025年02月03日 初回執筆日:2025年02月03日

全ての人が共存できる日本社会に!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アイラック バンクーバー
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
29日
総費用:
960,060円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

全てのセクシュアリティの人が共存できる日本社会にするため、カナダに住む人々の意見や考え、社会や街の取り組みを知りたいと思った。そのため、カナダに住む人々やLGBTQ+の団体で活動している人にインタビューやアンケートを取らせてもらったり、街の様々なセクシュアリティの対応だったりを人々調査をした。また、LGBTQ+のイベントであるレインボープライドに参加した。調査結果は、カナダの人々は自分自身の芯や意見、考えを持っている人が多いことがわかった。また、カナダでは幼少期から家庭や学校で性の多様性などについて教育をするため、幼い頃からLGBTQ+について知識を教えることは大切だと思った。そして街の取り組みとしては全ジェンダーに対応するトイレが多くあった。また、カナダの街や店が年中レインボーのことからLGBTQ+の人々を含める全てのセクシュアリティの人を街や店は受け入れているのだと思った。また、レインボープライドでは日本のレインボープライドより規模や参加人数が多く、寛容的な人々が多いという言動が多く見られた。

留学の動機

私の初恋は女の子だ。当時はLGBTQの存在を知らなかった為、私は私自身を「おかしい」のだと思い、葛藤した。この経験から私は、自分の「当たり前」と社会の「当たり前」の違いに悩んでる人を助けたいと思った。それと同時に全てのセクシュアリティの人々が共存できる日本社会を創りたいと思い、海外の先進的な取り組みを自分の目で見たいと思ったことが留学を決心した経緯だ。

成果

小さい頃からLGBTQ+や性の多様性などの正しい知識を教える学校や家庭での教育が大事だと思った。また、カナダに住む人々と比べ、日本に住む人々は自分の興味がないことや関係ないことは人任せにする傾向があると思った。そのため、LGBTQ+に限らず、様々な問題について自分自身で自分の意見や考え、自分なりに理解しようし、考え続ける力が必要だと思った。

ついた力

行動力

様々な人にアンケートを取る際、声を自分からかけたから。留学に行く前の私なら知らない人に声はかけられないと思う。

今後の展望

日本に住む人々が自分の意見や考えを持てる社会にするためにどのようにしたらそれができるのかを考えたいと思う。また、法律がもたらす社会や人々の意識について勉強したいと思う。そのため、大学では法律を勉強したいと思っている。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

カナダ(バンクーバー)

アイラックという語学学校でLGBTQ+に関するアンケートを取った。結果は 期間が1ヶ月程実施した。また、バンクーバープライドパレードで同様のアンケートを取った。結果はLGBTQ+に関する教育をもっと実施してほしいと回答している方が多かった。そしてキューミュニティというLGBTQ+の団体で活動している方にキューミュニティのオフィスでLGBTQ+に関するインタビューをさせてもらった。

費用詳細

学費:納入総額

172,103 円

住居費:月額

214,156 円

生活費:月額

10,000 円

項目:航空費

292,800 円

バンクーバーにあるレインボーの街
費用詳細

学費:納入総額

172,103 円

住居費:月額

214,156 円

生活費:月額

10,000 円

項目:航空費

292,800 円

スペシャルエピソード

留学から繋がるストーリー “今、これやってます”

カナダのLGBTQ+の団体についてインタビューをして学ぶにあたり、比較対象として日本のLGBTQ+の団体にも入った方が良いと思った。そこでSNSで団体を調べたり、LGBTQ+に詳しい人々にどの団体が良いか聞いて回ったが、どの団体も自分がやりたいこととあった団体がなかった。そのため、自分自身でLGBTQ+の団体を設立した。現在に至るまで、LGBTQ+のコミュニティ、講演会などを行った。トビタテを受けなければ私は団体を設立しなかったと思う。

私が設立した団体のアイコン

留学で使う英語を身につけるには

  • 語学力 : 英語

留学先で使う英語を学ぶため、私の通っている高校のALTの先生に放課後教えてもらった。飛行機や留学に行った際に使う英語を留学のための本やインターネットを用いて教えてもらった。

留学前にやっておけばよかったこと

日常で使う英語単語を覚えておくこと。外食をするときや会話のリアクションなど何て言えばいいのかわからなかったから。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧める理由は私が普段日本で当たり前だと思っていたことは当たり前ではないと気づき視野が広がったと思ったから。

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分の興味があることや突き進めたいことは時に否定されることもあると思う。しかし、絶対それを応援してくれる人はいるから誰に何を言われようと自信を持って留学を通してそれを探求してきてほしい。