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はるき

出身・在学高校:
市立札幌開成中等教育学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

スポーツ・教育をテーマにカナダのビクトリアへ留学しました


最終更新日:2025年02月18日 初回執筆日:2025年02月18日

日本の子どもの運動能力低下を抑えるには

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ReBalance MD,SSLC Victoria
  • カナダ
  • ビクトリア
留学期間:
19日
総費用:
900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 510,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<CEFR B1>

留学内容

日本の子どもたちが抱える運動能力低下という問題について、スポーツ教育が盛んなカナダで解決方法を学びました。現地では、実際に働いているスポーツトレーナーの方や、語学学校に通う子どもたちへのインタビューを行いました。スポーツの現場や医療施設、大学の見学を通じて、スポーツを楽しむことが関心の向上につながり、運動能力も上昇すると結論付けました。

留学の動機

1番大きかったのは海外に行きたいという気持ちでした。小さい頃からスポーツが好きで、運動に関わることが多かった中で、近年日本の子どもが運動能力の低下に陥っていると知って、自分にできることを考えたのがきっかけです。そこで、将来の夢である体育教員と関連させた、スポーツと教育をテーマにカナダへ留学を決めました。

成果

今回の留学では、現地で活躍するスポーツトレーナーの方のお話を聞いたり、実際にスポーツを観戦することで、日本とは異なる運動に対する価値観を得ることができました。自分の国籍や性別を越え、ミスを恐れない気持ちで楽しむ姿が運動能力の向上につながる1番のポイントだと感じました。他にも、現地の様々な人とバスケットボールをするなどスポーツを通じて、様々な障壁を超えた楽しさを共有することができました。

ついた力

行動力

初めての海外で、言語や環境に対しての不安がある中で、トレーナーの方や現地の方々にインタビューをするといった、能動的な活動が行動力を成長させました。勇気をだして1歩踏み出すことで、新しい発見や学びにつながりました。現地の方とバスケットボールをした時も、自分から話しかけて一緒にプレーすることができて、行動力から自信を持てるようになりました。

今後の展望

カナダへの留学を経て、よりスポーツや教育に対する関心が高まりました。そのため、今後は体育教員として日本の子どもたちに楽しいスポーツを教えられるような存在になりたいと考えています。

留学スケジュール

2024年
7月~
2024年
8月

カナダ(ビクトリア)

留学先ではSSLC Victoria(語学学校)に通いました。現地の子どもたちや、様々な国の生徒に対してインタビューを行ったり、日本語教室のアシスタントとしての活動を行いました。授業が終わった後は、アクティビティへ積極的に参加し、子どもたちとの交流を深めました。日本にはない価値観や考え方を学び、スポーツに対する効果的な関心の高め方を考察することができました。生活面では、ホームステイ先に同じ語学学校に通う留学生が居たため、一緒に登校したり近くのバスケットコートでバスケをプレーして過ごしました。休日はランチやショッピングに出かけたり、夜には流れ星を見ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

日本人が自分だけの文法クラスの様子
放課後アクティビティの卒業パーティーの様子
街を探検する授業の風景
費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

50,000 円

生活費:月額

50,000 円

2024年
7月~
2024年
8月

カナダ(ビクトリア)

ReBalance MDという医療施設の見学をして、スポーツトレーナーの方がどのようなサポートをしているのかについて学びました。また、スポーツ教育に力を注いでいる大学に卒業生の方と訪問し、お話を聞きました。他にも、実際にスポーツの試合を観戦して、現地の人々がどれだけ関心を持っているのかを体感し、様々な学びが得られました。

費用詳細

学費:納入総額

150,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

医療施設の見学の様子
現地の子どもたちとサッカー観戦をしてる様子
Camosun Collegeに訪問した際の様子
費用詳細

学費:納入総額

150,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

カナダに来てから、とにかくスポーツがしたくてアクティビティ以外にもできることがないか探していた時、近くのスポーツショップでバスケットボールを買いました。その後すぐにルームメイトの子とバスケットコートに行くと、現地の方や他の国の方々が6人で3on3をしていました。初めて利用するので、緊張と不安で中々参加できなかった時、1人のお兄さんがこっちに来てハンドシェイクを求めてくれて、スポーツドリンクも頂きました。そこから一緒にバスケの仲間に入れてくれて、色んな話をしながらバスケをプレーしました。この時にカナダの暖かさをとても感じて大好きになりました。

色んな人とバスケをしてるところ

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

自分はカナダへ行くにあたって、留学中の思い出を残すためにデジタルカメラを持っていきました。カメラでは、行く先々にある景色やその瞬間を閉じ込められるので、今でも撮った写真は大切な思い出になっています。

休日に友達と出かけたビーチでの1枚
Butchart Gardensで土曜日行われる花火大会
ルームメイトと観に行った流れ星

自信を持つ

  • 語学力 : 英語

自分が行ったカナダのビクトリアは、多文化だったので日本人に対してすごく優しかったです。英語の発音も癖はあまり無いので、聞き取りやすいと思います。わからない時はゆっくり話して欲しいことを伝えたり、恥ずかしがらずに何度も聞くのが大切だと感じました。事前に使いそうなフレーズや受け答えを頭に入れておくとスムーズに生活できました。話す時は相手の目を見て、自信を持つことが1番大切だと思いました。

初めてのバスで乗り方を聞いた時
おすすめの写真スポットを聞いた時

ビクトリア内での移動について

  • 生活 : 車

移動は基本的にバスを使用しました。バスは番号と行き先が表記されていて、時刻表のようなものは無かった気がします。そのため、Transitというアプリがとてもおすすめです。時間や混雑状況などわかりやすくて使いやすいのでバスを使う時はダウンロードしておくと頼りになります。また、バスは1回2.5ドルで、1日乗車券が5ドルなので2回以上乗る場合は、乗車する時に1day passと言って5ドル支払ってチケットを貰うのが良いと思います。降りる時はロープを引っ張るので楽しいです。

使用したTransitアプリ
登校中の様子

留学前にやっておけばよかったこと

貯金。たくさんほしい物が見つかるし、したいこともできるので、自由に使えるお金をもっと持っていればより思い出が形になっていたと思います。勉強や準備に関しては、後悔してないのでやりたいことをやればいいと思います!

留学を勧める・勧めない理由

海外に出ることで、本当に色んな刺激が貰えるし、何より楽しい経験をたくさん積めるのが1番の魅力です。一方で、経済状況の影響もあり留学にかかる費用はすごく高いです。自分のやりたいことが定まっていなかったり、目的もなく留学に行くのはおすすめしないです。あくまで学ぶ姿勢を大事に、色んな発見をしてほしいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学をする前はすごく不安や期待でいっぱいになると思います。ですが、自分に自信を持って海外に行けることを存分に楽しみながら良い経験にしてほしいです。自分の興味へ真っ直ぐに向き合って、思い出をたくさん残せるような毎日になりますように。