留学内容
私は、「目指すは災害報道のスペシャリスト!世界を救う報道がしたい!!」というテーマで留学しました。特に「地震」について探究するために、年間1000回以上の地震が起こると言われているカナダのビクトリアという場所を選びました。当初はテレビ局訪問・アンケート調査・学校での聞き込み調査を予定していましたが、1つ目のテレビ局訪問がうまくいかず、現地レポーターへのインタビュー・市役所訪問・店舗での災害グッズ調査といった探究を追加で行いました。
最終更新日:2025年03月19日 初回執筆日:2025年03月19日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<英検準一級> | → | 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル |
私は、「目指すは災害報道のスペシャリスト!世界を救う報道がしたい!!」というテーマで留学しました。特に「地震」について探究するために、年間1000回以上の地震が起こると言われているカナダのビクトリアという場所を選びました。当初はテレビ局訪問・アンケート調査・学校での聞き込み調査を予定していましたが、1つ目のテレビ局訪問がうまくいかず、現地レポーターへのインタビュー・市役所訪問・店舗での災害グッズ調査といった探究を追加で行いました。
新年早々起こった能登半島地震の際に、ただ事ではないとすぐにNHKのニュース番組を見ました。私はこれだけ避難を呼びかけているのだから助かる人は多いだろうと思いました。しかし、実際には逃げ遅れて亡くなった人が多くいて、この結果に疑問を抱きました。そこで、日本国外に飛び出して何か問題解決の鍵となる新たな視点を学び、防災活動に貢献したいと思い、決意しました。
留学における探究活動、特に現地レポーターへのインタビューや災害意識度を調査するアンケートを通して、今の日本の防災対策に欠けているのは、「教育」と「国民性」だと思いました。南海トラフ地震が起きる頃、社会を引っ張っているであろう今の子供たちに対する教育不足、他人に流されてしまうという日本人の性格を改善することが、災害の被害を最小限にする鍵だという結論に至り、これからの防災活動に活かしていきたいです。
諦めない力
日本で前もってアポをとり、受け入れてもらえるはずだったテレビ局訪問を、現地に着くと断られたり無視されてしまい、心が折れそうになる日々が続きました。数%の可能性にかけて、自分で行ける範囲の全てのテレビ局に足を運んでみようと訪れたあるテレビ局で、偶然車に乗り込もうとする現地レポーターの方に出会い、インタビューを行うことができました。今思い返せば、あの時諦めなくて良かったと心底感じています。
今の日本の問題と私が結論づけた「教育」と「国民性」。特に「国民性」という点に着目し、大学では社会心理学について学べる学部に進学して、災害時の人々の「心」と「行動」の関係について学びたいと考えています。また、今回のトビタテ留学を通して自分の中で得られたものがとても大きかったので、大学に入学してからもいつでも留学に行けるように、英語力を高める努力をし続けたいです。
2024年
8月~
2024年
9月
基本的にはホームステイをしながら、平日に語学学校に通っていました。トビタテの活動は平日の放課後や休日に行っていました。災害意識度を調査するアンケートは、語学学校のエントランスで人の集まるお昼時に実施ししました。様々な国から来た人の意見を聞くことができたので、意外な発見もあってとても勉強になりました。市役所訪問や店舗でのグッズ調査では、直接現地の人から話を伺うことができて、ビクトリアの現状をより深く知ることができました。これら以外にもたくさんの探究活動を行いましたが、その中でホストファミリーや現地でできた友達にたくさんサポートしてもらいました。周りの人の支えがあってこそできた活動なので、とても感謝しています。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学先ではたくさんの人にお世話になりましたが、その中でも特に感謝を伝えたいのは、ホストファミリーです。アンバサダー活動を通して日本文化の魅力を伝えたいと思い、家族皆が揃う時に、家でジャパニーズパーティを開催しました。その時に自分の得意とする民謡を披露したところ、何回wonderfulと言ってくれたかわからないほど喜んでくれました。今思えば、あの時に一気に国の壁が外れて、心が通じ合えた瞬間だったと思います。その後も美味しいアイスクリーム屋さんや映画館に連れて行ってくれたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。あっという間に帰国する前日になってしまい、日本にいる家族に会えるという嬉しさがこみあげると同時にホストファミリーと会えなくなってしまうという悲しさもありました。そんな複雑な感情だったとき、ホストファミリーが全員で私の部屋まで来て、一人ずつ感謝の気持ちを伝えてくれてハグをしてくれたのです。涙が止まりませんでした。最初から最後まで家族のように接してくれたホストファミリーに今も感謝の気持ちでいっぱいです。
留学中最も注意を払っていたのが、治安・安全のための対策です。
1つ目はお金の面に関してです。海外ではスリの被害が多いので、チャック式でポケットの多いかばんを購入し、現金を底に入れて盗まれないようにしました。またホームステイ先では、スーツケースを金庫代わりにして、貴重品を管理していました。
2つ目は身の安全に関してです。やはり日本人の女の子なので変に目立ちますし、怪しい人も近づいてきやすいので5分に一度くらいのペースで後ろを振り向いて後をつけられていないか確認していました。また、少しでも怖く見せようと思い、街を一人で歩くときは、いかつい雰囲気のサングラスをつけて、素顔をあまり見られないようにしました。サングラスはファッションにもなるので、この方法はおすすめです。
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