留学大図鑑 留学大図鑑

鈴木颯斗(おでんくん)

出身・在学高校:
法政大学第二高等学校
出身・在学校:
法政大学
出身・在学学部学科:
経営
在籍企業・組織:
医療・福祉

ヘルスケア業界には詳しいです。
特に「医療」「福祉」「介護」に関しては色々な角度でお話ができると思います。

留学に関する質問・ご相談はいつでもSNSでお待ちしています!


最終更新日:2025年07月25日 初回執筆日:2025年07月25日

在宅ケアの理想って何?

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オーストラリア ANE・デンマーク Nornfynsフォルケホイスコーレ
  • オーストラリア・デンマーク
  • メルボルン・オーデンセ
留学期間:
5ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,020,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学全体のテーマは「在宅ケアの幸せとは」です。
オーストラリアやデンマークでは在宅ケアが世界の中でも特に普及しており、暮らし満足度、つまり住民の幸福度に関して世界1位をとったことがある国です。

その2カ国で実際に在宅ケアを提供している人や受けている人と共に暮らすことで、見えてくるものがあるのではないかと思いました。

実際には
・在宅事業者へのインタビュー
・介護施設への訪問
・在宅利用者へのインタビュー

を通してこれから日本はどのような地域包括ケアを作っていくべきかを考えました。
結果としては
・無理に地域共生社会を作っていく必要がない
・在宅=住み慣れた自宅にこだわらない

ということを学びました。

留学の動機

家族が3人亡くなった原体験と医療スタートアップで1年働いた経験から今回の留学を決意しました。
日本は在宅ケアに方針を舵を切っていますが、その中でAI・ロボット・DXなど効率性や生産性を重視した医療や福祉のあり方ばかりに注目がいき、どのように生きてどのように暮らせば病気や障がいがあったり歳をとっても楽しめるか、幸せになれるかという視点が日本で欠けているためです。

成果

・無理にごちゃまぜで地域共生社会を作っていく必要がない
・在宅=住み慣れた自宅にこだわらない
・介護予防の重要性
・WHOの病気の定義への違和感
・介護=介護しないこと
・日本の福祉現場の質の高さ(福祉用具/人)
・専門性を高めるためのケアと業務の分離が大切

ついた力

多面的思考力

簡単に言うと1つのことを、自分の考えだけではなく、いろんな人の視点で語れるようになったことです。

これは福祉のことを勉強し続けた成果です。
世間では「問題」「社会課題」と言われていることも見方を変えれば、誰かの支えになっていることや本人が幸せだと思っていることはたくさんあるので多様な視点で見なければただの空想の理想を唱えているだけになるので気をつけなければならないなと思いました。

今後の展望

「老いを楽しめる文化を創る」
ヘルスケア業界に関する多様な課題に対して、効率化をしたり不足を補うのではなく、まずは事業や活動によって「楽しめる人がいるか」ということを基準に事業展開をする起業家になります。

留学スケジュール

2025年
1月~
2025年
6月

オーストラリア・デンマーク(メルボルン・オーデンセ)

オーストラリアではシェアハウス、デンマークでは学生寮で過ごしました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

デンマークのソフトボールリーグへ所属
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

人生は「暇つぶし」
留学という時間を通して、自分の場合は日本にいるときより時間に余裕がありました。
その時間を通してこう思いました。やりたいことややらなければいけないことが目の前にあり、それをやれているのはどんなに幸せなことなんだろうと。

少しあっさりしていますが、別になにもしなくても生きていけるインフラは日本には整っています。
ただ、人って案外簡単に死ねないのだとしたら自分が大事にしたいことややりたいことを楽しくやろうと思いました。

とてもいい学びでした!

暇な時間を死ぬほど楽しんだBBQ

数と想いで協力してくれる

  • 留学先探し : ボランティア

・ボランティア先が見つからない
・住まいが見つからない
・学校が連絡くれない

いろんな悩みがあると思いますし、実際にありました。
ただ答えはシンプルでたくさん数をうって話をしてくれる人がいたらとにかく正直に想いを持って話す。

これでだいたいのことは解決すると思います。
自分はボランティア先を見つけるためにnoteを使い、繋がりたい#を発信している方に20~30人お声掛けしてそこからボランティア先が見つかりました。

留学前にやっておけばよかったこと

現地コネクションある人との繋がり

これから留学へ行く人へのメッセージ

自分次第で最高に楽しくできると思います!!
日本にいたら考えなきゃいけない色んなキャリアや人間関係のしがらみからも一旦逃げて逃げて、、海外を満喫して楽しみまくってください!!