留学内容
大自然が広がるカナダのビクトリアにある保育園で、自然を大切に想う人を増やすための工夫を探究しました。子供たちへの環境教育という観点からだけでなく、ボランティアや自分自身の環境意識を高めるといった多様な観点から活動を行いました。環境教育を行っている保育園に通いながら、草取りやゴミ拾いのボランティアをしたり、環境活動を行っている企業への訪問をしたりしました。
最終更新日:2025年11月18日 初回執筆日:2025年11月18日
語学力:
| 言語 | 留学前 | 留学後 | |
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| 英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
大自然が広がるカナダのビクトリアにある保育園で、自然を大切に想う人を増やすための工夫を探究しました。子供たちへの環境教育という観点からだけでなく、ボランティアや自分自身の環境意識を高めるといった多様な観点から活動を行いました。環境教育を行っている保育園に通いながら、草取りやゴミ拾いのボランティアをしたり、環境活動を行っている企業への訪問をしたりしました。
海外に行くことに興味はあるものの1人で行く勇気が出せずにいたとき、学校に掲示されていたトビタテのチラシを見て、自分も挑戦したいと思いました。小学生の頃から続けてきた環境問題についての研究を生かして、未来の子供たちに自然を大切にしてもらうために、カナダではどんな教育をしているのかとても気になったので、テーマを環境教育に決めました。
現地の保育園での活動を通して、毎日自然の中で遊ぶ時間を設けることや先住民と自然との関わりや対話を通じた意識が重要だと感じました。環境や文化の違う日本でも取り入れられるような、自然への感謝や少人数体制などの工夫を学ぶことができました。
また、プラスチックごみを中心に環境問題についての研究を行っている企業の工房に訪問させていただき、ごみの収集や分析の緻密な仕組みを学び、貴重な経験になりました。
表現力
毎日の子どもとの関わりの中で、自分が言いたいことが上手く伝わらないことがありました。そんな時、子どもの視点に立って考えることで、言葉をわかりやすく置き換えて対等に接することができるようになりました。
コミュニケーションは自分の表現の工夫次第で上手に、楽しくできることを学びました。
今回の留学では、環境教育に焦点を当てて探究活動を行い、教育施設が取り入れられる工夫を探ることができました。活動を経て教育の大切さを実感したので、これからは貧困層に着目し、環境問題に対する取り組みとして、貧困に陥っている人々と日本に住む私たちができることをもっと探究したいと思いました。
2025年
7月~
2025年
7月
カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアにある保育園で平日のボランティアをしました。2歳から6歳までの子供たちと毎日公園やビーチを訪れ、自然いっぱいの環境で3週間を過ごしました。
浜松の街の保育園でどのように取り入れられるか考えて、工夫を見つけることができました。
休日は主に、ゴミ拾いや草取りのボランティアと企業や団体への訪問をさせていただきました。環境問題が世界共通であり、国を超えた協力が欠かせないことを実感させられました。日本でも使えるごみ収集の技術や装置の仕組みを学ぶこともできました。
生活面では、子供2人と猫2匹の家庭でのホームステイを通してカナダの文化に触れ、多様性を受け入れる積極的な姿勢を持つようになりました。様々な言語やルーツを持った人との出会いを経験し、英語だけでなくフランス語や先住民族の言語を学び、互いを尊重する心を養いました。
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
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学費:納入総額 - 円 |
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住居費:月額 - 円 |
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生活費:月額 - 円 |
週末に、保育園の園長先生の家族とアートフェスティバルに行く機会をいただきました。大きな公園を会場にしてたくさんのお店が並び、テントで工芸品や手作りの商品を売っていたり、自然と調和した作品が展示されていました。そのどれもに惹きつけられるような魅力を感じましたが、私が1番感動したのは作品の数々ではなくゴミ箱でした。お昼ご飯のタコスを食べ終わりゴミを捨てようとゴミ箱を探し、リサイクル、コンポスト、再使用できるリターナブル容器、その他のごみの4つに分類される仕組みのそのゴミ箱が目に入った時、私がカナダに来た理由はこれだと思いました。何気ない日々の生活の中で、環境に配慮した工夫が多く見られるこの国の良さをもっと日本の人に知ってもらいたいと感じた瞬間でした。
私は自国の文化を伝えるアンバサダー活動の一環として、ヘチマたわしを30個ほど用意していました。ヘチマは生まれ故郷である浜松でかつて盛んに栽培されていて、近年環境に優しいという観点からその生産が見直されています。ヘチマの復興を後押ししたいという思いから、ヘチマたわしを海外に広めるつもりでしたが、植物であるヘチマは申請なしでは持ち込めないことに気づきました。そこで、用意したヘチマたわしは浜松の人に配ることにしました。学校のクラスメイトや先生をはじめ、浜松に住む人に地元の文化に改めて触れてもらう機会になりました。カナダの人にはチラシやポスターを通してヘチマたわしの実用性を説明しました。すべてが思ったようにはいかなかったけれど、自分なりに工夫し対応したことで、結果的には自分に納得がいく経験になりました。
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