留学内容
留学の目的は、1.”地域熱供給”というエネルギーの供給方法を学ぶこと、2.良い技術が社会に実装されるためには何が必要なのかを知ること、でした。それを実現するためにデンマークのデンマーク工科大学への交換留学、および現地企業4社への訪問を行いました。私の研究内容はエネルギー中でも「資源と消費者をどのように結びつけるか」といったシステム設計です。より具体的には”地域熱供給”というエネルギーの供給方法をテーマに研究しており、この分野で世界最先端を行くデンマークの大学の授業を受講し、企業訪問を行うことで理論と実践の両方をカバーしようと試みました。
結果、一つ目の目的に関しては自身が日本で考えていたモデルに抜けている観点があることが分かり、これからの改善につながりました。また、2つ目に関しては産学官の連携が不可欠という考えに至りました。