留学内容
大学での専攻が自然地理学で、学内の交換留学制度を利用しスウェーデンのウメオ大学へ留学。人文地理学と自然地理学の授業を履修し単位取得。
タンザニアのアルビノ支援団体で、アルビノ当事者やその家族の支援を目的とした活動を行う。
最終更新日:2020年06月10日 初回執筆日:2020年06月10日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル |
大学での専攻が自然地理学で、学内の交換留学制度を利用しスウェーデンのウメオ大学へ留学。人文地理学と自然地理学の授業を履修し単位取得。
タンザニアのアルビノ支援団体で、アルビノ当事者やその家族の支援を目的とした活動を行う。
大学3年生の時にロシアとヨーロッパをバックパッカーで旅行をして、その時に大学で過ごした環境がとても心地よく、海外の大学で勉強をしたいと思ったから。アフリカで、私と同じアルビノの人が虐殺や差別で様々な困難に直面している事実を知り、当事者としてその現状を現地で感じてみたかったから。
帰国後にタンザニアでの経験を活かし、国連人権理事会のアルビノ問題専門官の日本でのサポート、日本アルビニズムネットワークという日本のアルビノ支援団体の運営に携わる。団体の活動の中で主に国際交流と若年層のアルビノ当事者の支援を担当。
アクティブリスニング力
「話を傾聴する力」。言語の違いや文化や世代など、様々な違いがあっても話を注意深く聞くだけでなく、会話を通じてより深層的な会話になりように質問や反応をとれるようになった。話して本人が気づいていないことや、本質的な内容を会話を通じて読み取れるようになった。
2017年の4月から社会人になる。日本をベースに海外をフィールドとした職業になるので日本人としての教養と感性を今まで以上に培いたい。仕事以外の肩書や所属を持ち、仕事だけに限らず様々な形で社会貢献を行いたい。
2015年
8月~
2016年
1月
大学での専攻が自然地理学で、学内の交換留学制度を利用しスウェーデンのウメオ大学へ留学。人文地理学と自然地理学の授業を履修し単位取得。
タンザニアのアルビノ支援団体で、アルビノ当事者やその家族の支援を目的とした活動を行う。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
タンザニアでたくさんのアルビノの人と出会うことができた。多くの子供たちは親元を離れ、小学校の隔離された寮で生活をしていた。中には親に捨てられたり、村から追い出されたりして、生まれ故郷に帰れないような子供もいた。そして、視力障碍を持っている彼らは十分な支援を受けることもできず、高等教育を受けられないまま低賃金の職業についていく。日本では、アルビノの私一人だけが持っていた悩みや苦しみがタンザニアでは多くの人が抱えていたことにある意味の安心感と、この事実に向き合うことが使命であると感じた。96%のアルビノの人が30歳までに死んでしまうことに衝撃を受け、少しでも彼らの寿命が長くなることに人生を懸けようと思った。そして、自分でもできることを探していたのが自分だからできることを探すようになった。
留学後に中高生や、同世代の人にアルビノの話やタンザニアでの経験を話す機会をたくさん頂けるようになった。東進ハイスクールやリクルート主催のイベント、IBMなどこれまで自分が出会うことがなかったような人たちとの出会いが本当に増えた。自分の好きなこと、得意なことで社会の役に立てているという感覚と次の世代の人のために行動できていることがとてもうれしく感じるようになった。
留学後に日本アルビニズムネットワークの運営に携わり、国際交流や中高生の交流イベントに企画に携わる。
アルビノ当事者の問題としてどうしても「自分だけの問題」としてとらえることが多く、外部への発信や海外のアルビノ問題に関する意識は低いのが現状である。当事者同士での交流を行うことで世代や国境を越えた経験や問題の共有をより活発に行っていきたい。
タンザニアでのインターンシップで関わっていたアルビノの子供の多くは英語を話すことができなかった。そんな彼らとコミュニケーションをとるために現地で独学でスワヒリ語を勉強した。もちろん先生は子供たち笑
毎日子供たちと一緒に過ごす中で欠かさずノートとペンを持ち歩きわからない単語を子供に教えてもらいその都度ノートに書きとった。夜は大人に文法や作文を見てもらい学習をした。結果的に子供たちとの会話はほとんどスワヒリ語で行えるようになった。
スウェーデンとタンザニアに同時に留学するような計画だったので大学で用意されている奨学金では賄うことができなかった。そこでより支給金額が高額のトビタテ留学JAPANに応募した。選考に当たっては、留学計画に実現性を持たせること、実際に行動すること、自分のバックグラウンドをもとに明確に留学の動機と計画が結びつくように意識した。
留学前にそれなりに英語を勉強し、現地での授業についていくために準備をしていたが実際は最初ついていけなかった。授業の録音をして自宅で再生して復習したり、関連す
る分野を事前に日本語での文章で読んでから内容の大枠をつかんでから英語のテキストに取り掛かるようにした。また、積極的にルームメイトに話しかけ英語だけに限らずスウェーデン語の学習も行い交流を深めたうえで、わからないところやレポートを読んでもらい、アドバイス等ともらっていた。