留学内容
ヘルシンキ大学教育学部に所属し、教員養成課程の科目のうち英語で開講されている科目を中心に受講。同時並行で定期的に学校訪問を行い大学で教えられている理論や哲学が現場でどのように形になっているのか、先生方はそれらに対してどのような心構えを持っているのか、そこにはどのような限界があるのかを比較観察。
最終更新日:2017年08月15日 初回執筆日:2017年08月15日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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英語 | 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFL 83> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<未受験> |
ヘルシンキ大学教育学部に所属し、教員養成課程の科目のうち英語で開講されている科目を中心に受講。同時並行で定期的に学校訪問を行い大学で教えられている理論や哲学が現場でどのように形になっているのか、先生方はそれらに対してどのような心構えを持っているのか、そこにはどのような限界があるのかを比較観察。
教育学部生として日本の教育について考えていくうちに、自分が受けた教育や自分の育った環境にに自分の思考が引っ張られることで正しく教育を見れていないというフラストレーションを抱くようになった。ほとんど生活が創造のできないが一方で日本と同じような先進国の教育を見に行けば日本の教育をもっと深く観れるようになるかもしれないと思った。
結果として、理論と実践の間におこる葛藤や心構えに対する考えが深まり、また学問と現場という二項対立だけでなく、文化や政治、家族、言葉など日本では当たり前になっていた側面から教育という事象を捉え直すことが出来た。
観察力力
起きた出来事に対して複数の視点からとらえることが出来るようになった。また客観的な見方ばかりに囚われることもなく、自分が見た世界にどのように自分が反応したのか、それはなぜなのかといった観察者でありつつその場に確実に存在する自分の内面の変化も同時に意識出来るようになった。
何か職業となったり具体的に社会に役に立つようなスキルが身についたわけではないので、今回の留学の成果はあくまで「スタート地点」に立てたことだと思っている。なので基本的にはこのスタート地点から発して焦ることなく着実に今の勉強を進めていきたい。
2016年
8月~
2017年
5月
ヘルシンキ大学教育学部に所属し、教員養成課程の科目のうち英語で開講されている科目を中心に受講。同時並行で定期的に学校訪問を行い大学で教えられている理論や哲学が現場でどのように形になっているのか、先生方はそれらに対してどのような心構えを持っているのか、そこにはどのような限界があるのかを比較観察。自分のいる教員養成課程の授業と似たようなものもあれば、フィンランド特有だと感じられる教員教育もあり、それらを支える哲学的下地を学び取ることが出来た。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 48,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 48,000 円 |
生活費:月額 50,000 円 |
留学がまだ始まって間もないころ、友達に誘われて夕方街に出ていって言われるがままに海沿いを歩いているととあるところで立ち止まり、みな空を眺めだした。てっきり何かするものだと思っていたが彼らの目的は「夕日を沈むまで眺めること」であった。今までずっと都会で暮らしてきて、都会の遊びになれていた僕にはその時間がとても新鮮でハッとさせられるものであった。何気ない留学のワンシーンであるが生活を大切にする国フィンランドの思い出を代表するように今でもよく思い出すエピソードである。
出発する前に留学内容とあったボランティア先なりインターン先を見つけたいと思っていたが、まず何から始めていいのか見当がつかなかった。そこでまず周りにいるフィンランドにゆかりの或る人達に話を聞いて回り状況を把握した。そのあとは弾みがついたのか人が人を紹介してくれてすこしずつ情報が集まるようになった。実際に選んだ活動先は一つなので多くの情報は知って終わりとなってしまったが、それだけ動いたということが自信となった。
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