留学内容
世界観を広げることをテーマに留学しました。
様々な価値観や考え方に触れたいと言う思いから、多民族・多文化国家であるカナダで留学し、語学と看護を学びました。
大学のSummer Englishに参加し、英語の学習をはじめ、スポーツや食べ物などのカナダの文化や伝統についても学びました。看護研修では病院や介護施設訪問、講話授業・校内実習、現地ナースの講話に参加しました。
留学を通して、看護師として仕事をするのではなく、人として対象者と心から向き合える人になりたいと感じました。
最終更新日:2017年09月04日 初回執筆日:2017年09月04日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 挨拶など基本的な会話ができるレベル |
世界観を広げることをテーマに留学しました。
様々な価値観や考え方に触れたいと言う思いから、多民族・多文化国家であるカナダで留学し、語学と看護を学びました。
大学のSummer Englishに参加し、英語の学習をはじめ、スポーツや食べ物などのカナダの文化や伝統についても学びました。看護研修では病院や介護施設訪問、講話授業・校内実習、現地ナースの講話に参加しました。
留学を通して、看護師として仕事をするのではなく、人として対象者と心から向き合える人になりたいと感じました。
私は幼少期からの看護師への夢をいち早く叶えるために奈良文化高等学校衛生看護科に入学しました。私の高校生活は看護の授業や臨地実習もある中で大好きなダンスをしていて忙しい毎日でした。高校生活の中で留学に行きたいとの思いはありましたが、英語も話せないし、忙しいし私には行けないと思っていました。そんな何も変わらない日常でトビタテのチラシに出会った時、これはチャンスだ!と真っ先に思ったのが始まりです。
トビタテからの留学を通して、トビタテ生との出会い、また、カナダでの出会いが、私を振り返るきっかけとなりました。
様々な価値観や考え方の違いを知ると言うことに意味があり、そして自分の考えを振り返ることで世界観を広げることが出来たと感じました。
看護師として、対象者の生命や生活に関わるからこそ、人として対象者を尊重し思いに寄り添うことを忘れてはならないことを学びました。
観察力、思考力、やり遂げる力
留学にチャレンジしたことが今の私の強みでもあり、何事にもチャレンジしてやり遂げようと行動出来るようになりました。また、看護師として、人として対象者に寄り添うと言うことから、対象者の言動を観察し、対象者がどうしたいかを様々な角度から考えるようになりました。
看護師として、そして、人としても、日々成長し、どんな環境であっても一人ひとりと心から関わることが出来る看護師であり続けたいです。また、これからもトビタテでの留学の学びを発信し続けて、人と人とが心から思い合える現場、社会を広めます。
2016年
7月~
2016年
8月
語学では、会話の聞き取りすら出来ませんでしたが、毎日ホストファミリーや友人に話しかけるうちに、話すことが楽しいと感じ、少しずつ聞き取りが出来るようになりました。
そして看護研修では、日本とカナダで『心に寄り添う』と言う看護の原点に変わりはないと感じました。しかし、決められた業務時間内で対象者に働きかけると言う言葉を聞いて、日本では仕事をこなすことに必死で、本当に心から働きかけると言う事は少なく忘れかけているのではと感じました。だからこそ、忙しい環境でも一つひとつの援助では目をみて話し、手で触れるそして対象者の思いに寄り添うことが大切だと考えるようになりました。
また、アンバサダー活動ではホストファミリーや友人に書道、巫女の神楽舞、龍笛、昔遊びなどを伝えてきました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
留学して1週間も経たない頃、私は大学で出来た友人達とピクニックに行くとマザーに伝えて出かけました。楽しい時間を友人達と過ごし、夕食の時間には帰りました。しかし、帰ったと同時にマザーは私を見て大笑いしていました。
英語もあまりわからない私は不思議でなりませんでした。ゆっくりとマザーの話を聞くと、ショッピングモールで私を見つけたとの事。。。もちろん、嘘なんかついていません。私は川でピクニックを楽しんでいました。
では、なぜでしょうか?そうです。実は、私…双子なのです。(笑)
私は双子の妹ですが、双子の姉も看護師が夢で同じようにカナダ・トロントで留学していました。
大学は同じところで通っていましたが、ホームステイ先は別々でした。
マザーは私の双子の姉を見て、声をかけたみたいです。
姉の話によると、姉のマザーと私のマザーとが、私の留学生だと取り合いになっていたようです。姉が双子だと伝えるとその場で和解できたようで、ホッとしました。
大学で緩和ケア病棟での経験もある看護師のパット先生の講義を受けました。
パット先生の話を聞いて、「思いやりを持ち、また、肌と肌で触れ合うことが、安心感や生きていると実感できるようにする」「どのように生きて、どのような死を迎えるかを考え、その人らしい姿にする」と言うことが看護師として出来ることだと感じました。
そして、一人ひとりと心から関わり、人の生命や生活に良い影響を与えられる人になりたいです!
高校の入学当初から、制服は正しく着る、爪は短く、髪はまとめるなど、医療職として身だしなみに厳しく指導されてきた私たちは、カナダでも当たり前のように身だしなみには気にかけていました。
ところが、カナダの看護学生や看護師たちを見て驚きました。制服は自由だと言う病院もあれば、髪型も自由だったり、ネイルをしたりしている人もおられました。
彼女たちは個性を活かすと言う考えから自由な姿をしているそうです。彼女たちも、私たちの姿を見て驚いた様子できっちりと揃っている身だしなみを綺麗だと高く評価してくれました。
国によっての考えは違ったりしていますが、どちらが良い悪いではなく、お互いに尊重し合うことが出来て良かったと思います。
看護の専門を学ぶために、カナダで働く日本人の看護師の方に通訳をお願いしていたため、看護研修では困ることはありませんでした。
しかし、英語の授業や日常の生活で、伝えたいことが伝わらなかったり、もっと話がしたいのに話せなかったりしたことから、自分の語学力のなさに痛感しました。もっと英語が話せたなら、たくさんのコミュニケーションを色んな人と話せただろうと思うと本当に後悔しています。
留学をきっかけに話すことの楽しさが分かり、英語に興味を持つようになりました。これから語学力を身につけてコミュニケーションがとれるようにしたいと言う思いから英語の勉強をするようになりました!
カナダへの留学ガイドを見る