留学大図鑑 留学大図鑑

Ayaka

出身・在学高校:
私立順天高等学校
出身・在学校:
成蹊大学
出身・在学学部学科:
法学部政治学科
在籍企業・組織:

私は、フィリピン、カンボジアではスタディツアーやボランティア、アメリカのフロリダ州、ニュージーランド、オーストラリアの経験がるので、留学で不安なことがある場合は、Twiiterかinstagramでメッセージをいただければ、可能な範囲で答えます。返信は遅くなることがあります。


最終更新日:2017年08月21日 初回執筆日:2017年08月21日

33人の外国人と過ごした夏

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • カンボジア
  • カンボジア、プノンペン
留学期間:
2015年7月4日〜8月1日
総費用:
317,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検2級 TOEIC 630点>

留学内容

私は、2015年7月4日から8月1日までカンボジアのプノンペンで4週間ボランティアを行ってきました。私がこのボランティアで利用した機関は、イギリスに本部があるProjects Abroadという団体でした。Projects Abroadは、世界中のあらゆるところに支社があり、私が参加したプログラムには世界各国(アメリカ、イタリア、イギリス、オランダ、カナダ、スイス、スペイン、ノルウェー、ベルギー)から私を含め34人の若者たち(16歳〜19歳)が集まり、参加しました。活動場所はHome of Hopeという障害を持っていて、親と暮らすことができない子供たちが生活している施設でした。主な活動内容は子供たちのケアと施設の修繕でした。私がこの留学でテーマにしていたことは、カンボジア内戦と障害者です。カンボジアでは以前、大きな内戦があり、大虐殺が起こりました。その影響は今でも続いており、残された地雷や枯葉剤にによって生まれた障害者が多く存在しています。現地では、カンボジア内戦の歴史を学ぶと同時にその影響を受けた障害者の現状を知ることができた。また外国人とともに活動することによって、心身ともに大きく成長することができた。

留学の動機

高校1年生の時にSGHのフィールドワーク活動で初めて、フィリピンに行った。フィリピンは私にとっての初めての発展途上国だった。見るものすべてが新鮮で多くの衝撃を受けた。日本とフィリピンを比較して多くの両国の良い点と悪い点に気づくことができた。もっと多様な国と比較し、問題の解決策を見つけたいと思ったのが留学のきっかけである。

成果

留学を通して、海外の障害者への取り組み方がわかった。先進国は、日本と同等かそれ以上に進んでいる。一緒にボランティアに参加したメンバーの中には片腕がない子がいたが、しかし彼女は健常者と同じように畑を作り、裁縫をしたり、なんでもしていた。しかし、カンボジアの障害者の多くは見世物としてお金を稼いでいた。国の障害者への取り組み方による違いの影響に衝撃を受けた。

ついた力

対応力

一緒に活動したメンバーは、10か国から集まった多様な人達だったので、慣れないことが多かったです。食文化や宗教、成人年齢の違いなどに最初は驚くことが多かったですが、その多様な環境に最終的には適応することができました。また、カンボジアの炎天下でのハードワークや大洪水、飛行機が遅延して帰れなくなるなどのトラブルにも対応することができ、帰ってからは以前より対応力が向上した気がします。

今後の展望

今後は国際比較政治をやっていきたい。多様な国に行き、その国の問題や文化について学び、比較して、解決策は何なのかを考えていきたい。フィリピンとカンボジアを比較した際に、フィリピンでは貧困の問題、カンボジアでは障害者の問題の深刻さが見えた。次はマレーシアに行き、ミンダナオ島からの不法移民問題について学ぼうと考えている。

留学スケジュール

2015年
7月~
2015年
8月

カンボジア(プノンペン)

私は、2015年7月4日から8月1日までカンボジアのプノンペンで4週間ボランティアを行ってきました。私がこのボランティアで利用した機関は、イギリスに本部があるProjects Abroadという団体でしたProjects Abroadは、世界中のあらゆるところに支社があり、私が参加したプログラムには世界各国から私を含め34人の若者たちが集まり、参加しました。活動場所はHome of Hopeという障害者施設でした。主な活動内容は子供たちのケアと施設の修繕でした。また現地では、カンボジア内戦の歴史を学ぶと同時にその影響を受けた障害者の現状を知ることができた。また外国人とともに活動することによって、心身ともに大きく成長することができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

一緒にボランティアをしたメンバーで撮った記念写真
施設に畑を作るために雑草を抜いている写真
花壇をいらなくなったタイヤをアレンジして、作っている写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

カンボジアの障害者問題

カンボジアには過去にあった内戦での虐殺、地雷、枯葉剤の影響で多くの障害者が存在している。私がカンボジアに行って、一番衝撃を受けたことは、多くの障害者が見世物となり、物売りや物乞いを観光地でしていることだ。カンボジアには社会保障という制度がないため、障害者であっても働くことを余儀なくされている。働けない障害者は施設で家族と離れて暮らさないといけない。今もカンボジアには虐殺の爪痕は大きく残っている。

実際に虐殺が行われたトゥールスレン強制収容所

途上国での安全と健康

  • 生活 : 治安・安全

私が行ったカンボジアは途上国だったので、健康面や安全面には注意しました。渡航前には、A型肝炎とB型肝炎の予防接種をし、常備薬は多く持って行きました。また、水や屋台の氷を使った飲食物には、特に注意を払っていました。安全面では、できる限り1人で行動しないようにしました。途上国は確かに治安が悪いですが、十分に注意を払えば、先進国とは異なる魅力が多くあるのでお勧めです。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強とその国の歴史や文化についてもっと調べたほうが良かったなと思いました。英語は、単語や文法ではなく、コミュニケーション英語をもっとやっておけば良かったなと思いました。また、カンボジアの事をもっと学んでいたら、現地の人にもっと質問することができたなと今になって後悔しています。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧めます。私は高校生の時に初めて、留学に行って、自分の世界が一気に広がりました。視野が広がるだけでなく、積極性や適応能力、行動力など自己を向上させることができました。若い時に吸収したものは、自己の形成に良い影響を与えると私は思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は自分を大きく変えます。留学に行って、私は知識やスキルだけでなく、人間的に成長できました。また、多くの面白い同世代の若者に出会う事ができ、ネットワークを格段と広げることができました。行く前は、不安なことも沢山ありましたが、帰国後はその不安を超えるくらいの貴重な体験ができたと思えました。もし、留学を悩んでいる人がいたら、思いっきて挑戦することをお勧めします。