留学内容
環境工学の分野で優れたデンマークで高度な専門知識を学び、そうした技術や知識が日本の住環境をより良くするために生かせないか、という事を主なテーマとしてデンマーク工科大学へ留学した。
基本的には、大学の授業内で行われるプロジェクトを通して、実用的なことを学んだ。主に再生エネルギーに関する授業及び建築環境工学に関するものを履修した。特に有意義だったプロジェクトとしては建築音響工学の授業において、実際の市内にあるレストランを対象として、レストラン内の音響環境を改善するために実測調査やシミュレーションを行ったことが挙げられる。対象とする建物は自分たちで決める必要があったので、その点では苦労したが、対象物件が決まってからはグループでうまく役割分担をして、円滑にプロジェクトを進めることができた。授業はほぼ全てグループワークで行われるため、英語で人と議論する機会がたくさんあり、とても有意義であった。
また、その他にも1年を通して、デンマーク語の学習にも努めたほか、現地の企業訪問なども行った。
全ての活動を通して環境配慮、サステナビリティに関して様々な知識や考え方を身につけることができた。