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まっつん

出身・在学高校:
私立武蔵高校
出身・在学校:
東京外国語大学
出身・在学学部学科:
言語文化学部中国語学科
在籍企業・組織:

中国留学、中国の本科留学したい方ぜひ!


最終更新日:2017年11月24日 初回執筆日:2017年11月24日

中国ジャーナリズム&ITの修行留学!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 復旦大学新聞学院
  • 中国
  • 上海
留学期間:
12か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 1,500,000円
  • 地域自治体等のもの 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
中国語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 中国トップのジャーナリズム学部である復旦大学新聞学院に私費留学し、授業を受けるとともに現地学生との対話を行いました。新聞学院では、「調査報道」、「メディアと社会」「テレビ番組制作」といったジャーナリズム専門科目30単位を取得し、中国メディア事情について様々な角度から学んだり、各授業であるグループワークでは積極的に日本のケースタディーを取り上げて、専門的な目線から日本への理解を促進したりしていました。授業外では新聞学院の生徒を中心とする学内メディア「復新メディア」に唯一の留学生として参加し、中国人学生とともに映像制作をしたり、学内だけでも100人近い中国人学生たちと交流をしていました。 
 また、課外活動として、ITスタートアップやネットメディアなど、中国の先進的なITの分野に積極的に飛び込んでみました。中国の動画メディアでインターンし、唯一の日本人スタッフとして訪中した新海誠監督への取材を担当したほか、外資系シェアバイクスタートアップで日本市場調査をしたり、SNSや、日中共同ブログを用いて積極的に現地から日本へ中国社会やメディア、ITについての情報発信を実行、現在も継続しています。

留学の動機

 高校時代から映画を撮っていたこと、日中交流サークルをやっていたこともあって、中国の学生と対話をしたり、一緒に制作をしてみたいなと思っていました。また、日本のメディアでのインターンを通じてメディア経営に興味を持ったことをきっかけに、中国のジャーナリズムスクールで現地学生と一緒に討論、制作したり、現地のネットメディアでインターンをしてみたいと思うようになりました。

成果

 僕にとって今回の留学は1度目の中国ではなく、文化的な摩擦といった問題は少なかったのですが、1年間腰を据えて、日本へのなじみが薄い新聞学院の友人たちや、バックパック旅行等、1年間で出会った沢山の人々との対話や現地での体験によって、今まで以上に全面的に中国社会について理解することができたと思います。また、常に他に外国人のいない環境に積極的に飛び込んでやりたいことができたのも自信になりました。

ついた力

飛び込み力力

 大学やインターン先のメディア、旅の間で常に他に外国人のいない環境に積極的に飛び込んでいき、小さいとはいえプロジェクトを行ってきた中で、日本人という立場でも中国社会でやりたいプロジェクトを実現することができるのだという自信がつきました。

今後の展望

 現在、日本でもIT業界を中心に、分野をリードする中国企業の知見を得たいという人たちは増えています。現地で体感したり、調査してきた立場を活かして、中国から日本への「リバースイノベーション」を起こすサポートができるようになれればうれしいかな、と思っています。

留学スケジュール

2016年
9月~
2017年
8月

中国(上海)

復旦大学での勉強と、現地企業でのインターン

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

復旦大学新聞学院
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学で確信した、“私はこれを目指す!”

 留学中、日本語ができて映像が撮れるということで色々な中国人にプロジェクトに誘われたり、逆に中国語ができるからと日本人の方に誘われることもありました。「現地の言語がわかる」「専門知識がある」、この2つを満たす人は意外と少ないんだな、ということと、それができればチャンスが広がるんだなと今回の留学で実感できました。今後も中国語を磨くと同時に自分の好きなことを突き詰めることがチャンスになるのかなと考えました。

制作風景

中国留学は危険?

  • 周囲の説得 : 家族

中国は空気が汚い、反日、衛生環境が悪いといった印象も強く、留学に反対される場合もあるかもしれません。僕の場合もそうでした。ただ、実際に行けば分かるのですが、中国の都市部の生活はそれほど悪くないですし、北京や上海のような大都市なら生活水準は日本と変わらないといっていいと思います。反日感情についても、決して無いわけではありませんが、少なくとも大学で勉強している限りは接する機会は少ないと思うし、旅行中にもそれが暴力等に繋がることはほとんどないと言って大丈夫だと思います。空気に関しても、北京は確かに悪いですが、上海や南の都市であればだいぶ軽減されます。といってもなかなか説得は大変だと思うので、既に行った先輩の話に相談したりして一つ一つ疑問を解決してみてください。必要であれば僕も協力します。

これから留学へ行く人へのメッセージ

語学でない留学というと、英語圏やヨーロッパが注目されがちですが、それ以外の地域から学ぶべきこともたくさんあると思います。語学で留学する人も、ぜひ現地で何か面白いことができないかな、と考えながら留学してみてください。きっといい出会いがあると思います!