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すず@クスコ

出身・在学高校:
私立淑徳高校
出身・在学校:
京都外国語大学
出身・在学学部学科:
外国語学部スペイン語学科
在籍企業・組織:

ペルー クスコに行きませんか?
ペルーに行ってみたい方・好きな方、中南米留学に興味関心がある方、留学全般悩みがある方等、連絡ください!お話聞きます!


最終更新日:2020年02月17日 初回執筆日:2020年02月17日

クスコの日本人の観光を変えたい!

留学テーマ・分野:
語学留学・スペイン語
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Llama education spanish school, Wiracocha spanish scool
  • ペルー
  • アレキパ・クスコ
留学期間:
5カ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 550,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
スペイン語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<DELE B1> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

テーマ『クスコで日本人観光の改革者になる!』。ペルー アレキパにて、ペルーのスペイン語に慣れるためにスペイン語クラスを受講した後、クスコへ移動。クスコの魅力を歴史や地名を通して理解できるようになるために、インカ帝国時代から話され続けている言語「ケチュア語」を、語学学校で学びました。実践活動は、クスコにおける日本人観光の実態と彼らが求めるクスコ観光の形態について知るべく、日本人観光客対象に「クスコにおける日本人の観光について」を、また、現地の人々には、「伝えたいクスコの魅力」についてや「日本人観光客とともに文化交流としてやってみたいこと」をアンケート・インタビュー調査しました。

留学の動機

クスコは「空の青、山々の緑、家々の茶色と白」のコントラストが大変美しい、奥深い魅力をもつ街です。世界遺産にも登録されており、訪れるべき場所は沢山あります。ですが、日本人の観光(特にパッケージツアー)ではそこに半日ほどしか滞在しません。私はクスコの魅力を歴史を踏まえてより深く理解し、それを日本人に向けて発信することで、クスコにおける日本人の観光を少しずつ変えたいと思い、この留学をすることにしました。

成果

ケチュア語を学んだことによって、簡単な会話ができるようになっただけでなく、まちや遺跡にあるケチュア語の地名の持つ意味や歴史を推測できるようになりました。クスコのケチュア語が抱える問題や危機についても理解しました。アンケート・インタビュー活動については、クスコを訪れる日本人観光客を求める観光スタイルかや彼らの興味関心について知ることができました。

ついた力

挑戦力

私にとって、そもそもトビタテを受験したことがなによりの「挑戦」でした。
自分のもっている不安の塊のような計画に自信をもってそれを発表し、留学奨学金を受け、現地では現地の人しか集まらないような世界に飛び込まなければならない...。
トビタテに出会わなかったら、きっとおそらくそんなことをできる自分はありませんでした。
私にとってトビタテは、挑戦する機会と勇気、そして自信もくれた制度でした。

今後の展望

クスコに関する研究を深め、卒業論文にまとめます。また、留学を経て、「日本人観光客が、治安や言語の壁を心配することなく、クスコでのリアルな生活を通して奥深い魅力や文化を直接味わえるような宿泊施設の経営」も将来の夢に加わりました。この夢の実現に向けても努力していくとともに、今後もSNSやブログを利用しクスコについて情報発信し続けます。また、ケチュア語のレベルを上げるための勉強もしていきます。

留学スケジュール

2019年
4月~
2019年
4月

ペルー(アレキパ)

午前中は、語学学校でスペイン語クラスを受講しました。マンツーマンでしたので、先生にペルーに関する興味関心や疑問をぶつけたところ、何冊もの本を持参して熱心に教えてくださいました。また、滞在先のホストファミリーが、とても明るく素敵なご家族でした。初日、学校への行き方が不安だと明かしたところ、実際に学校まで連れて行ってくださり、また午後や休日にはアレキパの観光地巡りにも車を出して連れて行ってくださりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ホストファミリーとアレキパ歴史地区にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2019年
4月~
2019年
9月

ペルー(クスコ)

語学学校では、ケチュア語のクラスを受講しました。こちらもマンツーマンでしたので、何度か先生と一緒に外出して、街の中で実際に使われているケチュア語を聞き取ったり、実際に話したりする訓練も行うことができたのは幸いでした。しかし、日本でスペイン語学習を始めた時とは違い、ケチュア語はひどく難しく感じられ、全然覚えられない自分に恥ずかしさすらも感じました。実践活動については、アンケートに飛ぶURLやバーコード等を日本語で数百枚のカードに印刷して持参しましたが、きちんとページが開けない不具合が何度もあり、結局ほとんど使用しなかったことは完全に誤算でした。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ケンコーチコ遺跡より、クスコ市街
とあるカジェ(通り)にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

日本のことが、とても好きになった瞬間

ごみのポイ捨てについて

クスコ(ペルー全体かもしれません)には、8月に幼稚園・小学生くらいの年齢の子供をつれた親子が田舎の野原にたくさんやってきて凧揚げ大会をする習慣があるそうで、私が滞在中も、野原で凧揚げをする多くの家族を見かけました。
しかし、彼らが去った後、野原がたくさんのプラスチックゴミだらけになってしまっていました。
凧の残骸や、お菓子の袋、空のペットボトルなど,,,。
なんと大人が、小さな子供の目の前でゴミをポイ捨てするのです。
生ごみは自然に還るとしても、プラスチックは自然に還りません。そこに残り続けます。
幸い、その野原は、管理人や市の清掃員達がやってきて毎回綺麗にしているそうです。
日本の「ごみはゴミ箱へ」の習慣やごみに関する学校教育を誇りに思えた瞬間でした。

8月になると子供たちが家族で凧揚げを楽しむ野原

話を聞いてもらう

  • 住まい探し : ホームステイ

私はどうも不安に弱いらしく、犬に噛まれた際や多少問題があった時など、今では「なぜあんなことでクヨクヨして、不安になっていたのだろう」と思えることで、すぐにとても不安になってしまっていました。しかし、ホストファミリーや学校の先生、現地の友人たちに話を聞いてもらったり、一緒に調べてもらったりして、いつも乗り越えることができました。本当に感謝しています。

留学前にやっておけばよかったこと

[病院に目星をつけておくこと]
七月に、犬に噛まれ、倒れたはずみに左手首を骨折しました。その際、どの病院に行くべきなのかわからず、現地の知人と病院を転々としたので、「外国人観光客は緊急時、どの病院に行くか?」を留学前にしっかり調べておくべきでした。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学をお勧めします。やはり「視野が広がること」や「日本にいてはできない挑戦と経験ができる」といった点をはじめ、なにより「現地の人々との出会いやつながり」が一番のメリットだと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

悩みや苦しみは迷わず誰かに相談・共有すること!
「海外に興味を持ち、実際に行動に移せる」ということは、当たり前そうに見えて当たり前でないです。
そんな活動的な自分に自信を持って、楽しんできてください