留学内容
最初の活動地であったエクアドルでは、現地のアニマルレスキューセンターで約2か月間インターン生として活動し、エクアドルの霊長類を始めとした野生動物の保護、飼育、野生へのリリース活動に従事しました。続くペルーでは、南部のマドレデディオス州タンボパタ国立公園にて、最寄りのアニマルレスキューからリリースされた霊長類のモニタリング、生息している鳥類の個体数調査等、国立公園内の動植物に関する基礎的な生態調査を主に行いました。
最終更新日:2020年07月21日 初回執筆日:2020年07月21日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
---|---|---|---|
英語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検4級> | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC895> |
最初の活動地であったエクアドルでは、現地のアニマルレスキューセンターで約2か月間インターン生として活動し、エクアドルの霊長類を始めとした野生動物の保護、飼育、野生へのリリース活動に従事しました。続くペルーでは、南部のマドレデディオス州タンボパタ国立公園にて、最寄りのアニマルレスキューからリリースされた霊長類のモニタリング、生息している鳥類の個体数調査等、国立公園内の動植物に関する基礎的な生態調査を主に行いました。
日本では各地で増えすぎた野生動物による農作物の被害が発生してる。
しかし、海外では逆に、野生動物をペットとして捕獲する為の密猟や食料としての獣肉取引によって森林から野生動物が激減している事が問題として起きている。
海外での野生動物と人間の間に生じている軋轢を現場で見ることが、今後自分が世界の野生動物保全の現場で活躍していくための第一歩であると考え、留学を決意しました。
留学することによって、良い意味で自分の身の程を知ることが出来ます。海外へ飛び込み、様々な障壁と孤軍奮闘するうちに「目の前の問題を解決するために、今の自分に足りないスキルは何か?」といった課題が見えてきます。そういった自分の課題を踏まえることで、帰国後の進路をより明確にすることが出来きます。留学をしたことで自分の実力を客観視でき、次のプランに移すことが出来たことが最も大きな成果だったと考える。
サバイバル力
森の中で遭難し、日が暮れると、キャンプに戻らず森の中で野宿することになります。
森の中で寝床を決めるのも無作為に決めるのではなく、毒蛇や突然降りかかるスコールなどのリスクを回避するために「どこで寝るのが安全だ?」「天気は荒れそうか?」といった議論を仲間と繰り広げなければなりません。
スペイン話が出来なければ乗り越えられない状況に置かれることで、語学力が一気に上達しました。
リリースする野生動物一頭一頭かける時間や労力などを考慮すると、草の根活動は費用対効果の面で効率の悪さが見受けられた。
その為、野生動物の抱える問題をよりグローバルに解決する為には、より新たな視点を自分に取り入れる必要があると感じ、今後は熱帯雨林の野生動物の減少の主な要因である農地化のための無作為な森林伐採やブッシュミートトレードなど、人間側の視点から問題にアプローチする事を試みる予定である。
2019年
2月~
2019年
4月
現地のアニマルレスキューセンターで約2か月間インターン生として活動し、エクアドルの霊長類を始めとした野生動物の保護、飼育、野生へのリリース活動に従事しました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 200,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 200,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
2019年
5月~
2019年
8月
南部のマドレデディオス州タンボパタ国立公園にて、最寄りのアニマルレスキューからリリースされた霊長類のモニタリング、生息している鳥類の個体数調査等、国立公園内の動植物に関する基礎的な生態調査を主に行いました。
さらに、国立公園内の哺乳動物相のインベントリー作成の為に、熱帯雨林の随所に4台のセンサーカメラを設置し、計36日分、24種の霊長類を始めとした野生動物の映像の撮影を行いました。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 300,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 300,000 円 |
生活費:月額 - 円 |
高温多湿で乾かない衣服、半分以上理解できないスペイン語のミーティング、襲って来る弾丸アリ、休み時間にすることはアマゾン川眺めるくらい。
ペルーに来て2週間で人生初の五月病を発病しました。
当時理想通りに事が進まな過ぎて、途中で帰国することまで考えていました。
絶望しながらいつもの様にマチェット片手に観察ルート作りしてた時、樹上から1頭のクモザルが現れて、自分の頭を毛繕いして去っていきました。
どことなく慣れない環境に悶える自分をアマゾンのサル達が受け入れてくれたような気がしました。
休みの日にズボン洗濯しようと思ったらポケットから手のひら大のタランチュラが出てきました。
帰国後に進学を考えていた大学院の受験に失敗してしまい、卒業要件と後期入試の両方追われていました。(最終的に無事合格しました)
皆さんは自分と同じ失敗を繰り返さないように、留学後の人生プランをよく考えてから留学するとよいと思います。
長期留学の人は留学中の長い時間を使って、留学後の様々な進路を考えておくといいと思います。