留学内容
「貧困地域における子どもの教育プログラムづくりと地域活性化」をテーマに、台湾の北部の三峡地区での地域で小さなエリアの中で就労期まで生きていくための力が身につくような支援を包括的に行っている団体でノウハウを学ぶことを計画した。その結果、日台の子どもの支援の在り方の差異、子どもの支援の循環の重要性、NPO・企業・SDGsが一体となって行うことの必要性、食や学習の支援だけでなくプログラムを行うことにより子どもの創造力を育むことができ、未来を変える原動力が生まれることを学んだ。
最終更新日:2021年05月18日 初回執筆日:2021年05月18日
語学力:
言語 | 留学前 | 留学後 | |
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中国語 | 挨拶など基本的な会話ができるレベル | → | 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<華語文能力測験進階級> |
「貧困地域における子どもの教育プログラムづくりと地域活性化」をテーマに、台湾の北部の三峡地区での地域で小さなエリアの中で就労期まで生きていくための力が身につくような支援を包括的に行っている団体でノウハウを学ぶことを計画した。その結果、日台の子どもの支援の在り方の差異、子どもの支援の循環の重要性、NPO・企業・SDGsが一体となって行うことの必要性、食や学習の支援だけでなくプログラムを行うことにより子どもの創造力を育むことができ、未来を変える原動力が生まれることを学んだ。
大学でまちづくりや福祉などを勉強し、地域に関心が高まり地域のセーフティーネットを発信するコミュニティFMのパーソナリティをしていました。その中で、子どもの貧困問題に関心が芽生え、実際に学習支援や子ども食堂や居場所づくりなどをしている団体で活動をしました。活動をする中で、食の支援や学習の支援の他に、「生きていくための力が身につく支援」の必要性を実感し、ノウハウを学ぶために留学を決心しました。
子どもの貧困支援において、子どもの創造力を育むプログラムを行うことが必要であること、循環をつくることでまちづくりになり得ることを学んだ。私は、この団体で日本語のプログラムを担当した。日本に関心のなかった子どもたちに対して興味を引き出した。そして、ある子どもは、将来日本で働きたいという夢を語ってくれるようになった。
どんな環境でも生き抜く力
台湾で生活をする中で、普通に日本で過ごしていたら体験できなかったであろうと思うことをたくさん経験できた。特に、怪奇現象にあったことでこの能力が高まった。目に見えないものに対する恐怖ほど対処をすることが困難で恐ろしいものであることを学んだ。だが、そのような中でも盛り塩を置き、見えないものこそ見えないものに頼るという対策方法を編み出し突破することができた。
卒業論文で、「台湾の貧困層に着目した子どもの支援の新しい在り方」について研究し、生まれ育った環境にとらわれず、生きていくための力が身につくような支援の普及の一助を目指す。生きていく力を身につけられる支援の必要性を学んだことから、学んだノウハウを伝え、地域にユニットをつくり、日本における子どもの貧困支援の充実に貢献していきたい。
2020年
3月~
2020年
12月
台湾で現地のスタッフと協働しながら半年間、子どもの貧困支援に携わった。私は、日本語のプログラムを担当した。初めの頃は、「Ayakaの中国語は変~」と子どもたちは言い、誰も授業を聞いてくれなかった。みんなが楽しめる授業とは何かを考え、先生や生徒といった垣根を越えた『めだかの学校』のような空間をつくることだと考え実行した。ADHDの子どもや文字の識別障害を抱える子どもたちも楽しめるようにオリジナルのテキストを作成したり遊び感覚で学べる授業をつくった。その結果、子どもの主体性を育むことができ、プログラムに参加した子どもたち全員が日本に興味を示してくれた。
休みの日は、台湾人の友人たちと一緒に山に登ったり観光していた。
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
学費:納入総額 - 円 |
住居費:月額 - 円 |
生活費:月額 - 円 |
私は山登りが大好きで、台湾でもよく1人で山に登っていました。頂上には大きな岩があり、皆上っていたので私も着いていきました。いざ、降りるとき、私の足は短く足場を確保することができませんでした。私と同じように上ってしまった女性たちは彼氏の手に捕まり降りていました。どうすることもできなくなった私は、あたりを見渡していると岩のそばにいたおじさんが、全く知らない外国人の私に対して手を差し伸べてくださりました。
困っていたら国籍など問わず、誰にでも手を差し伸べてくれるあたたかい国だなと実感し、台湾が大好きになりました。
殆ど中国語が話せず、留学当初は苦労しました。そこで、毎日、中国語会話を聞いて、聞いたことを口にしながら書いて文字にする練習をしました。すると、聞く力・書く力・話す力を一気に伸ばすことができました。また、毎日、中国語で日記を書いていました。日記を書くことで自分が普段使う言葉から語彙を身につけることができ楽しく勉強することができました。
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