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Natsuki

出身・在学高校:
福島県立磐城高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

トビタテやフィジーでの生活を載せているので、覗いてみてください:)
何か聞きたいこと、不安なことがあれば気軽に相談してみてくださいね。


最終更新日:2024年07月03日 初回執筆日:2024年07月03日

幸せの国フィジーでチャイルドケア

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ProjetcsAbroad,Galoa kindergarten,Galoa village
  • フィジー諸島
  • パシフィックハーバー
留学期間:
5週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 370,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

「自分の力で子供たちを笑顔にしたい」この思いを実現させる方法を学ぶために、幸福の国と言われるフィジーでチャイルドケアやfootpath作り、ビーチクリーニングなどのボランティアを行いました。子供たちが幼少期に過ごす環境や育む感情が、その後の人生にどのように影響するのかについて、実際に幼稚園での活動や村でのホームステイの中で学びました。フィジーの人々の生活や価値観に触れ、温かい人とのつながりや、お互いが助け合って生きる生活スタイル、日常の何気ない時間も大切にすることなどが、フィジーの人々の幸せにつながり、子供たちがのびのびと過ごせる環境の要素であることに気づくことが出来ました。

留学の動機

日本を出てみたいという気持ちが強く、開発や国際協力に関する仕事に就きたいとも考えていたため、ボランティア留学という形でフィジーに行くことにしました。また、世界中の仲間と共に活動を行い、一緒に挑戦するということが出来るProjectsAbroadのプログラムを選びました。

成果

活動の中では、子供との接し方やフィジーの教育の環境を知ることが出来ました。子供と過ごした時間は、本当に楽しく子供から私の方が沢山の物をもらっていたような気がします。footpathやビーチクリーニングは、様々な課題を再認識し、将来こんな仕事をしたいと思えるようなとてもやりがいのある活動でした。また、留学中に出会った仲間や村の人々、ホームステイ先の家族など本当に大好きな人々に出会えて嬉しかったです。

ついた力

自己決定力

留学前、私は自分自身に自信が持てず自己決定が苦手でした。ですが、留学中は初めての海外で一人い長い旅をしなければならず、選択や決断の連続です。どうすべきか分からず苦しいときもありましたが、自分なりに必死に考えて決断をしてそれを成し遂げることが出来た経験は、確実に自分の自信になっています。

今後の展望

留学を通して、途上国の教育や開発に関わりたいと思っていた夢が確信に近いものに変わりました。現在は、新たな目標に向けて頑張っています。もちろん夢にたどり着くまでの道のりは簡単なものではありませんが、今の思いを忘れず、自分を信じて、進んでいこうと思います。何より、フィジーで出会った家族や仲間にもう一度会うことも私の大きな夢です。

留学スケジュール

2023年
7月~
2023年
8月

フィジー諸島(パシフィックハーバー)

午前中は主にチャイルドケアの活動を行いました。村の幼稚園では、体動かし体操や数字学習、お絵描き、読み聞かせなどを行いました。自分たちでダンスを考えて子供たちと踊ったり、折り紙を教えたりして、様々な活動を積極的に行うことが出来ました。村のホールでは主に未就学児と接しましたが、母国語であるフィジー語しか通じず、言葉の面では苦労することもありましたが、子供たちが名前を呼んでくれた時は本当に嬉しかったです。
午後は、村のインフラに関するボランティア活動を行いました。footpath作りでは、村のホールまでの歩道をすべて手作りで作りました。なかなか作業が進まず大変でしたが、完成させることが出来たときは感動して涙が出そうでした。村のみんなで大笑いしながら、少しずつ作ったその時間は本当にかけがえのない時間になりました。
休日は、首都であるスバへ行って映画を見たり、フィジーの歴史を学んだりしました。また、ウォーターアクティビティでは、透明度の高い海でシュノーケリングをしたり、川で飛び込みをしたり、とても楽しい時間を過ごしました。とても自然が美しく心が安らぎました。ただ、フィジーは冬だったのでとても寒かったです(笑)
村の生活は私にとってはほぼサバイバルでした。シャワーが水しか出なくてとても寒かったり、手洗いの洗濯が大変だったり、Wi-Fiが繋がらず連絡が取れなかったり、大変なこともとても多かったです。それでも、ホストファミリーや村の人々は本当に楽しく、笑顔で暮らしていて、愛を感じる瞬間がたくさんありました。生活は決して豊かなわけではないけれど、私は村で生活している間ずっと幸せを感じていたような気がします。
大変なこともありましたが、自分なりに工夫して慣れることができ、最終的にはすべてを楽しめるようになっていました!本当に学びの多い35日間でした!

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

特に折り紙は気に入ってくれました!!
footpath完成!!
毎日散歩した美しいビーチ!
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学を実現する前から多くの人に支えられ、留学中は沢山の素敵な出会いがありました。まずは、フィジーに行かせてくれた両親、トビタテ応募に協力してくれた先生方には感謝してもしきれません。そして、フィジーで出会ったホストファミリーは、英語が思うように話せず不安を感じていた私に、とても優しく接してくれました。ホストファミリーはホストマザーとホストブラザー、グランマの3人でほかにも沢山の親戚や村の人々に出会いました。ホストマザーは毎朝美味しいパンを焼いてくれて、ティーチャーをしていて忙しいにも関わらず、私のために英語を教える時間を作ってくれました。「Natsuki is my family.」といつも言ってくれて、本当に嬉しかったです。年上のホストブラザーとは沢山くだらない話をして、夜ご飯を作ってくれる時もありました。グランマはフィジー伝統のランチを作ってくれて、沢山読み聞かせをしてくれました。フィジーで出会った仲間は、日本以外にイギリスやデンマーク、アメリカ、フランスなど本当に多国籍で、沢山の異なる価値観に触れることが出来ました。仲間たちとは沢山の時間を過ごして、いろいろな話をして、助け合って、みんなに出会えて本当に良かったです。フィジーならではの人とのつながりは本当に素晴らしいものでした。

シャボン玉に夢中な子供達!みんなありがとう!
大好きなホストファミリー!

とにかくチャレンジ!

  • 語学力 : 英語

留学前はほとんど英語を話せず、学校で習っているもののみで、とにかく英語力は不安でした。しかしほかの学校の勉強などもあり、出発前までに生活で使いそうな文法やフレーズを出来るだけ覚えたり、書きだすくらいのことしか出来ませんでした。なので、飛行機に乗った時から緊張して全くというほど英語が話せず、本当に滞在先までたどり着けるかも不安でした。案の定、フィジーについてから手続きが全く理解できず、現地の人に呆れられてしまうこともあり、何度も泣きそうになりました。とにかく自信を無くしていましたが、自分から話そうとしなければ、生きていけない状況だったため、身振り手振りを交えながら必死に会話をする日々が続きました。驚くべきことですが、こんな状態でもなんとかなるものです。イギリスから来ていた年上のお姉さんのまねをしたり、ホストマザーから英語を教わったりして少しずつ出来るようになりました。段々頭の中で考えることも英語になり、英語で会話をすることに楽しさや喜びを感じるようにもなりました。すらすら話せるようになるまでまだまだ勉強が必要ですが、とにかくチャレンジすることが大事だと学んだとても良い経験になりました。また、フィジーに行ってホストファミリーと英語で話すのが楽しみです!フィジーは母国語がフィジー語なので、フィジー語も勉強したいです!

英語が出来ないまま飛び立って初めて見た景色!来てよかった!
ローマ字を勉強する女の子。フィジーで私も一緒に英語を学んだ。

留学前にやっておけばよかったこと

英語など留学先で使う言語を少しでも出来るようにしておくことは大事だと思います。英語を話せる、言葉が通じるということが自分の自信にもつながります。また、なぜ留学するのか、留学を通してどんな自分になりたいのか言葉にして明確にしておくことも大事だと思います。留学中、不安になったり道に迷ったりしたとき、その意志が自分を導いてくれるかもしれません。さらに、充実した留学生活を送ることが出来ると思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学は多くの人の協力が必要だし、お金もかかります。私自身留学前も留学中も沢山悩んで努力をしたし、強い覚悟も必要でした。留学中は沢山失敗をしたし、大変なことの方が多いかもしれません。それでも、全力で挑んで良かったと心の底から思えるものが私は留学だったのです。もし全力で挑みたいと思えるものがあるなら、それは何でもいいと思います。留学はただの手段であって、それによって成長できるかは自分次第ですから。

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから始まる大冒険で、皆さんを待っているものは何でしょうか。沢山、未知の世界に触れて、人に出会って、失敗して、ゾクゾクワクワクして、楽しんできてください!これから進む道は決して楽な道ではありませんが、その一歩一歩すべてがいつか皆さんの自信と勇気になります。私もいつかまた必ず新しい冒険を始めます。冒険のどこかで皆さんに出会えたらなんて素敵でしょう!大冒険に出かける皆さん、行ってらっしゃい!