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マイハ

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最終更新日:2024年06月28日 初回執筆日:2024年06月28日

MLGsで琵琶湖を守る方法を世界から!

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スプロットショー・ランゲージ・カレッジ
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
3週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表/新・日本代表プログラム」 410,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<英検二級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検二級>

留学内容

滋賀県は、SDGsの琵琶湖バージョンとしてMLGsというものを設定しています。琵琶湖が抱える環境問題を解決し、人と琵琶湖、そしてそれを取り巻く環境が持続可能な方法で共生していくことを目的とした目標です。このMLGsを
通じて琵琶湖の環境を守るための方法を、世界へ飛び出すことで見出そうと考えました。
世界一湖の数が多い国であるカナダの、自然と人々の共生が美しいと言われるバンクーバーへ留学し、琵琶湖とカナダの湖とで比較研究を行いました。湖の観察とインタビューを通して環境、人々と湖との関わりという大きく分けて二つの視点で湖の調査をしました。
二つの湖を調査し、琵琶湖周辺よりゴミ箱が多かったり、様々な設備が充実していると感じました。中には琵琶湖にあるような仕組みが施されていたり、両国の湖に共通するものもみられました。そしてなんといっても、人々の自然を愛する心や意識が高いなと感じました。

留学の動機

琵琶湖は今、生態系のバランスが健全でない状態にあります。滋賀県に住む私にとってとても身近な存在である琵琶湖の課題を解決し、環境を守りたい、そう強く感じていました。そんな時に、琵琶湖にはMLGsという目標が設定されていることを知り、SDGsと絡めてグローバルな視点で琵琶湖の環境問題解決を考えることができるのではないかと思い、世界から琵琶湖を守る方法を見出そうと留学に対する強い興味を持ちました。

成果

街で出会った初めて会ったたくさんの人々とお話をする中で湖についても話をきくことができた。中でも印象的なのが、湖水を飲めるくらい綺麗な湖がカナダにはあるというお話だ。自分の視野になかった新鮮な現地ならではのお話を聞くことができ、現地でしかわからないこは本当にたくさんあるなと強く感じさせられた。何より湖にとどまらず、自然を愛する人がたくさんいるなと感じた。

ついた力

なんとかなるさ力

世界に出て広い視野の中に立ったこと、そしてその中で様々な目的を持って様々な国から留学に来た人々や現地でのたくさんの新たな出会いを経験して、一つの事象に対して柔軟にみることができるようになった。日本から飛び出して、それまで抱えていた悩みも捉え方を変えて、ちっぽけなものに思えるようになった。なんとかなるさ。培ったこの考え方が自分の「やりたい!」に素直にさせてくれた。

今後の展望

一度世界に飛び出して、もっといろんな国に行きたいと思った。海外へ行くことへの殻をやぶることができたので、どんどん世界へ飛び出して、日本と世界の架け橋となりたいと強く思うようになった。また、留学先でのホストファミリーなど大切な人が増えたので、繋がりをこれからも持ちたいと考えている。

留学スケジュール

2024年
3月~
2024年
3月

カナダ(バンクーバー)

3週間平日は午後3時ごろまで語学学校に通い、そこから学校でのアクティビティに参加したり、友達と街を遊んだり、湖のなんさつなど探究活動を進めた。湖の調査は基本まとまった時間の取れる休日に行い、またホストファミリーや学校での友達に日常の中で湖についてインタビューした。湖はよく行くか、そこで何をするのか、なにか環境に関するアクティビティはあるのか、また琵琶湖の知名度についても聞き取りを行った。加えて、ホストファミリーの家で日本を発信する活動としてたこ焼きを振る舞った。
ビーティー生物多様性博物館を訪れ、世界規模での自然について考えた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

バーナビー湖
ビーティー生物多様性博物館にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

図書館で勉強している時に、急に知らない男の人から話しかけられました。初めての海外で、しかも知らない人にいきなり話しかけられ初めはとてもビクビクしていた私。しかし全くそんな心配はいらなくて、すごく親切な人でした。日本が大好きだそうで、今年10月に日本にいらっしゃるそうです。湖について今日があるということを話すと、カナダの湖についてたくさんのことを教えてくださり、私の探究活動が大きく前進しました。また日本文化についてもお話ししました。寿司が好きだそうで、カナダでのお寿司の食べられ方を教えてもらったり、現地でしか知り得ない人々の文化を吸収できました。最後に英語を勉強するにあたっての極意も伝えてくださって、応援してもらえたのが一番嬉しかったです。知らない留学生に話しかけることは容易ではないと思うし、そんなフレンドリーな国民性は素敵だと感じました。

バンクーバー公共図書館(VPL)にて

コミュニケーションは思いを可視化することから!

  • 語学力 : 英語

語学力。多くの人にとって留学を前にして立ちはだかる厚い壁が、まさにこれだと思います。学校で英語は勉強しているものの、英語だけでのコミュニケーションとなるとほとんどその力を発揮できない私。留学中まず、その「言語」に関して不安を感じていました。伝えたいことと言葉が乖離する場面もありました。しかし、大抵の場面で思いは伝わります。そして相手からも伝わって来ます。実際留学して、母国語のない環境に置かれたことで、語学のみならず様々なことが私たちのコミュニケーションを形作ってくれているのだと気付きました。話しながら伝えたいことを絵や図で表したり、ジェスチャーや表情で伝えたり。英語だけの環境に身を置いた今、語学が全てではないと私は思っています。いろんな術を用いて、思いを可視化することで伝えようとする気持ちが一番大切にしたいとこだと思っています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

費用や語学力など、留学へのハードルは高いと感じている人も多いかもしれません。しかし、今は様々な奨学金制度が設けられています。また、世界へ飛び出す上で一番重要なのは語学力ではないと私は考えています。大切なのは何より、あなたの世界へ羽ばたくことへのワクワクする気持ち!です!留学は決して現実離れしたものではないんです。あなたのそのワクワクを、海の向こう側へ羽ばたかせてみませんか!