アイルランド(ダブリン)
Dublin City Universityの留学生として大学の寮に住み、週4コマ授業を履修しながら、週に3日Mount Temple Comprehensive Schoolで日本語のアシスタントとして活動していました。Dublin City Universityは大学の協定校ではないので自分でメールをして、必要書類を集め、受け入れ許可をいただきました。元は教職科目の履修や聴講を計画していましたが、留学生の履修は認めていないと言われてしまい、一般科目のみの履修をしていました。教育関係の科目の履修はできませんでしたが、安心安全な住居、ビザの発行など様々な面で大学に行っていて良かったなと思いました。
Mount Temple Comprehensive Schoolで日本語のアシスタントについては、月火木の午前中に活動していました。実際に行っていたこととしては、授業についていけていない生徒のサポートや課題の採点、掲示物づくり、イベントの引率などをしていました。また、たまに1コマ分使って私の特別授業もしていました。私はまだ教育実習にも行っていないので、初めて生徒の前で自分の作った授業をしました。初めはボロボロでしたが、最後は何とか形になるようになりました。
大学は他にも留学生がいるし、年代も近いので孤独を感じることはなかったのですが、アシスタントとしての活動では、生徒たちが言っていることが何もわからない、先生たちの会話もわからないというようにたくさんの人に囲まれているのに孤独を感じていました。しかし、徐々に英語に慣れ、生徒たちとの会話も楽しめるようになり、最終日には「先生がいなくなるのが寂しい」と言ってもらえるまで関係を築くことができました。
異国の地でアイルランド中の高校にメールを送ったり、生徒と関係を築いたり、教員向け研修に参加したりすることを通して、「とにかく動いてみたら何とかなる」といい意味での楽観性を持つことができるようになったと思います。