現地の相場は現地の人に聞けー渡航前に知っておきたい住居費の話

石戸谷由梨(お茶の水女子大学大学院/ 埼玉県立浦和第一女子高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ザールラント大学人工知能研究所
- ドイツ
- ザールラント
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
ドイツに着いてしばらくしてから、現地の友人にふと家賃の話をした。すると「それ、かなり高くない?」と言われた。 私が借りていた部屋は、毎年ザールラント大学の研究室が利用している大家さんの物件だった。研究室を通じて紹介してもらったため、安心感はあった。しかし実際の相場と比べると、割高だったようだ。研究室のコネクションという信頼感が、価格への疑問を持ちにくくさせていたのだと思う。 とはいえ、海外で住居を一から探すのは不安が大きく、特に初めての留学では「紹介してもらった場所」に頼りたくなるのは自然なことだ。 この経験から、渡航前にやっておけばよかったと感じたことが2つある。 ①その大学・研究室に在籍している、または過去に留学した人と事前につながっておく。 SNSやLinkedInで検索すれば、同じ研究機関に留学経験のある日本人や留学生が見つかることも多い。現地の住居相場や生活コストのリアルな情報は、公式サイトではなく「人」から得られる。 ②渡航前に複数の選択肢を比較しておく。 大学の学生寮、留学生向けシェアハウスやそれを提供しているアプリケーションなどの情報、現地の不動産サイトなどを事前に調べ、相場感を把握した上で判断すると安心だ。 留学の準備は語学や研究計画だけではない。生活コストの情報収集も、立派な準備のうちの一つだと実感した。
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