異国の地でのコミュニケーション
柚月(千葉大学/ 千葉県私立八千代松陰高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- インドネシア大学
- インドネシア
- デポック・ジャカルタ・ブカシ
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
インドネシア人の英語レベルは日本人と同じくらいだ。大学ではペラペラな人ばかりだが、一歩街中に出ればほとんど通じない。 しかし生きていくためには一般人と意思疎通しなければならない。たとえば、買い物では量り売りが中心だから、自分で頼まないといけない。移動するときはよくバイクタクシーを使うが、ドライバーからかかってくる電話応対は基本的にインドネシア語である。それではどうやってコミュニケーションをとればよいのか。 これに対し、私の答えは「伝えようという気持ちがあればなんとかなる」ということである。努力はしたが私は結局あまりインドネシア語が上達しなかったのだ。最低限の言葉を覚え(saya mau ke~:私は~に行きたい、とか)、適当にしゃべる。通じなくてもとにかくしゃべる。あとはジェスチャーである。これでなんとかなった。よく6か月生活できたものだ。インドネシア人はとても優しいし親切で、根気強く理解しようとしてくれたおかげだと思う。それと、笑顔が重要である。何かしてもらったら「terima kasih:ありがとう」と笑顔で感謝を述べる。どんな国でも、きっと相手も笑顔で返してくれるだろう。
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