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語学力 / その他の言語 206件

学ぶ機会を作る、とにかく誰とでも話す

松永蒼佑(岡山大学環境生命科学研究科社会基盤環境学専攻/ 山口県立山口高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学大学院農業資源環境経済学分野
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

現地の農業を学ぶと決心したはいいが、留学開始までタイ語はほとんど話せない・まったく読めない状態だった。留学前半(6ヶ月)を語学習得のための学習期間に設定し、様々な学習方法を検討した。日本からタイ語参考書を持参したが集中力が続かず、思い切って大学近く(大学から約10kmとはいえ朝の渋滞で満員バスで片道1時間以上かかった。)の語学学校に毎朝通い、午後は大学院で講義・研究という生活を続けた。タイ語でタイ語を学ぶ直接法の学校だったため独学よりも集中的に学ぶことが出来た。さらに、留学先大学の人文学部タイ語学科開講の講義も聴講したため、毎日タイ語を学ぶ環境を作った。また日常生活においてもタイ人とはタイ語でしゃべるというルールを自分自身で設定していたため、英語・日本語にまったく触れないような日もあった。タイ人の友人や教員も私との会話はタイ語で行うことに協力してくれて、間違いは指摘してくれたこともあり留学半年後はタイ人とタイ語で話すことがとても楽しくなった。

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英語が伝わらない国での生活

ハヤシ(京都大学/ 熊本県立熊本高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立ウクライナ環境生命科学大学
  • ウクライナ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

ウクライナは英語圏ではないので言語はウクライナ語かロシア語。大学生ですらあまり英語を喋れる人はおらず、ましてやドミトリーのおばさん達は喋れるはずもない。それでもボディーランゲージや少しだけ覚えたウクライナ語を伝っていくうちに向こうから声をかけてくれたり(ウクライナ語で)、笑顔を見せてくれるようになった。

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デンマーク語が全く分からない!でも大丈夫!

ウェスティー(島根大学/ 岡山高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • エグモントホイスコーレ
  • デンマーク
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私はデンマークに留学しましたが、デンマーク語が全く分からない状況で行ってしまいました。最初はかなり不安でしたが、現地の方のほとんどが英語を話すことができるし、授業も英語の通訳が入るので、コミュニケーションをとるのに特に困ったことはありませんでした。しか、ごくたまにデンマーク語しか話せない人もいました。そうした人たちと話をしたいと思ったときはどうしたかというと、とりあえず笑顔で、誰でもわかるような挨拶をデンマーク語でしてみる、ということです。そのあとの話がデンマーク語で上手くできなかったとしても、ジェスチャーや簡単な英語またはデンマーク語の単語を言うと何となくお互い理解できたりするものです。要はまず話しかける勇気が必要。言語の壁はどうにかなると、私は思います。

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ドイツ語の上達について

カフェー(東京外国語大学/ 神奈川県立弥栄高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボン大学大学準備コース、神学部
  • ドイツ
  • ボン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

英語圏以外の地域に留学する場合、言葉の壁というものはより一層大きく見えるのではないでしょうか。中学高校と基礎を学んできた英語と違って、大学から学び始めた言語はまだまだ習得のために費やした時間が足りず、特に留学前半はいろいろと苦しむこともあるでしょう。しかし、怯んでいてはどうしようもありません。折角その言葉が話されている国、地域に来たのだから、多くの事を学んで帰りましょう。母語話者がどのような場面でどのような単語、言い回しを選択しているか、また自分が思っていたのとは違うイントネーション、発音等、教科書からは得られなかった気づきがたくさん出てくるはずです。こうした気づきを身をもって体感することは言語習得においてとても大切なことだと思います。間違えてもいいのでたくさん話してみましょう。間違えて恥ずかしいと思うことも自然です。その恥ずかしいという感情が、間違えた事柄と強く結びつき、記憶することに役立ってくれると思います。そしてなにより、目標言語のインプットをたくさんすることが重要です。アウトプットばかりしていても、自分の中にそれを支える基盤がなければ、同じような構文と同じような単語を何度も使うだけで、それほどいい練習になるとも思えません。私はインプットとしてドイツでできた友達と話すだけでなく、映画、Youtube、ポッドキャストなどで自分の興味の持てる事柄をドイツ語で聞く時間を増やすようにしていました。

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そんな言語が地球にあることも知らなかった言語を半年後に操っているためには?

渡部清花(Jess)(静岡文化芸術大学/東京大学大学院/ 静岡県富士見高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国連開発計画(UNDP)
  • バングラデシュ
  • チッタゴン丘陵地帯
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

バングラデシュの公用語は「ベンガル語」です。 国民の99%がベンガル語を話す国で、私の活動エリアは、先住民族たちが暮らす特別な地域でした。 言語も先住民族語。 暮らし始めて2週間経って気がついたのは、この言葉には文字もないこと。 (正確には昔はあったが消えてしまったということ) せっかくベンガル語の日常会話を学んで行ったのに意味もありません。 とはいえ、文字のない言語なんて学ぶのは生まれて初めてです。 活動をしに行ったのに、朝から晩まで、現地の人たちの会話がひとつもわからない・・・ 最初は文字どおり身振り手振りで生き延びる約3ヶ月。 文字がありませんから、耳で覚えるしかありません。 それでも、毎日毎日聞いて聞いて覚えて使っているうちに、3ヶ月経ったある日、昨日まで音楽のようにしか聞こえていなかったセンテンスが、単語単語に区切れて聞こえるようになったのです。 その日以降、霧が晴れたように言葉がわかるようになりました。 いまは、まったく問題なく聞き、話し、インタビューできます。 とにかく用がなくても現地の人と一緒にいること。 一緒に食べ、話し、暮らすこと。 上達のコツはそれだけです。

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言葉の壁

はるか(東京都市大学/ 沼津西高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボランティア団体Share the Wind
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

非言語ランゲージやボディランゲージでどうにかなるだろうと思っていたので、カンボジア言語のクメール語も勉強しなかった。しかし、どうなるものではなかった。結局現地で生活していくうちに覚えていったが、意思疎通とれないことは苦しかった。特にカバンづくりは遊びではなく、仕事であるがその中での指示出しやアドバイスを伝えたりする際は、とにかく身ぶり手ぶりと片言のクメール語。言葉の偉大さを実感するとともに、ボディランゲージの大切さを実感した。

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