留学大図鑑 留学大図鑑

語学力 / その他の言語 204件

求められるのは、語学力かコミュニケーション能力か

サイトウ(静岡大学大学院/ 静岡県立伊東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブラウンシュバイク工科大学機械工学科
  • ドイツ
  • ブラウンシュバイク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

語学とコミュニケーション能力について、真に求められるのはコミュニケーション能力だと、留学を通じて感じました。それは、全然言葉を知らなくても、いろんな人とコミュニケーションを取れる外国人が私の周りにはたくさんいたからです。話そうとする意思表示ができれば、相手も聞こうと努力するので、語学力はあくまでコミュニケーションの一つの手段だということです。留学当初は、英語やドイツ語に自信がなかったので、コミュニケーションを図るのにとても苦労して、家で勉強ばかりしていましたが、正直それは日本でも十分にできることです。自己開示をして、どんなにくだらなくても、話したいという気持ち、が大切です。

続きを見る

そのうちできる

Anna(早稲田大学/ 私立法政大学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 復旦大学新聞学院コミュニケーション学科
  • 中国
  • 上海
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

ものすごく適当に聞こえるかもしれませんが、語学は最初の辛抱が肝心だと思っています。というのも、私はこれが二度目の留学だったのですが(他言語)、なんとなく「染みてくる」感じに秘訣があったわけでもありません。とにかく、語学に触れてみる、そしてその国でいろんなサービスを使ったり、漫画を読んだり、もちろん勉強もするっていう包括的な行動が大事だと思います。最初はできずに辛いと思いがちですし、私も実際できない自分に落ち込むことは二度目だろうが容赦なくあったので、とにかく我慢と毎日気楽にやることだと思います。個人的な体験ですが、語学は口にするといいと思います。独り言をよくブツブツ部屋で喋っていたこともありました。(笑)正しい言い方なんてのはうまくなったら身につければいいと思います。まずは自分の言いたいことをとりあえずでいいので発してみましょう!そして我慢です!

続きを見る

フランス語はフランス人だけが使うわけじゃない!

なかちゃん(東京外国語大学/ 東京学芸大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ第3大学、アート&メディア専攻
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

フランス語を習得しようと思った時、フランス人と実際に会話するのが一番いい、それは間違いありません。ですが、フランス人にとってフランス語は母語なので、こっちが少しでも喋れるとわかるとマシンガントークでくることがよくあります。私は最初その勢いに圧倒され、フランス人と面と向かって話すのが怖くなってしまっていました。しかしながら、私と同じように留学生としてフランス語を学んでいる人は沢山いました。そこで、その人たちとフランス語で積極的に会話をすることで、次第にフランス語で話すという行為に抵抗がなくなりました。話すことに自信がついてくると、フランス人に対しても怯えることなくわからなければ聞き返すことができるようになり、会話が一方通行じゃなくなりました。このように、フランス語を学ぶためにはフランス語圏の人とだけ付き合ったりフランス映画・音楽だけに専念したりする必要はないと思います。私自身韓国人やドイツ人の友達とフランス語で会話したり、ハリーポッター映画のフランス語版を見たりする中でフランス語を楽しく勉強することができたので、自分のやりやすい方法で語学を実践することを皆さんにもおすすめしたいです。

続きを見る

インドネシア語は「てぃだあぱあぱ(なんとかなる)」

なんちゃん(島根大学/ 三田市立北摂三田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Bogor Botanic Garden, Royal Botanic Garden Sydney, Bioneer Permaculture Studios
  • インドネシア・オーストラリア・ニュージーランド
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

英語で押し切るつもりで、インドネシア語は本当に全く勉強せず挨拶だけ覚えて現地に着いた瞬間周りは誰も英語を話せない(ホストファミリーも)状況でいきなり死活問題に、、 初日に本屋さんに連れて行っていってもらい、それからは辞書を片手に毎日とにかく喋りまくることを意識していると全く文法書や授業等なくてもある程度身に付きました。 インドネシア語は文法も発音も難しくないのでいかに単語の意味を覚えるか、慣れるか、だと思います。今全くできない人も大丈夫です、てぃだあぱあぱです。

続きを見る

スペイン語がわからなくて、それよりも大切なことに気づけた話

けんたろう(法政大学/ 神奈川県立多摩高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 在亜日本人会 / ブエノスアイレス大学
  • アルゼンチン
  • ブエノスアイレス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

スペイン語はもちろん出発前に勉強していきました。文法は網羅する程度には。日常会話は大丈夫だろうと思いアルゼンチンに乗り込んだわけなのですが、さー困ったことに、相手の言葉が全くと言っていいほど聞き取れませんでした。私が勉強していたのはスペインのスペイン語とアルゼンチンで話されているものは少し異なることもあり、さらには彼らの話すスピードが速すぎるということもあり、困った困った状態でした。留学の始めで、やる気もMAXなのに相手と思うようなコミュニケーションができず、スペイン語を勉強し直すしかありませんでした。と言っても私の留学は8ヶ月とそんなに長くはありません。 勉強計画を立てている時に、私の活動で一番大切なのは、スペイン語能力よりも、相手の想いをききだせるような信頼関係を築くことだと気がつきました。 そして、留学の前半で彼らとの信頼関係を築きながら、スペイン語の向上を目指すことを決め以下のことを実行しました。 ⑴寮に住んでいる人と毎日最低10人とどうにか会話をする。ひたすら絡む。 ⑵必ずノートとペンを持ち歩き、新しく聞いた単語や表現をメモし、単語帳をつくる。それを学校へ行く電車の中や寝る前などで覚える。 ⑶スペイン語で日記を書き、寮生に添削してもらう。学校の宿題を寮生に手伝ってもらう。 こうすることで、短期間で寮生と信頼関係を築くことができ、スペイン語もだいぶ向上させることができました。信頼関係とスペイン語のおかけで留学後半のヒヤリング調査等はかなり順調に行えました。 スペイン語力の低さで出端を折られたからこそ、より大切なことに気がつくことができ、これにより予想以上に濃い留学になりました。 自分に必要なことと目標の両方を見失わずに入られたことが良かったのかなと考えています。

続きを見る

語学学校に通うべき?

Yumi(大阪大学/ 甲南女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • サンクトペテルブルク国立大学国際関係学部修士コース
  • ロシア
  • サンクトペテルブルク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学の醍醐味は、現地の人との交流の機会がいくらでもあることであると考える。勇気を振り絞って、様々な場に飛び込む、話しかける、親睦を深める………間違える可能性を気にしないで、逆に教えてもらう……その覚悟さえあれば、自然と語学力はついてくるように思われる。確かに、ビジネス用語、ともなると語学学校が必要な気がするが、友人は企業インターンを通じて実践的なロシア語・英語を身につけていたため、方法は色々ある。とりあえず、その環境にどっぷり浸かり、生きた言語に触れ、耳を慣れさせ、文化まで感じることこそが、私は大切であると思う。だが、文法は別途、自学もしくは大学の言語の授業で勉強した。

続きを見る

警察で2時間口論して、勝ち取った滞在許可証

かおり(東京農工大学大学院/ 中央大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パドヴァ大学(Department of Chemical Sciences)
  • イタリア
  • パドヴァ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

イタリアに3ヶ月以上留学する際には、ビザや滞在許可証の取得が必要となります。滞在許可証を取得するために、現地の警察に行ったのですが、日本の大使館のハンコが押印された書類であるにも関わらず、有効でないからもう一度来いと言われ、口論しました。イタリア語は挨拶程度の言葉しかしゃべれなかったので、基本的には英語で口論しましたが、途中途中知っている数少ないイタリア語を織り交ぜてしゃべると、警察官の態度が変わりました。そして、結果的にはその場で滞在許可証を取得することができました。留学前に、語学学習の時間を十分に取ることは難しいかもしれないですが、少しだけでも現地の言葉は学んでいった方が良いと思います!

続きを見る

ネイティブレベルの語学力は本当に必要なのか?

りえ(神戸大学/ 兵庫県立尼崎稲園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京師範大学 漢語文化学院
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

「また言いそびれた…」外国語を話す場で私がよく陥る自己嫌悪です。 発音が合ってるかどうか、文法ミスの有無、相手に通じるかどうかという不安などによって、発言内容の推敲を頭の中で繰り返しているうちに、次の話題へと移ってしまい、発言すべきタイミングを逃してしまったことがよくありました。 中国語を学習し始めたときの私の目標は、中国人が私の中国語を聞いて私が日本人であることが分からないレベルの中国語を話せるようになることでした。 ですが、留学に来てから、語学はただ正確に話せるようになるだけではなく、その文化や生活といった背景まで踏まえておかないとネイティブスピーカーのレベルにはなれないことが分かりました。また、どれだけ長い間日本語に触れてきて、日本語の上手い外国人でも、やはり日本語としては不自然な箇所があることが否めないことも分かってきました。 そんな時友人のベルギー人の「なまりがあって当たり前」という言葉に大変共感しました。彼女の母語はフランス語ですが、いつも英語を使って英語圏の友人とおしゃべりしているので、彼女の英語は完璧なのだと思い込んでいました。でもちょっとしたニュアンスの違いだったり、発音だったりは、フランス語の影響が表れるのだと言われ、衝撃を受けました。 「それでも通じてるから問題ない」と彼女をフォローしたとき、同時に自分に当てはめて考えてみました。もちろん「どうせネイティブじゃないから」と語学レベルを向上させることを怠るのは良くないですが、間違いや相手の反応を恐れて発言を臆するのは本末転倒だと思います。「ネイティブじゃないから間違えて当たり前」と開き直ることは、外国語を実践の場で使う際には必要な考え方なのかもしれないと思いました。

続きを見る

カタコトでも現地語が一番

もも(奈良女子大学大学院/ 香川県立高松高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LPSC研究所・欧州原子核研究機構(CERN)
  • スイス・フランス
  • グルノーブル・スイス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の勝手な思い込みでしたが、ヨーロッパのスーパーマーケットや公共施設では、現地語だけではなく英語表記も必ずあるのだと思っていました。しかし実際に暮らしてみると、予想以上にフランス語表記しかないお店や施設がほとんどでした。現地へ行ってから慌ててフランス語を勉強したのですが、会話できるレベルにまでは上達しなかったものの、挨拶や簡単な単語くらいは言えるようになりました。現地の人は、カタコトであっても現地語で話しかけた場合の方が喜んでくれたので、勉強した甲斐がありました。複数の言語を勉強することは大変ですが、簡単な単語くらいは覚えておくと現地に行ってから慌てずに済みますし、現地の人と仲良くなるきっかけが増えると思います。

続きを見る

最大の壁・中国語力

カナエ(お茶の水女子大学/ 湘南白百合学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立政治大学
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私の留学の最大の壁は本当に中国語力でした……。 到着してすぐにタクシーに乗るも全然通じず。スマホで大学名を見せてその場をしのぎました。大学に到着しても、もしバディが日本語を話せなかったら本当にしんどい1日だったでしょう……日本語が出来る台湾人に甘えきるのは良くない!と思い、その日からなるべく中国語を使うと心に決めました。同じ時期に台湾に留学していた日本人の友達に言語交換相手を募れるネット掲示板を紹介してもらい、多いときには7人の台湾人と授業のある日以外に言語交換をしていました。 大学の授業が始まると全く何を言っているのか分からずディスカッションにも全く参加出来ず、あまりの緊張感に授業前に必ず胃が痛くなりご飯が食べれないという日々がしばらく続きました。一部の授業では先生や他の学生が英語を使ってくれましたが、英語もイマイチな私。当時は本当に申し訳無さの塊でした。 課題も毎週のように出され、ほぼ毎週プレゼンかレポートがありました。言語交換のペースは落としたくなかったので、徹夜をして課題をやるときもありました。そのせいもあってか3か月連続で風邪を引きました。日本だと1年に2回引くか引かないかという人間が、です。 でもそんな大変な中でも、言語交換と課題のおかげで最後はトビタテの実践活動が行えるくらいに中国語力が伸びました。授業と課題に真面目に取り組んで、全ての履修した授業で好成績を修められました。言語交換をしてくれた台湾人たち、課題の添削をしてくれた台湾人たち、下手な中国語でもお互い励まし合って頑張ったルームメイトの韓国人たちに大感謝の5ヶ月でした。

続きを見る