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語学力 / その他の言語 204件

現地の言葉の運用能力の伸ばし方

めばえ(東京外国語大学/ 北海道札幌北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パラツキー大学哲学部
  • チェコ
  • オロモウツ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

いちばん大切なのはその言葉をどうやって使っていきたいか?をはっきりさせることだと思います。 もし言語学的に極めたいなら、大学の学部で専攻して、座学に力を入れるべきだし、現地の人とコミュニケーションとりたい!!というのが目標であればおうちでガリガリ勉強するよりむしろ居酒屋に行くべきです。笑 あとはひとえに「学校で勉強する」と言っても学校にはいろいろな種類があって、例えば語学学校であれば現地で生きていくための言語能力をつけられるので、生活にすぐ応用できます。ただアカデミックな勉強にはあまり向きません。 「みんなが学部に交換留学に行くから私も...」ではなくて、一度、自分にはどういう勉強の仕方が合っているのかしっかり見極めてから留学に行くと吉!です◎

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ジェスチャーの重要さ

Risa Hashimoto( 市川高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • カンボジア
  • プノンペン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

私は英語力に問題は無かったのですが、カンボジアの子ども達はほとんど英語が話せないため、現地語であるクメール語を少し勉強して行きました。しかし、なかなか意思の疎通が難しく、授業でグループワークをするときも理解してもらうのにかなり時間を要してしまうことが多くありました。そこで特に学んだのは、ジェスチャーの重要性です。衛生面での教育でゴミ捨てリレーのルールを説明するときも、先に私達がデモンストレーションをして真似をしてもらったり、身振り手振りをすることで子ども達に少しずつ理解してもらい、逆に子ども達にクメール語を教えてもらうことでさらに絆を深めることができました。

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日本語がほとんど通じないところでどうネットワークを作るか

Rieko(熊本大学/ 佐賀県立佐賀西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ワルシャワ大学
  • ポーランド
  • ワルシャワ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

・日本語タンデム(Facebookで「Warsaw Japan Club」で検索・申請してみてください)に参加してみることをおすすめします。現地に住む日本人、日本語が話せるポーランド人とのつながりができます。 ・在ポーランド日本国大使館に一度顔を出しておくとアドバイスをもらえます(ワジェンキ公園の近く)。また、日本文化広報センター(Plac Trzy Krzyżyにあります)に行くことをおすすめします。図書室もあり、日本文化を伝えるイベントも度々あり、日本人もよくやってきます。 ・ワルシャワ大学には日本語学科があり、日本人留学生のサポートを募集しています。日本語学科の学生は本当に優秀で日本語が上手で、とても親切です。彼らは日本語タンデムにもよく顔を出しているのでそこで繋がりをもつといいと思います。彼らから日本語学科の先生の連絡先をきき、連絡をとり、いつまで留学をするか及び日本語学科の手伝いをしたい旨をお伝えするといいと思います。 ・メンター制度に応募することを強くおすすめします。 ・事前のポーランド語語学授業(ポロニクム)を受けることをおすすめします。ポーランド語を理解することももちろんですが、同じ留学生の友人ができることも大きいです。(アジア系の人間はあまりいませんが、あんまりどこ出身の人間というのは問題になりません。英語が少しでもできれば友達になれます)

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事前学習について

まさだんご( 桐朋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad / 人権オフィス
  • 南アフリカ
  • ケープタウン
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

留学をしていると本当に早く毎日が過ぎていく。語学の壁があれば、尚更だ。その限られた時間で最大限の学びができるよう、渡航前から工夫を考えるべきだと思う。私がオススメするのは予習をすることである。例えば、学校の地理・世界史・英語の先生を訪ねて個人授業を頼んでみる、学ぶ内容/場所について扱った映画を見る、そして本を読むことだ。特に、「〇〇(国名)についての60章」シリーズは、留学先国について学ぶのに最適な良書である。さらに図書館で司書さんにリファレンスを頼んでみるのも一興だ。 こうした教養があると、五感を使う幅も増える。街中で見かける看板から南アの経済を垣間見ることができ、単なるキューバ料理屋で食事をしたという経験も、予習で学んだ南アとキューバの深い関係性を体感した経験となった。 語学に自信がないなら、まずは教養から身につけるのが良い。留学は学校から始まっている。

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現地語は学んでおくべし

前島 拓矢(筑波大学/ 茨城県立水戸第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハバナ医科大学
  • キューバ
  • ハバナ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

 キューバは世界中から医学生、医師を集めて教育しているということもあり、いつまで経っても留学先が決まらないとか、そういうことはありませんでした。しかし、送られてくるメール、ファイルは全てスペイン語。現地に着いたら英語を話してくれる医師はほんの一握りで、ほとんどの医師はスペイン語で話しかけてきます。しかもそれが早口で何を言っているんだかわからない。  一応、日常会話くらいはできるようになってからキューバに行ったので、しんどいながらも最終的にはなんとかなりましたが、「どうせ医師だったら英語を話せるだろう」と思ってスペイン語を勉強しないでいたら…と思うと冷や汗ものです。  もちろん、現地に着いてからの方が語学力は圧倒的に伸びます。「現地に行ってから学べばいいや」というのが可能であるのならむしろその方がいいと思います。しかし最低限の日常会話くらいはできるようになっておかないとにっちもさっちもいかなくなりますし、短期留学となるとなおさらです。  今はDuolingoなどのツールやSkypeで会話ができるサービスなどのおかげで、外国語をより実践的に学ぶことができるようになっています。楽しい留学をするためにも、特に英語圏ではない国へ行く方は、ぜひ、現地の言語を学んでみてください。日本語、英語を話せない人とも話せるようになるのは純粋に嬉しいものです。

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使うことが上達への一番の近道!

坂田 求(鳥取大学大学院/ PL学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メキシコ国立北西部生物学研究所/メキシコ国立農牧林業研究所
  • メキシコ
  • ラパス・タパチュラ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私はメキシコに留学する以前、スペイン語は第二外国語の授業でとっていたのですが週一度の授業では日常生活をするのでやっとのレベルでした。そんな私が帰国までに語学学校にも通わずに研究所でのゼミで発表したり、インターンシップが問題なくできるレベルまで成長できたのは、24時間、毎日ネイティブのホストファミリーと一緒に生活したからだと思っています。はじめはほとんど今日あった出来事も話せるかどうかという状況でしたが、しっかり話を聞いてくれようとする家族のおかげで、実践的な練習を毎日重ねることができました。自分の話したい!伝えたい!という気持ちも日に日に強まり、自然と会話に出てくる語彙を増やそうとスペイン語でニュースを読んだり聞いたりして学ぶようにもなりました。こういった日々の実践的な言語を”使う”ということが私の語学力を引き延ばしてくれたように感じています。

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「自分からいけない」は通用しないと諦めること

サキ(東京藝術大学/ 実践女子学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カタルーニャ工科大学
  • スペイン
  • バルセロナ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学の授業もスペイン語だし、英語もそんなに達者ではなかったので、それなりにスペイン語が喋れるようになるまでは大変でした。そんな中で自分が楽しく過ごすにはどんなに拙い喋り方でもとにかく自分から話しかけて場数を踏んで行くしかありませんでした。相手に変なヤツだと思われてもいいからとにかく明るく振舞っているうちに、本当に気の合う友人を見つけることができたと思います。

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周囲の人、現地学生、先生に質問する

伊藤 鈴(信州大学/ 茨城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カトリック大学ルーヴェン, バウハウス大学ヴァイマル
  • ドイツ・ベルギー
  • ルーヴェン・ヴァイマル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語だと言われていた授業が、いざ出席してみたらオランダ語でした。授業内容を聞き取ることが難しかったので、同じ授業をとっていた現地学生に質問したり先生に英語で補足してもらったりして乗り切ることができました。

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ご飯に行く

みっつ(東京工業大学/ 山手学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学社会科学学院心理学科
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

とてもシンプルですが、中国語を早く身につけるために中国人と頻繁にご飯に行くように心がけました。2人のご飯はスピーキングや細かい文法の確認ができて、一方それ以上のご飯ではリスニングが鍛えられることがわかったので、そのように使い分けました。

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日常生活での実践を通して学ぶ

Miku(お茶の水女子大学/ 北海道登別明日中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブカレスト大学哲学部ユネスコ学科異文化間コミュニケーション・コース
  • ルーマニア
  • ブカレスト
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

日本では語学教本が数冊しかなく発行年も古い。文法や語彙も網羅されていなかったが、英語に不自由がなく仏語は1ヶ月間の語学研修経験があったこと、ルーマニア語はロマンシュ語系であったため多少理解することはできたが語彙の40%がスラブ語であるため学ぶ必要があった。 英語話者のための教本を現地の本屋で見つけて文法や語彙を学んだ。インターンシップ先での接客やクラスメイトとの会話を通して自発的に言語文化の学習に努めた。

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