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単位・留年 117件

留年の是非

ユーキオノ(京都大学大学院/ 大阪府立四條畷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KTH Royal Institute of Technology
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留年を理由に留学を躊躇う学生もいますが、留年することがマイナスになると私は思っていません。大学間交流協定校で交換留学をする場合は休学をできず、留年をせざるを得ない場合もあります。しかし、休学も留年も内容が同じであれば学費の支払い先が変わるだけです。就職活動においても1年多く大学に在籍したとしても、その内容が充実したものであれば、むしろプラスの要素になります。

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その休学・留年に価値はあるか

とむ(芝浦工業大学大学院/ 神奈川大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KTH Royal Institute of Technology, Industrial Technology Management, Sustainable Energy Engineering
  • タンザニア・スウェーデン
  • ストックホルム・ダルエスサラーム
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学が始まるまでは周囲の人と卒業や就活の時期がずれてしまうことがとても不安でした。 しかし、留学が始まるといろんな経歴を持った人や自分と同じ境遇の仲間に出会うことができ、出発前の自分がいかに狭い選択肢しか知らなかったかを思い知りました。 重要なことは「自分が本当にやりたいこと」をしっかりと見極めて、それをやりきることだと思います! 自分で決めたやりたいことをやりきった時に得られる自信は、どんなマイナスにも負けないプラスだと僕は感じました。

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休学を決心

Yuki(岐阜大学/ 岐阜県立大垣北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アルバータ大学 理学部 化学科
  • カナダ
  • エドモントン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

1年は研究留学したいと考えていましたが、卒業が周りと一年遅れることがネックでした。しかし、カナダに行って周りを見てみると、年齢と学年はバラバラでした。「学びたいことがあって進学した」という強い目的意識を持った学生が多いことに気づきました。それからは、「私も学びたいことがあって、留学がしたくて休学したんだから精一杯やり抜こう」、というプラスの気持ちに変えることができました。みんなと同じように進学・卒業しなければならない、という固定概念から解き放たれたのが留学後の大きな変化です。これからも「自分はどうしたいのか」を大切にしていきたいです。

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大学事務と仲良くしましょう

飛立 一郎(東京医科歯科大学/ 筑波大学附属駒場高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 世界保健機関 西太平洋地域事務所
  • フィリピン
  • マニラ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

自分は休学・留年はしていないのですが、大学側としてはイレギュラーな方法で留学したので、手続きが大変でした。 留学が大学の用意したプログラムではない場合(そうであってもですが)、その準備にあたっては大学に申請や書類の提出をしなければならないことが多くあります。 例えば自分の場合は留学を学外実習という扱いにするため、学外実習申請を出して承認を得る必要がありました。締め切りなどについては特に書かれていなかったので気にしていなかったのですが、トビタテ担当の事務の人と相談していたときに、事務の方が「そういえば来週が最後の教授会だけど学外実習届はもう出した?」と聞いてくださり、危うく難を逃れました。日頃から密に連絡を取っていたおかげでした。 教授会の日程や、書類の審査の流れなどについては学生側に知らされていないことも多いので、事務の人と仲良くして、ぜひアドバイスをもらいましょう。

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卒業が伸びることを気にしないで!

ゆっこ@ボツワナ(鳥取大学、鳥取大学大学院/ 名古屋大谷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボツワナ農業天然資源大学
  • ボツワナ
  • ハボロネ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は交換留学だったので、1年間留学に行ったとしても留年や休学することなく、本来の学年と一緒に卒業できる予定でした。しかし、就職活動や進学を焦って決めるよりかは、様々なことを経験した上でじっくりと考えて将来の選択をしたいと思い、通常は2年で卒業できる修士課程を、帰国後1年間伸ばして3年で卒業することに決めました。留学をするにあたり、「皆より就職が遅れてしまう」と留学を諦めたり、留学期間をあえて短く設定する人は多いと思います。しかし留学をによって得られるものはかけがえのないものであり、その経験はとても貴重なものだと思うので、周囲のみんなに気を取られ、足並みを揃えるのではなく「自分のやりたいこと」に素直に挑戦して欲しいと思います。

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1.2年のうちにとにかく単位回収!!

佐々木 晴基(横浜国立大学/ 帯広柏葉高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジョージア大学(所属学部なし)、アメリカベンチャー企業
  • アメリカ合衆国
  • アセンズ・シラキュース
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学に入ったら絶対に留学するぞ!!という方は多いと思います。自分もその中の一人でした。そういう方に是非お勧めしたいのが、一年生のうちからとにかくたくさんの単位、特に専門の単位を取っておくことです。理由は2点です。 ①一点目は、留年の問題です。在籍大学によるところも多いのですが、基本的には留学期間で取得できる単位は日本にいたときの半分かそれ以下になります。自分の場合、多くの友人が1年で40単位ほど取得している中でたった8単位しか取ることができませんでした...。  ただ、早い段階でこうなることを大学の履修案内を読む中で気づいたため、1・2年生の頃は人よりもかなり多くの授業を履修していました。そのおかげもあって、無事4年間で卒業はできる予定です。わからない部分があったら学務の方に聞き、卒業までのロードマップを早めに描いておくことが重要です。 ②もう一点は、渡航先でより高いレベルの授業を履修するためです。交換留学の場合、渡航先でレベルの高い科目を受講するには日本でその基礎にあたる科目を履修済みでなければ受講が認められません。自分の場合、Human Resource Managementという学部で最高レベルの授業は日本でマネジメントの授業を履修済みであったため許可がおりましたが、心理学や社会学の応用科目は日本での基礎単位が全くなかったため、あっさり却下されました。  少しでも気になる分野があれば、基礎科目を早めに受けておいたほうがいいです。

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決めつけを取っ払え!

みきみお(奈良県立大学/ 和歌山信愛高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 開南大学、HIS台北支店
  • 台湾
  • 桃園
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

交換留学であったので、留学先の授業を受けて単位互換する必要がありました。留学先の大学でいくつか気になる授業に出席したのですが、いくつかの授業で「日本人留学生は中国語能力が足りないから」という決めつけで追い払われたことがありました。しかし、どうにか粘って授業に入れてもらい、予習復習を怠らなかった結果良い成績で単位を得ることができました。他のトビタテ生でも同じような決めつけにあったという方もいますが、自分はできると信じて解決できることもあります。

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様々な選択肢を考慮する。

みっぽ(大阪大学/ 相生学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • トロント大学
  • カナダ
  • トロント・モントリオール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学を考える上で、期間をどれくらいにするのか、将来にどのようにそれを活かしていくのか、自分の人生計画の中にどのように組み込んでいくのかということはかなり大きな問題となる。だからこそ、「何となく就活かな」と曖昧にしてしまうのではなく、可能なものは全て候補として並べてみて、検討する必要があるだろう。就職にしても、就活はどのように行うのか、日本の企業にするのか、それとも海外で働くか。大学院に行くか、1年延ばすか。その時に、出来るだけ自分でメリット、デメリット、やりたい順位を決めた上で、できるだけ多くの方に話を聞くこと。そして、とことん悩みぬいて決断を出すこと。それが大切だということを、自分が散々悩んだ結果、見出した。

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言葉にしなければ何も始まらない

7(SUNY Albany,関西外国語大学/ 広島県立大門高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • SUNY Albany
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク、オルバニー
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

学位留学ということもあり、日本で修得した単位を変換するという作業から、留学がスタートしました。しかし、日本と比べるとシステムが大雑把で、変換されて然るべき単位が変換されておらず、このままでは二年間での卒業が危ぶまれる事態に陥りました。オリエンテーション期間中に、日本語のシラバスを英訳し、教授にメールをしたり、オフィスに足を運んだり、留学生をサポートする部署に電話をかけたりと、ありとあらゆる手段を駆使して単位変換の交渉を行いました。結果、無事に二年間で卒業できるようになったばかりか、負担を軽減することに成功して単位数に余裕が生まれ、プラスアルファで興味のある授業を履修できました。この経験から、相手のアクションを待ってばかりでなく、自分の思いをしっかりと言葉にして行動することが未来を切り開く鍵になると学びました。

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