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単位・留年 117件

事前の教授との要相談および留学中の努力

みんじ(新潟大学/ 石善学園 新潟第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学・農産業学部・食品科学&技術学科/シンクロトロン施設
  • タイ
  • バンコク・コラート
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・栄養学・食物学

私は単位互換も計画してタイのカセサート大学に行ったが、現地に行ってみたら、なんと単位互換の協定は結ばれないと言われた。(事前にメールで単位取得も目的としていると言ったのにも関わらず)そこでプチパニックになり、日本の教授や学部の事務に猛連絡。留学に行く前から、休学にせずに行くため、留学中も単位を取ってくる計画で、教授と相談を重ねていた。そのお陰で教授はフレキシブルに対応してくださり、この問題は教授からの課題やタイの留学成果を見て、日本に帰ってから単位を認定するかどうするか話し合いことになった。タイに留学した初期はこの問題のために、心ここにあらずの生活をしていた。これは学校側がカセサート大学との交流協定をしっかり把握していなかったためであるが、次の学生も同じ思いをしないために、学校側にちゃんとして確認を提案するつもりだ。またタイ留学中は、日本帰国後に単位取得に繫がるように、現地の担当教員に研究やセミナーの聴講した証明書の発行(何度も断られたが、めげずにお願いし続けた)をお願いしたり、実験ノートをしっかりと取り、証拠として持ち帰ったりした。また日本の教授からの課題はタイで終わらせ提出した。これらの努力と教授とのマメな連絡で、留年はせずに進級でき、今は単位認定を待っているところである。 このような課題に直面しないように、留学する前から、単位互換は自分の大学と留学先大学の両者との相談が大事である。また先生たちは制度についてよく知らない場合があるので、事務などにも確認する必要がある。しかしいくら準備しても問題に直面してしまった場合は、できるだけの努力をし、誠意を見せることも大事である。諦めずにやれば道はある。

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休学しなくても半年間の海外インターンはできる!

ゆみ(一橋大学/ 私立東京女学館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Phare, The Cambodian Circus (カンボジアサーカス・ファー)
  • カンボジア
  • シェムリアップ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

このインターンシップを家族に相談したのは大学3年の7月。家族からの条件は「休学しないこと」だった。インターン先から言われたインターンの条件は「半年以上」だが、休学しないという前例は見当たらない。全ての条件をクリアするために、ゼミの教授に相談して出した案が以下である。 ・大学3年8月~大学4年7月 卒業論文を周囲より半年前倒しして取り組む。 ・大学4年の夏学期までに、卒業に必要な単位を全て取得し終える。 ・就職活動が大学4年の9月までには終わるように前々から準備する。 ・大学4年の9月からの最後の半年間で、休学制度を使わずにインターンに行く。 ・インターン後すぐに帰国し、大学4年の3月に卒業する。 私のインターンは、就職活動に直結するようなものではなく、今後10年、20年を見据えたものだったため、就職活動後に行うので問題ないと判断した。 【実際にプラン通り実行してみて】 このような形でインターンに行ったことは、大きなプラスだった。 1.このプランを実行しようとすると遊ぶ時間はないため、本来の大学の目的である学業に、本気で打ち込むことができた。 2.就職活動中も、「実行力」という点で目を引いた。 3.就職活動の後に燃え尽き症候群にならない。だらける時間がなかったために、メリハリのある生活になった。 4.インターン中に、100%インターンに集中できる。帰国したら卒業するだけなので、休学していると気がかりな帰国後のことを、一切考えなくてよかった。 5.社会人0年目という気概で仕事ができる。内定先の企業で何を求められているかも常に考えながら仕事ができたことで、インターン先だけの力では得られない自己成長も遂げることができた。 長期の海外インターン=休学と思い込まず、休学しないで行くという可能性も探してみても良いかもしれませんよ!

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指導教員との相談

Jun(新潟大学大学院/ 新潟県立新津高等学校普通科)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハワイ大学医学部付属発生生物学研究所(Institute for Biogenesis Research)
  • アメリカ合衆国
  • ホノルル
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・農学・森林科学・水産・獣医・畜産

休学や留年を敬遠する人は、指導教員と行く前によく相談することが解決につながると思います。私の場合、現地での活動が認められて単位を出していただき、現在では通常の修業年限で活動しております。

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休学は可能性である。

Shun(鳥羽商船高等専門学校/ 鳥羽商船高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • North Seattle College,日系大手重工系企業
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

トビタテへの採択が決まると同時に、休学の必要性が出てきた。 しかし、自分の中にあったのは、休学への後ろめたさではなく、留学で得られる経験、そして帰国後にある半年間の自由な時間。 実際、留学でかなり貴重な経験をたくさん出来たし、帰国後の自由な時間で自分の望むライフスタイルをある程度実践出来た。しかも就活に繋がりそうな経験もいくつもできたので、休学には可能性しか感じなかったし、むしろ休学してよかったと心から感じている。

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未知の授業への追いつき方

たっつん(一橋大学/ 埼玉県立川越高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Western Michigan University
  • アメリカ合衆国
  • ミシガン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・芸術・美術・音楽・デザイン・演劇

私は日本の大学では社会学を専攻していますが、留学先では社会学だけではなく美術などの科目も専攻していました。しかし、自分にとって新しい科目の授業は知らない英単語が多く、1から覚え始めないといけない状況でした。その英単語を覚えるまでは授業についていくことがとても難しく、毎日授業で出てきた英単語を日記形式でメモしていきました。そして、その結果、1,2か月はかかりましたが英単語を大方覚え授業内のディスカッションなどにも参加できるレベルまで到達することが出来ました。

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就職活動が心配....

まな(早稲田大学/ カリタス女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ユバスキュラ大学教育学部、CLANED OY
  • フィンランド
  • ユバスキュラヘルシンキ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

留学を開始したのが大学4年目の冬かつ帰国が翌年の秋を予定していました。そのため一般的な就職活動期間に国内にいないことが留学の懸念材料でした。 しかし、まだ少数ではあるものの、最近は日系民間企業のなかにも一般的な就職活動期間を踏襲していない採用を取り入れる企業が増えてきており、私もこのような新しい採用方法をとっている企業を中心に見ていきました。結果として、私の興味がある教育事業をやっている企業のなかから、海外においてもスカイプで面接をしてくださる企業が見つかり、そこへの就職が決まりました。

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留年の価値

八島 拓也(東北大学/ 福島県立安積高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of California, Irvine, Computer Science
  • アメリカ合衆国
  • アーバイン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

留学をすることで留年してしまう人。けっこういると思う。 そしてそれが原因で留学に踏み切れない人も。 自分の場合も留学をすることで留年が不可避となったので、あることを心がけた。 それは、一年間の留年の価値が十分にある留学を目指すことだった。たとえば、一日一日を無駄にすることなく、いろいろなものにチャレンジすること、いろんなイベントに参加すること、研究に役立つ講義を積極的に履修することなど。これを心がけ、さまざまな機会に飛び込むようにした結果、留学に行く前に想像しているよりも、はるかに多くの学びと気づきがあった。チャレンジ精神を常にもち、いろんなことに挑戦すれば、日本にいるだけでは絶対に得られない経験をたくさん得られるはず。そしてそれは、留年という、比較的リスキーな選択に見合うだけのものだと思う。 結果論になってしまうものの、現時点ですでに留年ライフを満喫している自分から言えば、留年は確かに、卒業が遅れるし、同期は先に卒業してしまうし、後輩に混じって講義を受ける羽目になる。果ては就活にも影響が・・・あるかもしれない。が、それはデメリットでもなんでもない。知り合いも増えるし、同期からは有意義な情報がもらえるし、余裕をもって様々なことに取り組むことが出来るので、むしろメリットな気も。

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事前準備が何よりも重要

YUI(筑波大学/ 福井県立藤島高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサチューセッツ州立大学アマースト校
  • アメリカ合衆国
  • アマースト
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・法律・政治・国際関係学

単位互換は交換留学生にとって進級等が関わってくる非常に重要な問題だと思います。この単位互換を円滑に行うために何よりも重要なことは、入念な事前準備です。出国前に、①自分の大学で残り必要な単位と留学先で履修予定の単位の参照、②自分の大学の単位互換条件、の2つを十分にチェックしてから留学することをおすすめします。このステップを踏むことで、留学中に帰国後に単位互換申請に必要な書類を集めることや、単位互換を念頭においた履修を組むことが出来ます。

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人と違うかもしれないけど

さくら(富山大学/ 石川県立金沢桜丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ナンシー市役所・ロレーヌ大学フランス語学院
  • パラグアイ・フランス
  • ナンシー
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の大学では留学に行く人が多くありません。なので、身の回りに留学する人も、ましてや休学する人もいません。 なので、卒業が1年遅れるということが、私にとってとても心配でした。そのような経験をした人が身近にいなかったからです。しかし、いざ留学してみると、現地で出会った日本人留学生の殆どが自分と同じ状況で、「あ、一人じゃないんや」と思いました。小さなコミュニティの中では一人かもしれないけど、実際は自分の仲間が世界中にいると思えば不安が一気に吹っ飛びました!

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休学することに対する不安

山口諒真(佐賀大学/ 岡山県立笠岡高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人ジャパンハート
  • ミャンマー
  • ヤンゴンマンダレー
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

休学して留学/海外インターンに行くことに不安を感じている人は多いのではないでしょうか?ほかでもない僕自身も休学することに対して漠然とした不安を感じていたひとりでした。 なぜ休学に対して“漠然とした”不安があったのか考えてみます。 ① 周りの友人たちと学年がずれてしまう。 ② 休学してチャレンジしている人が周りにいない。 ③ 自分に自信がなく将来がなんとなく不安。 今になって考えてみると、具体的な不安ではなく、漠然とした不安だったことが分かります。すべての不安が漠然としたものであり、よくよく考えてみると自分に本当にやりたいことにチャレンジするためのリスクと考えるとどれも些細なものです。実際に休学して海外インターンを経験したことで、残りの大学生活の過ごし方も変わりましたし、僕自身に関しては人生の大きな転機になりました。 もしいま自分のやりたいことがあって休学を検討している方がおられるとしたらなぜ不安を感じているのかを考えてみるのもいいかもしれないですね。最終的には自分の決断で決めた選択がもっとも良いものだと思います!

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