あなどれないアクセントは意外と重要

長瀬 春奈(岐阜大学/ 名城大学付属高校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- 米国国立衛生研究所, 米国国立心肺血液研究所,細胞発生生物学センター, 発生神経生物学研究室
- アメリカ合衆国
- メリーランド州
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
毎週の会議における研究進捗の報告や他の研究グループとの合同で行われる抄読会では、慣れない英語での発表に苦労しました。特に、抄読会は発表時間が1時間と長く、さらに3ヶ月に1回と短い期間で順番が回ってくるため大変苦労しました。留学の初めの頃は実験結果の短い発表でさえ必死で、質問に的確に答えれなかったため、抄読会に向けて改善しなければならない点が多くありました。私が工夫した点は、英単語ごとにアクセントと区切りを調べ単語の発音を細かく覚えた点です。専門用語の発音は辞書にも載っていなかったので、どうしてもわからない発音はラボメイトに聞き対応し、何回か練習しました。また、できるだけ文章を短文にし、最低でもTake-home messageを伝えられるよう意識して発表するように心がけました。回数を重ねるごとに内容が伝わるようになり、質問もされるようになりました。この経験を通して、基本的な工夫が内容を伝わるようにする上で重要だと学べたため、プレゼンスキルを磨く上で最も成長した経験です。世界共通語である英語を駆使して研究を紹介・議論できるスキルを身につけることができました。
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