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語学力 739件

とにかく盗む!

ともか(東京工業大学/ お茶の水女子大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Biochemistry, School of Medicine, University of Washington
  • アメリカ合衆国
  • シアトル
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

英語の力を伸ばしたいと思ってディスカッション、プレゼンテーションのある講義を受講したものの、初回の授業で発覚したことは学生同士の会話がわからない、そもそも、ピリオードがどこにあるかわからない、ということでした。今何が議題になっているのかわからなくなると、質問もしにくい、発言ができない、と悪の連鎖…。担当の先生(中国人)に相談すれば、"We're asians. We cannot talk and listen as natives. We have to work hard." というアドバイス。結局、学生の言っていることを頑張って聞き取ることに努めて、便利そうなフレーズはメモしておいて次回の授業で使ってみる、の繰り返しでした。みんなと同じレベルでディスカッションに参加することはまだ難しいですが理解度は明らかに向上し、プレゼンの論理の組み立ても改善しました。

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警察で2時間口論して、勝ち取った滞在許可証

かおり(東京農工大学大学院/ 中央大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パドヴァ大学(Department of Chemical Sciences)
  • イタリア
  • パドヴァ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

イタリアに3ヶ月以上留学する際には、ビザや滞在許可証の取得が必要となります。滞在許可証を取得するために、現地の警察に行ったのですが、日本の大使館のハンコが押印された書類であるにも関わらず、有効でないからもう一度来いと言われ、口論しました。イタリア語は挨拶程度の言葉しかしゃべれなかったので、基本的には英語で口論しましたが、途中途中知っている数少ないイタリア語を織り交ぜてしゃべると、警察官の態度が変わりました。そして、結果的にはその場で滞在許可証を取得することができました。留学前に、語学学習の時間を十分に取ることは難しいかもしれないですが、少しだけでも現地の言葉は学んでいった方が良いと思います!

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ネイティブレベルの語学力は本当に必要なのか?

りえ(神戸大学/ 兵庫県立尼崎稲園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京師範大学 漢語文化学院
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

「また言いそびれた…」外国語を話す場で私がよく陥る自己嫌悪です。 発音が合ってるかどうか、文法ミスの有無、相手に通じるかどうかという不安などによって、発言内容の推敲を頭の中で繰り返しているうちに、次の話題へと移ってしまい、発言すべきタイミングを逃してしまったことがよくありました。 中国語を学習し始めたときの私の目標は、中国人が私の中国語を聞いて私が日本人であることが分からないレベルの中国語を話せるようになることでした。 ですが、留学に来てから、語学はただ正確に話せるようになるだけではなく、その文化や生活といった背景まで踏まえておかないとネイティブスピーカーのレベルにはなれないことが分かりました。また、どれだけ長い間日本語に触れてきて、日本語の上手い外国人でも、やはり日本語としては不自然な箇所があることが否めないことも分かってきました。 そんな時友人のベルギー人の「なまりがあって当たり前」という言葉に大変共感しました。彼女の母語はフランス語ですが、いつも英語を使って英語圏の友人とおしゃべりしているので、彼女の英語は完璧なのだと思い込んでいました。でもちょっとしたニュアンスの違いだったり、発音だったりは、フランス語の影響が表れるのだと言われ、衝撃を受けました。 「それでも通じてるから問題ない」と彼女をフォローしたとき、同時に自分に当てはめて考えてみました。もちろん「どうせネイティブじゃないから」と語学レベルを向上させることを怠るのは良くないですが、間違いや相手の反応を恐れて発言を臆するのは本末転倒だと思います。「ネイティブじゃないから間違えて当たり前」と開き直ることは、外国語を実践の場で使う際には必要な考え方なのかもしれないと思いました。

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カタコトでも現地語が一番

もも(奈良女子大学大学院/ 香川県立高松高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • LPSC研究所・欧州原子核研究機構(CERN)
  • スイス・フランス
  • グルノーブル・スイス
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の勝手な思い込みでしたが、ヨーロッパのスーパーマーケットや公共施設では、現地語だけではなく英語表記も必ずあるのだと思っていました。しかし実際に暮らしてみると、予想以上にフランス語表記しかないお店や施設がほとんどでした。現地へ行ってから慌ててフランス語を勉強したのですが、会話できるレベルにまでは上達しなかったものの、挨拶や簡単な単語くらいは言えるようになりました。現地の人は、カタコトであっても現地語で話しかけた場合の方が喜んでくれたので、勉強した甲斐がありました。複数の言語を勉強することは大変ですが、簡単な単語くらいは覚えておくと現地に行ってから慌てずに済みますし、現地の人と仲良くなるきっかけが増えると思います。

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最大の壁・中国語力

カナエ(お茶の水女子大学/ 湘南白百合学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立政治大学
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私の留学の最大の壁は本当に中国語力でした……。 到着してすぐにタクシーに乗るも全然通じず。スマホで大学名を見せてその場をしのぎました。大学に到着しても、もしバディが日本語を話せなかったら本当にしんどい1日だったでしょう……日本語が出来る台湾人に甘えきるのは良くない!と思い、その日からなるべく中国語を使うと心に決めました。同じ時期に台湾に留学していた日本人の友達に言語交換相手を募れるネット掲示板を紹介してもらい、多いときには7人の台湾人と授業のある日以外に言語交換をしていました。 大学の授業が始まると全く何を言っているのか分からずディスカッションにも全く参加出来ず、あまりの緊張感に授業前に必ず胃が痛くなりご飯が食べれないという日々がしばらく続きました。一部の授業では先生や他の学生が英語を使ってくれましたが、英語もイマイチな私。当時は本当に申し訳無さの塊でした。 課題も毎週のように出され、ほぼ毎週プレゼンかレポートがありました。言語交換のペースは落としたくなかったので、徹夜をして課題をやるときもありました。そのせいもあってか3か月連続で風邪を引きました。日本だと1年に2回引くか引かないかという人間が、です。 でもそんな大変な中でも、言語交換と課題のおかげで最後はトビタテの実践活動が行えるくらいに中国語力が伸びました。授業と課題に真面目に取り組んで、全ての履修した授業で好成績を修められました。言語交換をしてくれた台湾人たち、課題の添削をしてくれた台湾人たち、下手な中国語でもお互い励まし合って頑張ったルームメイトの韓国人たちに大感謝の5ヶ月でした。

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英語は『言語』! 科目じゃない!

Wakana( 神戸国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tring Park School for the Performing Arts, Arts Educational School, Mrs. Heather Maîr Thomas
  • イギリス
  • ロンドン・トリング
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

今回の留学で、英語に対する私の意識も大きく変わりました。私は日常会話はとりあえず出来ていたものの、ホストファミリーや友達同士の会話はあまり理解でませんでした。また、レッスンでは発声練習としてする早口言葉が全く分からなかったり、ゲストの人に質問したいのになんと言っていいか分からないなど、嫌になるときもありました。しかしある時、あるプロの方に思い切って滅茶苦茶な英語で質問してみました。するとその人も真剣に聞いてくださり、笑顔で答えてくれました。そしてそのとき、「そうか、英語は言葉なんだ。」と思ったのです。日本にいるとどうしても英語を「科目」と捉えがちですが、英語は『言語』であり、コミュニケーション手段なのだと実感しました。そう思うと、こんな時はどういう言い回しをするんだろう?こういうときはどんな答え方をするのだろう?と、もっともっと英語を学びたい、知りたいと思うようになりました。

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日常会話と授業での英語は異なる

永井光生(法政大学/ 宮城県仙台第三高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィスコンシン大学ミルウォーキー校
  • アメリカ合衆国
  • ミルウォーキー
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

留学前から日常会話はできるレベルだったが、最初の授業で教授の使う英語だったり、50分集中して英語を聞く力、質問の仕方、教授へのメールへの書き方などいろいろ躓くことがあったので、TOEFLなどの勉強だけではなく、ネットで興味のあるオンライン授業を聞いてみたり、Tedなどの長めの英語を聞いて慣れておくことをお薦めします。

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やらなければいけに状況に自分を追い込め!

栗田 真由子(立教大学/ 神奈川県立横浜国際高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バスク大学、社会コミュニケーション学部
  • スペイン
  • ビルバオ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

出発する前のスペイン語力は、大学で1年半学んで一通りの文法を終えたくらいで、実際に自分の思ったことを伝えるのは難しいレベルでした。8月から留学が始まり、10月にはもう、自身で企画したイベントが待ち構えていました。その準備期間は2か月しかありませんでしたが、イベントではバスクの人に受け入れてもらうという意味でも、絶対に英語を使いたくなかったので、その時までに何としてでも話せるようになりたいという想いがありました。スペイン語のクラスはクラス分けテストの結果、(日本人は文法が得意なので)自分より物凄くレベルの高い一番上のクラスで受けることになりました。毎回、授業に食らいつくのに必死で、予習と復習を欠かしませんでした。また、積極的に外に出るようにしました。実際に話すことで会話の練習ができ、友達と会うたびに、聞き取れることも話せることも増えていくのが実感できました。そのおかげもあって、イベントの日にはた沢山のお客さんと、スペイン語だけで話すことができるようになっていました。言語上達のコツは、言語を完璧にしてから何か行動を起こそうと考えるのでなく、目標を明確にもって、あとはひらすら話まくって練習することだと思います。私も、間違うことを恐れず、いろんな場所に出向き、いろんな人と話すことを通して、言語上達だけでなく沢山のコミュニティができました。

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なんとかなる

さえ(富山県立大学/ 富山県立富山北部高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Helmholtz Centre for Infection Research
  • ドイツ
  • ブラウンシュヴァイク
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は、ドイツに長期留学をしたが、ドイツ語はほとんど勉強しなかった。ドイツの学生はだいたい英語が話せるし、所属機関の共通言語は英語だったため、必要なかった。しかし、生活をする中で何度もドイツ語が分からなくて困ったことは幾度かあった。そのたびに、英語ができるドイツ人に助けを求めていた。共通語は英語でも、現地の言葉を理解できたほうがいいかもしれない。 英語は、留学当初、「英語話せる?」て聞かれたくらいだった。もちろん、できることに越したことはないけれど、できないからといって躊躇する必要はないと思う。努力次第で必ず力をつけることができる。

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どうすればフランス語を話せるようになるのか

まっちょす(関西学院大学/ 奈良市立一条高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ観光局(L'office de tourisme de Paris)
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学開始までにある程度の語学力を身につけておくことでいろいろなことがスムーズにいきます。例えば語学学校を日本から申し込む際にメールでのやりとりをフランス語ですることでスムーズにいきました。また、スーパーで買い物をする際にも単語の知識があれば大変役に立ちます。 初めて学ぶ言語でも、留学までに挨拶や基本的な単語を覚えておくと気持ち的にも楽になります。

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