ドイツ語の上達について
カフェー(東京外国語大学/ 神奈川県立弥栄高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ボン大学大学準備コース、神学部
- ドイツ
- ボン
- 留学テーマ・分野:
- その他のテーマ
英語圏以外の地域に留学する場合、言葉の壁というものはより一層大きく見えるのではないでしょうか。中学高校と基礎を学んできた英語と違って、大学から学び始めた言語はまだまだ習得のために費やした時間が足りず、特に留学前半はいろいろと苦しむこともあるでしょう。しかし、怯んでいてはどうしようもありません。折角その言葉が話されている国、地域に来たのだから、多くの事を学んで帰りましょう。母語話者がどのような場面でどのような単語、言い回しを選択しているか、また自分が思っていたのとは違うイントネーション、発音等、教科書からは得られなかった気づきがたくさん出てくるはずです。こうした気づきを身をもって体感することは言語習得においてとても大切なことだと思います。間違えてもいいのでたくさん話してみましょう。間違えて恥ずかしいと思うことも自然です。その恥ずかしいという感情が、間違えた事柄と強く結びつき、記憶することに役立ってくれると思います。そしてなにより、目標言語のインプットをたくさんすることが重要です。アウトプットばかりしていても、自分の中にそれを支える基盤がなければ、同じような構文と同じような単語を何度も使うだけで、それほどいい練習になるとも思えません。私はインプットとしてドイツでできた友達と話すだけでなく、映画、Youtube、ポッドキャストなどで自分の興味の持てる事柄をドイツ語で聞く時間を増やすようにしていました。
続きを見る