現地の医療と気候・環境を理解した準備を。
山本健太(愛媛大学/ 広島県立広島中学校・広島高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ルンド大学理学部
- スウェーデン
- ルンド
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
病院というテーマにしたが、主には健康についてである。長期留学が初めてだった私にとって、現地の病院のお世話になるという発想はなかったし、現地の環境で自分の体調が大きく崩れるとは思ってもいなかった。具体的には、スウェーデンのような緯度の高い国に行かれる方は”日照時間”が健康に大きく影響することを把握しておくとよいと思う。特に、日照時間の不足でビタミンDが不足し、鬱状態になる場合が多い、と知識では知っていたが、実際に自分は鬱状態になってしまったし、他の日本人留学生も多く同じ症状となっていた。スウェーデンは医療制度が進んでいるとされ医療費もかからないと聞いていたが、現地人でなければ医療費はかかるし、非常に高価である。そのため、通院することも億劫になることもあった。対処法として、できる限り日本でビタミン剤などを調達しておいたり、医療費や制度をしっかり認識しておき、またもし通院した時に適用される保険などに加入しておくなど、対策を取っておくと安心だと思う。
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