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生活 422件

テロや軽犯罪に巻き込まれない為に

YUKI(東京工業大学/ 東京学芸大学附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フランス国立土木学校 École nationale des ponts et chaussées 土木・建設工学科
  • イギリス・フランス
  • ヴィシー・パリ・グラスゴー
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

私の留学準備がほぼ整いつつある渡航4ヶ月前にパリ同時多発テロ事件が起きました。 両親には多大な心配をかけ、渡航も反対されました。しかし、留学の夢をこの一度の事件のためだけに諦めることはできず、絶対に危ない目に遭わずに帰国するからと両親と約束し、多発するテロの恐怖でピリピリとしているヨーロッパへ旅立ちました。 実際に、私の滞在した2年間の間にパリでも小さな襲撃事件はありましたし、旅行で訪れた国のいくつかの国も標的になっていました。しかし、自分の身は自分で守るという意識の元、極力人混みは避けて旅行等のイベントの計画を立てましたし、狙われやすそうな観光地には行かないようにしていたので、自分がテロに遭ったことはありません。また、スリや詐欺といった軽犯罪の手口も頭に叩き込んでいたので、実際に巻き込まれることもありませんでした。 日本国外に出たらテロに限らず犯罪に会う確率は大幅に上がりますが、自分の身は自分で守るということを徹底していれば、犯罪に遭う可能性は下げることができると思います。

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お金は分けて持ち、カードに頼りすぎない

望月ゆう(静岡大学/ 静岡県立静岡高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Mundo Spanish School, JICA,
  • グアテマラ・パラグアイ・メキシコ
  • アンティグアグアテマラ・アスンシオン・トレオン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

中南米と聞くと、治安が悪そうというイメージが大きいと思います。悲しいことですが。確かに、治安が良く、安心して生活できるとは言えないのが、実情ではあります。しかし、トラブルや盗難などは、自身がどれほど注意を払うかでかなり防ぐことが可能です。私の場合は、基本的に大金は持ち歩かず、財布、腰ベルト、携帯ケースの中とお金を分散して持ち歩いていました。こうすることで、もしも、財布が掏られた場合でも、全財産を失うことはありません。また、クレジットカードとプリペイドカードを併用することで、どちらかにトラブルが発生した場合に、対応できるようにしていました。実際に、プリペイドカードにトラブルが生じましたが、クレジットカードで対応することができました。また、いざという時に、日本から送金してもらえるように、きちんと両親と手続を済ませておくことをおすすめします。

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しっかりとした事前準備で思いがけない体調不良にも立ち向かいましょう

なっつん(神戸大学/ 石川県立金沢泉丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライデン大学
  • オランダ
  • ライデン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は留学中、風邪と怪我で病院へ行きました。体調が悪いなと思っても一晩寝ればだいたい治ることから健康には自信がありましたが、留学中に風邪を引いた1週間ほどは体調不良で動けず、病院へ行ったほうがいいと思い、現地に長くお住まいの日本人に町医者を紹介してもらいました。怪我はもともとは軽度でしたが、湿布の副作用で足が腫れ、最終的には松葉杖を利用するほどになってしまいました。 自分の体の特性はあらかじめ理解してできるだけ日本で慣れ親しんだ薬をもっていくこと、病院へ行かなければならないときのために現地の病院のシステムや症状を説明するための最低限の表現を確認しておくこと、無理して悪化する前に「海外の病院へ行くことも留学中のいい経験のひとつだ」と思って病院へ行くことをおすすめします。

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日本人コミュニティーとの連携

ヤマモトチヒロ(東京女子大学大学院/ 埼玉県立春日部女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Palestine and Arabic Studies Curse , Birzeit University
  • パレスチナ
留学テーマ・分野:
語学留学・アラビア語

私が留学していたパレスチナ自治区はイスラエルと紛争をしている国でした。そのため、毎日のようイスラエル兵とパレスチナ市民の衝突(小規模なものを含む)が発生していました。私が留学中、イスラエル建国記念日に在イスラエルアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移し、エルサレムをイスラエルの首都として認めるとトランプが発言した「エルサレム宣言」があり、私が住んでいた西岸地区でも大きな衝突が発生しました。パレスチナ内が緊張に包まれる中、治安を把握する際にとても助けになったのが現地の日本人コミュニティーとの繋がりでした。パレスチナ在住の日本人のほとんどは、大使館、NGO、ODA関係者でした。その方達は、治安状況をいち早くキャッチする情報網があったため、お願いをしてその情報を私にも流してもらいました。紛争地の情勢は非常に不安定です。いつどこで何が起こるかわかりません。治安面に関しては、現地で働いている日本人の方々といかに繋がりを持つことができるかという点が鍵になるのではないかと思いました。

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イギリスで病気になったら…

ミズキ(奈良県立大学/ 奈良学園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Concorde International/Adult Education Centre
  • イギリス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私はイギリスで軽い胃腸炎になりました。その際、病院に行きたいとホストマザーに相談したところ、「まずは薬剤師のところに行きなさい。病院に行くべきか行かないべきかを判断してくれるから、もし行きなさいと言われたら学校のスタッフに頼んで手続きをしてから、診察予約をしなきゃいけないよ。」と言われました。私はその際嘔吐感が強く熱も高かったのですが自力で薬局まで行き、そこで薬を買い言われた通りの食事をしました。日本とは異なった治し方だったためか完全に回復するまで2週間はかかりました。 留学前に、日本であらゆる病気に備えた薬と、胃腸にやさしい消化のよさそうなインスタントの和食(お粥のようなもの)をご準備されることをお勧めします。

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保健センターでの予防接種

ねーさん(京都工芸繊維大学大学院/ 大阪府立北野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アールト大学 IDBMプログラム
  • フィンランド
  • エスポー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

アールト大学には保健センターがあり、1回目は看護師が、必要であれば医者の先生が診断・手当てしてくれる。しかし、事前に予約が必須であり、その方法は保健センターに電話をかけ、掛け直しを待ち、そこで日時を予約するという手順である。ウガンダに調査旅行に行ったため、必要な予防接種を受ける必要があった。それには通常の診断・手当てとは別の電話番号に電話し予約を行う必要がある。しかし、その専用電話番号の掛け直しは3日〜1週間かかることが多く、時間が限られていたためそれではウガンダ渡航前に2回うつ必要がある予防摂取が間に合わない恐れがあった。そこで通常の電話番号に電話し説明したが、やはり専用の電話番号に電話して待つように言われた。仕方がないので直接保健センターに行き、いかに緊急であるかを訴え、なんとか間に合うように予約を取り付け、間に合った。時間がかかることを念頭に入れて時間に余裕を持って計画することが大切だが、最終的には直接訴えることで伝わることもある。また、予防接種が必要になった際には自分が以前に受けた予防接種の情報ももちろん必要であるため、渡航の前には事前に確認しておくことも大切だろう。

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現地での安全について

S.G(京都大学大学院/ 静岡県立掛川西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO JADE Bangladesh
  • バングラデシュ
  • クルナ市
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

本来は治安の悪い国には行くべきではないと思うのですが、今日、急に治安が悪化することなどもあると思います。また、治安が相対的にいい国であっても、日本程に治安がいい国はまずありません。 合わせて、日本にはない病気が現地では流行っていることもあります。 そのため、安全対策および予防接種などはしっかり実施して欲しいです。

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スペインでスリの標的にならないために

狩生 宏喜(東北大学/ 市立浦和高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • バジャドリッド大学工学部、Wedge Global
  • スペイン
  • バジャドリッド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

スペインでスリはもっとも頻繁に起こる軽犯罪の一つである。実際に私の友達はトレンチコートの内ポケットに入れておいた携帯を盗まれたり、カバンを知らない間に切られていたりなどの被害にあった。 まず大事なことはスリに対して警戒をすることではなく、スリのターゲットにならないことである。特に服装は大事で、いかにも日本から来た無知な観光客というような服装をしていると高確率で被害に遭う。例えるとすれば、トレンチコートに肩掛けのバッグを背負い首には一眼レフをぶら下げているというような感じだ。そのような服装はプロのスリ集団に対してナイーブなお金持ちというような印象を与えてしまい、被害に遭いやすくなる。なのでスペインに留学または旅行をするときは、なるべく現地人に近い質素なファッション(ジーンズに無地のTシャツなど)を心がけると良い。

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スウェーデンの携帯電話事情

とっしー(東北大学大学院/ 茨城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KTH Royal Institute of Technology (スウェーデン王立工科大学), School of Electrical Engineering, Faculty of Electric Power System
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

スウェーデンでは、日本のように携帯会社と契約するのはまれで、現地でSIMを買ったら、電話やデータ使用量からプランを選び、毎月プリペイドで料金を支払うスタイルが一般的です。料金はコンビニ(Pressbyrån, 7-ELEVEN)やスウェーデンの銀行口座を開設してスウェーデンのクレジットカードを持てば、携帯会社のアプリで簡単に支払えます。携帯会社は主に4つくらいあります。その中で僕は、一番料金が安いcomviqという会社をずっと使っていました(SIMで携帯番号が決まるから、一度決めたらあんまり変えたくない笑)。おすすめです。 コンビニなどの店頭で支払った場合は、レシートの他に番号が印字された紙がもらえるので、その番号で携帯をアクティベートする必要があります。このアクティベート方法がスウェーデン語でしか書いていないため最初わからず、途方に暮れた経験があるので、お教えします!comviqの場合ですが、アスタリスク、110、アスタリスク、もらった番号、シャープの順に押して、最後に電話をかけるボタンをタップしてください。これで、OKです。

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veganとして生きる

マリナ(上智大学/ 静岡県立沼津東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学政治科学部
  • タイ
  • バンコック
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

私はveganです。日本でのveganは大変ですが、大体自分で料理してしまえばいいので慣れてしまえば大丈夫です。しかしタイにいるときは、タイ語が全くできないので、成分表示も読めないし、そもそも東南アジアはほとんどマーケットでご飯を買い、料理する文化ではないので、veganとは何かをタイ語で説明する必要がありました。幸運なことに、MAの英語とタイ語ができる友人がいたのでテンプレートを文字で送ってもらい、何とか生き延びていました。日本に来る日本語ができない人もそうかと思うと、言葉の通じない国かつVeganismの浸透していない国でveganであることの大変さを実感しました。

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