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生活 431件

異文化を理解し、尊重するには?

鮫島 あいり( 旭進学園 宮崎第一高等学校 文理科)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • プロジェクトアブロード、クメールソビエト友好病院
  • カンボジア
  • プノンペン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

初めて出会った昆虫食。屋台で虫が山積みにされてるのを目にしてビックリしました。 挑戦してみたら意外とハマってしまいました。タランチュラはパリパリしてお煎餅みたいな感じでした。 イナゴやコウロギなど入った昆虫ミックスにもチャレンジしました。最初は見た目のインパクトに驚きました。食わず嫌いはもったいない! ルーツはポル・ポト政権時代の食料難で貴重なタンパク源や栄養源でした。カンボジアの昆虫食の歴史はそれほど古いものではありません。 今から50年程前、ポル・ポト政権下での大量虐殺に加え、食糧難も深刻化し、貴重なタンパク源だったのが昆虫食です。飢えをしのぐため昆虫が積極的に食べられるようになり、昆虫食文化が根付いたそうです。 今は、非常食というよりも、スナック感覚で好んで食べられているようです。

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困ったらすぐ大人に相談

Kaito( 広島県立広島叡智学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EF International Language Campus
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク州、ターリータウン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

アメリカは日本より治安が良くなく、特にNYのマンハッタンは注意が必要だ。私は17歳で未成年だったためウーバーは使えず、基本的にバスと地下鉄で移動した。昼間は比較的安全だが、朝8時ごろ地下鉄に乗ると、二日酔いや大音量の音楽で混乱している人がいることもあった。こうした人は避けることでトラブルを回避できる。夜間の地下鉄は危険が増すため避けた方が良い。駅によっては無人の場所もあるので注意が必要だ。私は不審者に絡まれかけたが、近くの大人に助けを求めることで無事に切り抜けた。危険に遭遇した場合は、声を出して助けを求めることが大切だ。ただし、相手が銃を持っている場合は抵抗せず指示に従うべきだ。実際、私が通った道ではライフルを持った人物による事件が起きた。危険と隣り合わせであることを忘れず、安全に注意しながら留学を通して貴重な経験を積んでほしい。

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コロナ陽性・7日間隔離

長谷部凜( 熊本高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • セルク ランゲージ カレッジ バンクーバー
  • カナダ
  • バンクーバー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

電車で気絶した後、そのままコロナになりました。初めてのコロナで本当に辛かったです。ご飯も喉を通らず、液体を飲み込むのがやっとでした。病院に行きたいとホストマザーに相談したところ、Honey and plently waterと言われ、マジかよと思ったのですが、しょうがないので大量の蜂蜜と水をもらい、あとは日本人の方にいただいた龍角散があったのでそれで治すことにしました。7日後には回復したのですが、龍角散が本当によく効きました。素晴らしかったです。心なしか、それから風邪を引くことが2年たった今でもほとんどなく、体が強くなった気がします。

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穴場日本食を見つける!

Rara(関西学院大学/ )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 南オーストラリア大学
  • オーストラリア
  • アデレード
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

オーストラリアでの生活はいかに日本料理が美味しいかを教えてくれました。特に私が日本食で恋しかったのは生のサーモンと牛タンです。解決方法としてはズバリ、探しました。サーモンに関してはコストコという大型のスーパーで1キロで売られておりそれを切り分けて冷凍して小出しにしながら生サーモンを食べていました。また、テイクアウトで安いお寿司屋さんや割引を見つけてはそこに通うようにしていました。牛タンに関してはオーストラリアでは食べる文化が少なく、市場に行くと安く隅の方に売られていたりします。豚タンはもっと安かったり、、、なので、調理されていない状態ではありますがそれらを購入し、自分で1からYouTubeで調べながら捌いて部位ごとに切り分けて冷凍保存しながら食べていました。初めて捌いた日は2時間牛タンと格闘していました。留学後半では生活も慣れて、このサーモンと牛タンをたまに食べながら、オーストラリアでの食生活を楽しんでいました。

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日本食が恋しくなったら…

のどか(創価大学/ )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フィリピン大学
  • フィリピン
  • マニラ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私が留学していたマニラにはたくさんの日本料理のチェーン店や日本食レストランがありました。日本食が急に食べたくなったときや体調を崩して食べ慣れたものが食べたいときに私は、うどん、ラーメン、とんかつ、お好み焼き、親子丼など様々な日本料理を食べました。長期間のフィリピンでの生活で日本食は心の支えになっていたと思います。

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心身の健康・安全を最優先し、適切な人・場所にたどり着くまであきらめずに助けを求め続けること

永田 真子(筑波大学/ 西大和学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボアズィチ大学カンディリ天文台地震観測所
  • トルコ
  • イスタンブル・被災地
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

トルコで外国人かつ女性として被災地に暮らし、言語や文化、制度の違いに戸惑う中、研究と社会活動を両立する日々は困難の連続でした。留学中、地震や経済危機によって治安が悪化し、事件に巻き込まれるという深刻な経験をしました。言葉も制度も不慣れな中、パニック状態で何が正しい判断か分からず、助けを求めることすら難しく感じました。加えて、周囲との関係悪化や留学の中断を恐れ、声を上げられずに苦しんだ時期もあります。しかし、どんなに重要な研究や計画があっても、最優先すべきは自分自身の心身の安全であることを強く実感しました。我慢して何とかやり過ごそうとしても、後になって体調を崩したり、誤解や不信を招いて活動が継続できなくなるといった形で、必ず影響が出ます。 実際、助けを求めた中には、被害の詳細を聞くだけで何もしなかったり、制度に関する誤情報を与えたり、被害者を責めるような言動をする人もいました。その一方で、私の話を最後まで丁寧に聞き、専門的な知識で支えてくれた人たちもいます。特に、現地の弁護士会で無料相談に従事する弁護士や、女性の権利を支援するカウンセラーの存在は心強く、適切な情報と行動を得るための鍵となりました。 こうした体験を通じて、たとえ国や文化、制度が違っても、人の痛みに寄り添い、行動してくれる人は必ずいると学びました。事件や困難に直面したときは、怖くても、心折れそうでも、信頼できる場所にたどり着くまで声を上げ続けてほしい――それが私自身の実体験から伝えたいことです。

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自分のモチベーションアップにお金を使う!

古賀 諒一( 学校法人大阪明星学園 明星高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • St Giles, London Highgate
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

お金の使い方は確かに大事です。でも自分の生活に支障をきたすぐらいまで節約をするのも危険なので、適度なバランスを取りつつ生活することが大事です。 自分もイギリスに来て、2~3週間はずっとお金を節約して生活していましたが、日本の生活スタイルとのギャップの大きさがあり、それが自分の体調を壊してしまった原因にもなったのではないかと帰ってから感じました。お金をたくさん使って生活することはもちろん留学の生活スタイルとは反しているのでそれはやめた方がいいですが、でも適度に使うこともコミュニケーションを鍛えるという意味や教養力の育成をするという観点から見るとかなり大切なことです。例えば、自分はよく学校終わりや休日に、友達と夕食を食べに行っていました。もちろん値段はイギリスなので高かったですが、友達との会話をすることでさらなる友好関係を形成したり、新たな出会いにつながることもよくあるのです。自分はこのようなことをつなげたおかげで、一人一人との関係を高めることが出来ましたし、お金をそこに使ったことに後悔など一切していないです。そこにはお金では買えない信頼関係と友好関係があるのです。また、これは違った視点かもしれないですが、自分なりお金を使う意味をその時々に考えてみるということを大事です。自分はこんな理由があって海外に来たからこそ、お金を自分の弱点の補強に使うのも一つの手だと思います。例えば、自分は放課後イギリスの大英図書館でいつも自習をしており、イギリスの学生さんたちはどのような目的をもって大学または資格の勉強をするのかということにいつも着目していたのです。そして通いつめた結果、自分なりに人はなぜ勉強するのかという一つの答えにたどり着き、自分も今、勉強を楽しめるようになりました。こう考えてみると今の自分が持つ環境を楽しめるようにするのも自分次第なのです。お金の使い方をぜひ考えてみてください!

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公共交通機関を使う際の防犯対策について

宇都賢吾(関西外国語大学/ 大阪府立いちりつ高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オールドドミニオン大学
  • アメリカ合衆国
  • バージニア州ノーフォーク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

ボランティア先へ行く際にバスをよく利用していたのですが、その際に私が特に注意していた点をご紹介したいと思います。 まず一つ目は、バスに乗る際にはなるべく運転手の近くにある前方の席に座り、バッグは常に膝の上に置くか、前に背負うようにしていたことです。 また、乗り換えで利用するバス停の中には、ホームレスの方々が集まっている場所もあり、お金を求められることもあったため、そうした場面にも注意が必要です。

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たくさん予防して犯罪から身を守る。

宮本莉瑠( 名古屋大学教育学部附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CEC Japan Network
  • フィリピン
  • セブ市
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

フィリピンは魅力的な観光地が多く、人々も温かいですが、スリや盗難、ぼったくりなどの犯罪が発生することもあります。そのため、滞在中は十分な注意を払うことが大切です。私もフィリピンでスリに遭いそうになったり、バイクでぼったくられたりした経験があり、現地での安全対策の重要性を強く感じました。ここでは、私が実践した犯罪防止の対策について紹介します。まず、最も気をつけるべきなのはスリや盗難への対策です。私は、スキミング防止機能がついたポーチを使用し、パスポートやお金、クレジットカードを服の中に入れて持ち歩いていました。外から見えない場所に貴重品を収納することで、スリの標的になりにくくなります。また、現金は一カ所にまとめるのではなく、複数の場所に分散して持つようにしていました。例えば、一部をポーチに入れ、別の一部をバッグの内ポケットにしまい、さらに予備のお金をホテルのセキュリティボックスに保管するなど、もし盗難に遭っても全てを失わないような工夫をしていました。次に、ぼったくりを防ぐための対策です。特にタクシーやバイクを利用する際には注意が必要です。私は事前に値段を確認せずに乗ったことで、通常の何倍もの料金を請求されるという経験をしました。これを防ぐためには、乗車前に必ず料金を確認し、交渉することが重要です。タクシーを利用する際は、メーターを使用しているかを確認し、メーターがない場合は事前に料金を決めるようにすると安心です。また、できるだけ信頼できる配車アプリ(Grabなど)を利用するのもおすすめです。さらに、安全のために夜間の一人歩きは避けるようにしていました。特に観光客が多く集まるエリアや繁華街では、スリや強盗のリスクが高まります。夜に出かける際は、信頼できる人と一緒に行動しましょう。

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食物アレルギーがあっても大丈夫?

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留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Global Teacher Program in FINLAND、Avnø Højskole
  • デンマーク・フィンランド
  • ヘルシンキ・タンペレ・コペンハーゲン・ルンドビー
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・マイ探究

私は花粉食物アレルギー症候群で、簡単に言うと食物アレルギーがあります。初海外ということもあり、アレルギー対策は念入りに行いました。 私の場合は牛乳や卵など特定のものではなく、バラ科やイネ科の食べ物といった、植物の科の食べ物全てに反応してしまうため、危険な食べ物の種類が多いです。具体的には、ナッツ類、リンゴ、バナナ、トマトなどを食べたら、口の中が痒くなり呼吸が苦しくなることもあります。加熱したら食べられるのでそこまで重度ではないものの、海外では馴染みのない食べ物があるため、食べられる・食べられないの判断が心配でした。 私は安心して過ごすため、ホストファミリーやフォルケホイスコーレなどの受け入れ先に、前もってアレルギーのことを伝えた上で申し込みを決定しました。また、普段からエピペン(重度のアレルギー反応が起きた際に使用する自己注射薬)を携帯しているため、かかりつけ医に留学のことを伝え、診断書などを英語で作成してもらいました。特に診断書は飛行機の手荷物検査に引っかかった時のお守りとして持っていました。(実際は何事もなく通過できました!) 現地では、パンなどの中にナッツが入っているかなど、お店の方によく質問していましたが、意外と問題なく美味しく食べられました。初めて見る食べ物はあったものの、普段日本でしているように、あからさまにリンゴのようなものを避ける、などを意識していたら大丈夫でした!

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