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留学先探し / 大学院 64件

専門分野にとらわれない

TG(埼玉大学大学院/ 岡山県立新見高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Cincinnati Children's Hospital Medical Center
  • アメリカ合衆国
  • シンシナティ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

企業の採用活動において、修士の学生にはある程度の専門性が期待されます。通常、大学では一つの分野を専攻しますが、例えば化学を学んでいる学生は数多くいますので、自身の専門性も埋もれてしまいがちです。しかし、もう一つ別の分野を学ぶことにより、その人の希少性は大きく上昇します。私は化学を専攻する学生ですが、再生医学を学ぶために留学しました(化学と再生医学を同時に学んだ学生はそう多くはないのではないでしょうか?)。結果として、留学中に興味深い成果を得ただけでなく、帰国後の自分の研究の幅が格段に広がりました。また、就職活動においても、一つの分野にとどまらない好奇心と実際に異分野で研究留学した行動力が評価されました。日本の大学に在籍している間は、二つの分野を独立して学ぶことは非常に難しいと思います。留学では自身を取り巻く環境が大きく変化しますので、異分野を学ぶチャンスでもあります。興味が赴くままに異分野留学に挑戦するのも、自分の幅を広げるために有効であると考えます。

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大学院選び

あきこ(東京理科大学/ 神奈川県立横浜国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Imperial College London MSc Soil Mechanics インペリアル・カレッジ・ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

とにかく情報収集! ・Webサイト(i.e. 留学機関、大学・大学院の) ・留学支援機関(i.e. SI-UK) ・体験者から話を聞いて ・日本にいる大学の先生から…自分の大学にいなければ、他大学に出向いてみるのも良いかもしれません! 応募・出願に必要な書類・スキルを揃える ex)イギリス大学・大学院コースの場合 ・履歴書(CV(Curriculum Vitae) ) ・自己PR書(Personal Statement) ・推薦書(Reference) ・IELTSのスコア(6.0~7.0)

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受け入れ先機関の選択と交渉

嶋田洋成(京都大学大学院/ 京都府立嵯峨野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミシガン大学
  • アメリカ合衆国
  • ミシガン州アナーバー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学したいと考える学生が最初にぶつかる壁が、留学先機関をどこにするか、受け入れ先機関にどのように受け入れを許可してもらうかではないでしょうか。充実した留学を実現する、させてもらうためには、自分で緻密な計画を立て、魅力的な留学計画を作ることが大切です。私は具体的な計画を渡航前ぎりぎりまでなかなか決められませんでしたが、あれがしたい、これがしたいと自分のやりたいことやタイムスケジュールを組み立て、受け入れ先の教授にアピールすることで受け入れを認めてもらうことができました。

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研究室探し

佐々木謙一(東京工業大学/ 芝高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジョージア工科大学
  • アメリカ合衆国
  • アトランタ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

理系で留学を行うと研究室に所属することになるが,その指導教員の先生を探すのが難しい.返信率は概ね3割程度で決して高くなく,一大学院生が教授にメールをしても相手にされないことが多い.よって,日本の現在自分が所属している指導教員の先生からの推薦や先生経由のつてを利用するのが最も効率的である.

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友人やクラスメートの姿を参考に、そして支えに

ハナエ(立教大学大学院/ 福岡女学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ・ディドロ大学
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

院での授業は、自分の研究とは少しずれもあり知識が足りない点も多くありました。またハイレベルな場であるがゆえに、また政治やテロなどすごくデリケートな問題に議論が発展するがゆえに、どんどんとついて行くことができなくなっていきました。同じ研究分野でも研究への向き合い方が全く異なり、自分の甘さを痛感した経験です。しんどく重い議論もあり頑張ることをやめたくなるような瞬間もありました。そんな中、寮の友人たちが毎日勉強漬けで頑張っている姿を常に横に見ていると、自分を奮い立たせることがきました。また授業はほとんどフランス人でしたが、寮で重いテーマを外国人同士で話したり、また寮のフランス人にフランス的な解説をしてもらうことで自分が抱えていた溝を少しずつ埋めて行くようにしました。

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思い通りにいかなくても諦めずに立ち向かい,少しでもいいから前に進む

のば(名古屋大学大学院/ 愛知県立刈谷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • イリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校 機械工学専攻
  • アメリカ合衆国
  • シカゴ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

最初はミシガン大学への留学を計画していました.しかし,諸事情により当初計画していた形での留学が実現不可能となり,悩みに悩んだ末留学先を変更しました.そのため元々ミシガン大学でアポを取っていた研究室にいけなくなり,変更先のイリノイ大学についてから直談判で研究室に入れてもらう交渉をしなければなりませんでした. なかなか受け入れてもらえませんでしたが,断られてもそこですぐ帰るのではなく,どう自分をアピールしたほうが良いかアドバイスを聞いたり,自分の専門分野に関連する研究室が他にないかを聞いたりしてあきらめずに色々な研究室に交渉しに行きました. その結果,自分を売り込むこともうまくなり,当初の目的を果たせるような研究室に受け入れてもらうことができました.

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留学は色んな人の支えが成す

コモリン(鹿児島大学/ 鹿児島私立樟南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハノイ国立農業大学、スリウィジャヤ大学
  • インドネシア・タイ・ベトナム
  • ハノイ、パレンバン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

現在の教授や現地で出会った人々、たまたま知り合った日本の教授との出会いがあったからこそ、この留学を成功させることが出来たと思う。だから、迷って一人で考えるより、一人でも多くの人に頼ってみるのもありだと思う。相談してみたら意外と良い案を友達からもらったり、他の人を紹介してもらって、成功につながる道が開けるものだと思う。

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粘り強く交渉する

火山灰(テフラ)屋さん(首都大学東京/ 私立成城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Oxford Research Laboratory for Archaeology & the History of Art
  • イギリス・イタリア
  • オックスフォード
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は先進国に行ったということもありあまり苦労をした経験はありませんでした。あえて言うなら、渡航前の手続きに苦労しました。 まず留学先を探す際には、私の研究分野が活発な国で1人か2人ずつ研究者をピックアップして交渉を行いました。返信すらくれないことも多くありましたが、ようやく良い返事をもらえたのがニュージーランドの先生でした。しかし受け入れが決定した後、その先生がサバティカルに入るということが判明し、全ての話が頓挫しました。その影響で、新しい渡航先探しはもちろん、トビタテ計画書の変更申請など様々な事務作業が押し寄せてきました。当時、未来への不安や留学に対する不安などに苛まれていた私としては、英語のメールもろくに打てない自分に打ちひしがれていました。 その後なんとか留学先をみつけ渡航までこぎつけられたのは粘り強く留学先の先生方との交渉ができた結果だと考えています。

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大学の枠を超えていろんな人たちにお世話になった

石塚昇路(兵庫県立大学大学院/ 青森市出身・岩手県立花巻北高等学校卒)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ワシントン大学大学院ランドスケープ学科
  • アメリカ合衆国
  • シアトル・モンタナ州ボーズマン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・建築・土木・都市環境

ランドスケープ分野ということ自体、日本ではまだまだ有名ではないことから、他大学の先生やインターン先の人などいろんな方に推薦状の執筆や受け入れ大学院先とのコンタクトなどサポートして頂いた。

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留学準備にはたくさん時間をかけて

Natsu(信州大学、イリノイ工科大学経営大学院/ 千葉県立千葉東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オクラホマ州立大学、イリノイ工科大学経営大学院 Master of Science in Marketing Analytics
  • アメリカ合衆国
  • オクラホマ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

大学・大学院に共通して、学校探しはどこから・いつから始めたらいいのかという疑問がある方は多いとおもいます。留学先大学探しは、想像するより時間がかかりますし、時間をかけたほうがいいです。留学を始めたい1年半〜2年ほど前には遅くても始めているのが理想かと思います。基本的に秋学期開始(8、9月)だと、前年の秋あたりから受験の受付が始まります。となると、留学前年の夏から準備をしていても遅くなってしまいます。春あたりまで受験を受け付けている大学も少なくはないですが、受験が遅いと奨学金の機会を逃してしまったり、早く閉め切ってしまう大学も多いので、それで後悔しないよう、前もって準備を始めるのが大事です。というのも、大学を決めるリサーチ、出願書類(エッセイや推薦状など)の作成にはとっても時間がかかります。例えば私の場合は、マーケティングを勉強したいと思っていても、どの分野に集中して勉強したいのか、というところを現在のビジネス情勢のリサーチを含め決定し、大学によって(特に大学院は)教授の専門次第で同じ授業でもとっても内容が全く違ってくるので、各プログラムのカリキュラムを調べるだけでなく、所属している教授のリサーチをする必要もあります。さらに、大学によって、要求してくる出願書類(特にエッセイ)が変わってくるので、大学ごとに違ったエッセイを書くとなると、何校もたくさん受験するのも難しくなります。GMAT/GREも、何度も受ける覚悟でたくさんの時間を割いて勉強する必要があります。基本的に数学は日本の高校教育を受けていればとてつもなく難しいということはないと思うので、用語を覚えて練習すれば割と高得点を望めると思います。大学のリサーチの仕方など、ネット上でたくさんの情報を得ることができ、さらに無料の留学セミナーなどを行っている機関も多いので、そのようなイベントにたくさん足を運ぶことをお薦めします。

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