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留学先探し / 大学院 64件

受験・進学先選びでは、時間と労力を惜しまずに。

とみた まりこ(上智大学/ 高等学校卒業程度認定試験)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リバプール熱帯医学校
  • イギリス
  • リバプール
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

ひと言で「公衆衛生を学びたい」と言っても、様々な希望があると思います。例えば、低中所得国向けか、政治や経済などの社会科学寄りか、医療系の専門資格を持った人と共に学びたいか、修論研究でフィールド調査を行いたいかなど。こういった自分の希望を明確化し、理想の留学生活を具体化することが、受験・進学先選びで大事だと思いました。また、できれば多様な媒体を用いて情報収集を行うことをお勧めします。先輩の体験談・留学検討中の仲間との情報交換では、説明会やウェブページからは知りえない生の情報が得られることがあるので、それらを総合的に検討することで、満足度の高い留学に繋がると思います。

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交換留学ではない正規留学をしたいあなたへ

SAKI.S(琉球大学/ 沖縄県立向陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブライトン大学・タウンプランニングコース
  • イギリス
  • ブライトン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

私の場合は日本で所属している大学が提携している留学先に行きたい大学がなかったために、自分で留学先選びから始めました。まずはイギリスで都市計画を学びたいということは決まっていたので、イギリスの大学院一覧をインターネットで検索し、その中からTown Planningコースがある大学を選択、自分の英語力で合格圏内に届きそうな大学、そしてできるだけ暖かい地域に住みたかったためにイギリスの南東部を選択しました。ブライトン大学に行きたいと決めてからはブライトン大学の担当教授に志願理由(A41枚)をメールにて送付、しばらくすると大学側から条件付き合格通知が来ました。これは英語のスコアを満たし次第入学が認められるというもので、そのあとはIELTSの勉強に励み、スコアをあげてから正式に合格通知をもらい、留学するという流れとなりました。このように自分で行きたい大学を選定し、単位や学位を取得目的として留学することもできます。

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研究関連の受け入れ先

たけ。(鹿児島大学大学院/ 福岡県北九州市 戸畑高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • トロント大学総合病院麻酔科PIE研究室
  • カナダ
  • トロント
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

研究分野に関わる留学については,コネクションを頼るのが最も近道であると思います。所属する研究室の先生,同大学の先生,同分野で他大学の先生などを片っ端から頼ることから始めましょう! 特に研究留学に関しては同分野のコミュニティが超重要になるので,学会等に参加した際には積極的に知人をつくっておくことをおすすめします。 私は研究分野に関わる留学ではあったのですが,日本ではほとんど行われていないテーマであったのでしらみつぶしに海外の機関に問い合わせるしかありませんでした。もちろん,日本で近い分野の方が少数ながらにもいらっしゃったのでその方たちを頼ったりもしました。行動し続けていれば,いつか何かがつかめるはずです!めげずに探し続けることが大事だと思います。

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研究計画

さな(京都大学大学院/ 神戸私立親和高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ダナン工科大学
  • ベトナム
  • ダナン市
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は研究インターンだったので、計画を立てるのが一番苦労しました。 研究は指導教員とのやりとりが命です。きちんとコミュニケーションをとるように心がけしましょう。 そして、一番大切なのは、「自分で考えること」です。言われたことだけをしても足りません。 自分の頭で「なぜ」「どうして」と日頃から考えるようにしましょう。それが研究だけでなく社会人に必要な能力だと、研究計画を取り組む上で悟りました。

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研究室への研究留学

ユーキオノ(京都大学大学院/ 大阪府立四條畷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KTH Royal Institute of Technology
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

研究室に研究留学をする場合は先方の許可を得る必要があります。研究室間の繋がりがあれば、それを利用すれば良いと思います。私は研究室間のコネクションのない研究室を希望したので、自力で許可を得る必要がありました。最初はwebに載っている教授のメールアドレスにメールを送りましたが返信はありませんでした。後で聞くと毎日100件以上のメールを受信するので全てはチェックしないということでした。そこで、webに乗っているVisiting Researcherのメールアドレスに連絡するとすぐに許可をくれました。したがって、自力で連絡を取る場合は複数の関係者にメールを送ると良いと思います。

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1時スタートは実際何時にスタートするのか?

がちゃぴん(名古屋大学/ 愛知県立一宮高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オタワ大学・ヘルスサイエンス学部
  • カナダ
  • オタワ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

日本人でも時間の感覚は人それぞれですが、海外の方と一緒に暮らすとなるともっと寛容にならないといけないです。ミーティングはいつも1時スタートと言われていたのですが、1時にスタートしたことは一度もありませんでした。あまり深く考えず、自分も遅れていくことで解決できます。

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希望コースと受入可能なコースの相違

MIKIYOSHI(筑波大学/ 茨城県立竹園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カル―ホイスコーレ, オーフス大学教育とグローバリゼーションに関する文化人類学専攻(修士課程)
  • デンマーク
  • カル―・コペンハーゲン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学中の大きな課題として、当初の留学計画の変更がありました。私が希望する大学院は日本で在籍している大学との提携がなかったため、”free mover”の枠を活用して自分で大学にアポイントメントを取り、願書を提出する必要がありました。私の場合は日本でお世話になっている指導教官を経由して指導を頂きたい教授にコンタクトを取り、その先生から留学生担当の職員の方を紹介いただく形でアポイントメントを取りました。職員の方とやり取りをする中で、私が留学計画を立てた時点で希望していたキャリアガイダンスに関するコースはデンマーク語のみの開講であり、当時の言語レベルでは受講が難しいとのアドバイスを受け、英語で開設されている教育と発展に関する文化人類学のコースを紹介され、そこが2つ目の留学先として決定しました。そのため、若者の支援制度についての研究、という留学目的を達成するために、キャリアガイダンスのコースに所属する教授から直接ご指導いただき、関係機関での調査を行うことができました。ホームページから得られる情報は限られているため、近場で実際に繋がる人脈を探してみる、また、早めに留学生担当の職員の方に直接連絡し、自分の希望や状況をできるだけ詳しく説明することが、留学計画の遂行において重要だと思います。

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事前に決めていた研究内容から変わっても大丈夫

伊藤 誠(東北大学/ 清風南海高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学航天航空学院力学専攻
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

受け入れ先は決まっていましたが、現地で研究する内容が日本での研究内容と似て似つかないものになりました。留学前にしっかり相談していたはずでしたが、あっさり変更になってしまいました。それでもいつかは何かの役に立つと信じて地道に新しい研究を始めました。帰国後は日本の大学で以前の研究に戻りましたが、信じた通り留学中の全く異なる研究での経験は役に立っています。

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大学の国際課に人を紹介してもらう

ズッキー(大阪大学大学院 / 大阪府立三国丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アーヘン工科大学・産業/技術マネジメント専攻
  • ドイツ
  • アーヘン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学の国際交流課を活用し,日本に居ながら現地の人を紹介してもらうことで,生の声を聞くことができる。

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英国大学の博士課程に入学するには

ゆう(慶應義塾大学大学院/ 千葉県立船橋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キングス・コレッジ・ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

英国大学の博士課程に入学したい場合は、IELTSで合格点を出す努力をしつつ、まず、自分の研究にあう指導教員を見つける必要があります。自分の研究に関連する研究書や論文を読み、また、自分の研究の関連分野を専攻する日本の大学教員に尋ね、探してみてください。その後は、英国大学のウェブサイトの教員のページを読むことが大事です。教員のページには研究内容、業績、研究歴、指導学生の研究内容、今取り組んでいること、担当授業などが詳細に書かれており、参考になります。希望する大学のことや博士課程のプログラムなどについても調べたうえで、指導教員候補が決まったら、次に、その教員に挨拶のメールを送り、指導してくれるか尋ねることになります。ここで内諾が取れればいいのですが、教員によってはメールの返信がかなり遅かったりしますので、しばらく経っても反応がない場合は、次の出願のプロセスに移ってしまった方がよいかもしれません。出願は大学のアプリケーション用のウェブページから行います。ここで、卒業・修了証明書、成績証明書、IELTS証明書などに加え、研究計画書、自己紹介文を提出することになると思いますが、この研究計画書で希望する指導教員と自分の研究との相性を説明することができます。英国では第一指導教員のほかに第二指導教員がつく場合が多いので、指導教員候補を複数挙げておくと良いです。また、出願時には、日本の大学教員に執筆してもらった推薦書も提出する必要があるはずなので、早めにお願いしておきましょう。出願後、審査は1カ月ほどかかると思います。その間に、ほかの大学にも出願し、すべり止めを確保しておくといいでしょう。無事合格が頂けてからも、ビザ申請、住居契約など、留学前の準備がありますので、以上のプロセスを余裕をもって行う必要があります。

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