松岡 佑磨(法政大学/ 近畿大学附属広島高等学校・中学校 福山校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ジョンズホプキンス大学大学院 コンピュータ科学部 CCVL Lab.
- アメリカ合衆国
- ボルチモア
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
アメリカの大学院に研究留学する受け入れ先の研究室を見つける方法です。
- [1] 国際学会で発表し、その場で仲良くなった研究者に留学の受け入れを打診
- [2] アメリカの大学の夏休み(5月-8月)のLab internshipに応募
- [3] 所属研究室の共同研究先に留学を打診
- [4] 所属研究室の指導教員の個人的なコネクションを借りる
- [5] 日本で開かれる国際学会に聴講者として参加し、その場で話しかけて打診
- [6] 読んだ論文や著者のWebページに記載される連絡先から直接連絡
上の方が承諾を得やすいです。
[1]が一番良い選択肢で、同じ学会に参加している研究者は研究者としての実力が同レベル以上であることが担保されます。そこで出会った研究者に留学の受け入れをお願いすると研究レベルも内容も知ってるため、良い返事が返ってきやすいです。まずは査読のある国際学会発表を一度経験することを目標に留学準備を進めると良いです。
学部4年生の夏で参加する[2]は日本では知られていませんがおすすめです。2,3ヶ月の短期で留学し研究しますが、ちゃんとやればその後の長期インターンは簡単ですし、そのままPhD studentとして大学院入学も可能です。少なくともCV(履歴書)に書ける貴重な体験なので、学部生は応募していくべきです。Lab Internの募集は年明けから春先あたりだと思います。
[3]と[4]は留学はあくまで研究のキャリアの選択肢の1つで、留学するために研究テーマや研究室を選ぶのは本質ではないので、保険程度に考えておくと良いです。[5]と[6]は最後の手段だと思っておきましょう。研究と留学準備を地道に進め周りから信頼感を得て、最終的に[3]や[4]あたりで留学先を見つけると良いです。